『最後のトリック』 深水黎一郎さんの本です。
こんにちは。しろです。この本を読んでいたら、面白い論点が満載で、ワクワクしてきました。
この本は、なんと
「読者が犯人」なんです。
この小説の解説をされている作家 島田荘司 さんによりますと、
この本を閉じだとき、読者のあなたは必ず「犯人は自分だ」と思うはず!?
「読者が犯人」というのはミステリー界の最後の不可能トリックだそうです。
ミステリー好きには堪らないいう面白い本なのです!
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【中古】文庫 最後のトリック / 深水黎一郎【画】
なのですが、私の注目点は、別のところにあります。
いつしかスピリチュアルも科学的に解明できちゃいそうなんです(≧▽≦)
この本の中で、心理学の大学教授が登場します。最初は普通に心理学をやっていたのですが、超心理学の研究で有名な先生なんです。
彼のセリフです
↓
「いろいろな説がありますが、私は鍵は古い脳にあると考えています」
「古い脳?」
「そうです。我々が新しい皮質で覆ってしまった古い脳。彼らはそこに自由にアクセスできるのです。したがって我々はみな潜在的にあのような能力を持っているのです」
このストーリーの中で超能力美少女しかも双子!が登場します。
結局、彼女達は偽物だったのですが、彼女達が語った言葉が、
「まさにその通り!!」
って唸ってしまいました。
↓
超能力を使うときに「努力」が必要と彼女達の片割れはいいます。
読み取ろうと努力しないとダメなんだ・・・だそうです。
「とにかく精神を集中させて、姉さんがカードを選んでいる姿を想像するの。すると最初の姉さんの全体が見えて、それからぼんやりとだけど、姉さんが手に持っているカードの図柄が見えてくるの。それからそこだけズームするように精神を集中すると、やがてはっきり見えてくるの。その図柄以外考えられなくなるの」
博士はふむふむ、と何度も頷いた。
「それじゃあ送信の時は?」
「送信の時はね、胸の前に持っているカードの中に、自分がどんどん小さくなって吸い込まれていくような感じにするの。するとうまく送れるみたい。送ろうと送ろうと、あんまり意識するとダメみたい」
みんなが平等に持っている能力なんだと認識しています。だから博士からは偽物と認定されたこの双子の美少女たちも、騙そうとする考えかたを変えれば同じことができるようになるのではないかな~って思っています。だって自分で選んだ方法だから。私は、カードを当てるということはできませんが、自分の中のハイヤーセルフの言葉を伝えることはできます。
判り易くいうと”ひらめき”です。
ひらめきだったら理解できそうですよね。
自分がひらめいたことって信じられますよね(^_-)-☆
ってその閃いたことって実行・・・行動にうつすと良い事があるんです。
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