こんにちは、しろです。
ディーパック チョプラ博士の『ブッタ』で悪魔のマーラが出てくるのですが、ブッタは子供のころからこの悪魔に打ち勝てきました。
ブッタはどうやって悪魔と対決してきたのでしょうか。その秘密はこの本の中に・・・。
【感想】『ブッタ』悪魔払い撃退の方法
この本を読んでいて、若き日のシッダールタのとった悪魔払いといいますか、悪魔を撃退する方法は、
みんなの役に立つのではないかなーって思えたので紹介します。
最初に解説しておきますが、
マーラは悪魔の名前です。
一方、シッダールタは、馬小屋で垣間見たマーラの姿をただの幻だと考えることによって、自分の想像力が作り出した暗い虚構の一つとして、マーラの姿を意識の隅に封じ込めておくことに成功していた。心が生み出したことなら、たとえそれがどんなに恐ろしいことでも、致命的な脅威とはなり得ないのだ。
つまりマーラには、シッダールタの心を惑わすことはできなかった。なぜなら、シッダールタの心には悪魔がつけ入る隙がなかったから。シッダールタを攻略するためには、献身的に悪魔に協力する必要だった、自分の考えを持たず、簡単に悪魔の手先となる者が。
『ブッタ 』 ディーパック・チョプラ著 P.137より
このことは、ブッタの悪魔に勝つ方法というよりは、
ディーパック チョプラ博士が考える
闇に打ち勝つ方法なんですよね。
恐くても、それは自分の心が作り出したものだから、自分の考え方次第でどうにでもなるよ!ってことなんですよね。
悪魔って自分の心の中にいるものなんですよね。
そして、シッダールタは、寡黙な隠者にに弟子入りして、瞑想中にまた悪魔と対決します。
その時の対決方法が、
前回のテーマ、ディーパック チョプラ博士の瞑想方法と同じやり方だったんです。
出家後で、悟りを開く前のブッタ(その時の名前はゴーダマ)の不快な心の声の撃退方法
瞑想中に心に浮かんでくるあらゆるおかしな考えと格闘しつづける。
↓
すべての考えを、自分でもわけがわからなくなるまで、とことん突き止める。
↓
すると、悪魔が心を惑わせるいたずらをしかける。
↓
そのたびにゴーダマの心は傷つく。
↓
日数や時間が経過する。
↓
すると、迷える心は自分で問題を解決し始める。
↓
そしたら、画期的なことが起こった。
↓
自分に起こる問題はすべて自分が作り出したものと理解するようになる。
と、こんな感じですが、
前の記事のディーパック チョプラのダイエット方法と同じでしたよね^^
ここで、隠者は重要なことをいいます。
悪魔が自分に関わってくる理由についてを語ります。
「悪魔にはおまえに気づかれたくないことがあるのだ。もし気づけば、それは悪魔にとって致命的なことになるからだ」
そのことを告げて隠者はゴーダマの元を去っていきます。
「マーラがおまえに決して知られたくないことがある。それはおまえが本当は誰であるかということだ」
では、ゴーダマがブッタになる瞬間の描写を説明します。
ゴーダマは悪魔のマーラには関心がないって告げたんです。
無関心です。
そして、
何事にも興味がないから
「月になりたい」って答えます。
「この地上では望むことは何もないから」
ゴーダマは自分の運命を支配しようと考えていました。
それが、
自身の不安や恐れの原因だったのです。
それに気が付いたら、
宇宙が祝福をしてくれたんです。
目に見える世界は幻想。
そして、
悪魔(宿命)を信じている(自分のカルマを信じている)と世界は本当の姿を見せてはくれない。
そんな悟りでした。
ゴーダマは自分が追い求めていた答えにようやくたどり着きました。
そして、
本当の自由を見つけたのです。
王子の時代には自由がまったくなかったですからね~~
ブッタの悪魔払い撃退方法のまとめ
ブッタと違って、自分で見つけたものではなくて、本で読んだものだから、
どうこうと言える状態ではありませんが、
本当の自由の中ではすべてが許される・・・ですって^^
カルマって
受け入れることが大事で希望へと向かう唯一の道だそうです。
本当の自分も、
みんな繋がっていて一緒であることを理解しないと
「自分が本当は誰であるのか知ることができない」
ようですね。
そして、たどり着く先は、
「心の平静」で、
「苦しむことがなくなること」です。
ブッタってどう思いましたか?
ひとぞれぞれの回答がでてくると思います。
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