ピッコマから人気のコミック『セイレン〜悪党と契約家族になった〜』のネタバレ中心に紹介します。
歌で人間を魅惑するセイレンであるアリアは
最初は神のように崇められていました。
ところが伝説の妖怪だという噂が広まり、
皇帝はアリアの足を折って鳥籠に閉じ込めてしまいます。
バレンタイン公子に籠から救いだされましたが、
アリアは死の間際に、10歳の時に戻ります。
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第1話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第2話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第3話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第4話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第5話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第6話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第7話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第8話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第9話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第10話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第11話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第12話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第13話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第14話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第15話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第16話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第17話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第18話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第19話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第20話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第21話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第22話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第23話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第24話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第25話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第26話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第27話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第28話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第29話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第30話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第31話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第32話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第33話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第34話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第35話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第36話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第37話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第38話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第39話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第40話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第41話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第42話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第43話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第44話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第45話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第46話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第47話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第48話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第49話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第50話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第51話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第52話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第53話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第54話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第55話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第56話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第57話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第58話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第59話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第60話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第61話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第62話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第63話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第64話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第65話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第66話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第67話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第68話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第69話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第70話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第71話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第72話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第73話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第74話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第75話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第76話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第77話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第78話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第79話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第80話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第81話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第82話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第83話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第84話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第85話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第86話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第87話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第88話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第89話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第90話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第91話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第92話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第93話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第94話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第95話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第96話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第97話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第98話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第99話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第100話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第101話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第102話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第103話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第104話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第105話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第106話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第107話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第108話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第109話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第110話
- セイレン〜悪党と契約家族になった〜第111話
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第1話
助けてほしいと思っています。
アリアとロイドの結婚式から始まります。
前の人生ではロイドはアリアを籠から出してくれた人でした。
今の二人は10年間の契約結婚をした仲です。
生まれてきてくれてありがとう
私が必ず幸せにしてあげる
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第2話
アリアは母から声を出してはいけないと言われ、
ずっと薬を飲まされてきました。
その薬は声が出なくなる薬です。
それを飲まないと機嫌の悪くなる母
薬を飲むときだけアリアの前に現れます。
父からは虐待されて育ちました。
歌で人を誘惑し治療して操り感情を揺さぶる能力です。
そして、その才能は次第に妖怪だと言わるようになります。
足を折って、大きな鳥籠に閉じ込めました。
アリアを救ったのはロイドでした。
一緒に地獄に落ちよう
ロイドは悪魔だけど
私の救世主
アリアは死んだ時、10歳に戻っていたのでした。
父のコルテーズ伯爵
今なら復讐できる
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第3話
アリアは父に歌を聴かせます
じきにすべてを失う歌です。
そして、
セイレンが
悪意を込めて歌った歌の効果をすべて受け止める
「人魚の涙」を父から奪います。
アリアは残りの人生をロイドに捧げようと思っています。
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第4話
アリアの父(コルテーズ伯爵)は、
アリアにドレスを買います
アリアは
バレンタイン大公国に
「公子の慈悲」として送られることになりました。
メイド達は、
今まで意地悪をしていたので仕返しを恐れています。
バレンタイン公国は
公子の結婚相手を探す時のみ扉を開きました。
新婦達は後継者を生んでみんな死んでいます。
アリアは馬車で父親と共にバレンタインに向かっています。
ですが
バレンタイン公国が大きな結界で覆われていました
幻想系の結界です。
何かか始まった
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第5話
アリアの父(コルテーズ伯爵)は
アリアを売り込むために無断で侵入したのでした
アリアは馬車から降りると、
バレンタイン大公がアリアを殺せとオオカミに命じました。
アリアにオオカミが放たれましたが、
アリアはオオカミたちに懐かれます。
動物と共感できる能力はセイレンの固有能力の1つです。
アリアがオオカミに懐かれたので屋敷に招かれました。
実は私の娘を
ご紹介したく連れて参りました
執事長はアリアの父に厳しく接します。
伯爵の無礼を許すのは
ただあなたのお父様である
マエストロ・コルテーズ伯爵が
世紀の名曲を作曲した人だからです
その執事長はアリアには優しく接します。
「役に立つので私を引き取ってください」
とメモを差し出すアリア
父はいつもの暴力的な態度を取ります。
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第6話
よし買おう
アリア、大公に買われました★
大金を受け取ったアリアの父は、
欲をかいてしまいました。
「娘が生まれたら私にください」
今日からこの子を完全に忘れて生きろ
と言われていたのに。
アリアの父(コルテーズ伯爵)は消されてしまいました。
ロイド(小公)は、母の看病中で会えないようです。
ですが、アリアは使用人たちからとても大事にされます。
食べたいものがわからないアリアを
侍女長のダナが抱きしめてくれました。
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第7話
アリアはバレンタインで大事にされています
雨が降っているのに外で出たいアリアに
みんなが協力してくれます。
可愛い洋服に、可愛い傘、可愛い長靴も用意してくれました。
ウサギの仮面も用意してくれました。
温かいココア(マシュマロが入っている)も美味しいと感じます。
何を食べても吐くから
食欲がないと思っていたのに
私って甘い物好きなんだ…
お嬢様は可愛いと言われて、
きょとんとするアリアでした★
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第8話
ロイドの母の容体が急に悪化しました
ロイドは母を深く愛しています。
忙しくなったみんなと離れてアリアは庭に出ます。
そこにロイドが現れ、アリアを疑い剣を突き付けます。
首を傷つけても何も言わないアリアに
お前…ドブネズミの餌なのか?
とドブネズミ(暗黒家)の手下なのかと問います。
言ってみろ
ドブネズミのクソ野郎
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第9話
アリアへの疑いが晴れました★
ですが、ロイドは「バレンタインから出て行け」と言います。
ロイドの母は、
桜の下に埋めて欲しいと遺言を言ったそうです。
アリアはロイドの母の為に、
桜の木に「生命の歌」を歌います。
そして鳩たちに伝言をします。
鳩が窓に体当たりしてまでした伝言で、
ロイドの母が外を見ると
桜が満開の花を咲かせていました。
人はそれを奇跡と呼ぶ
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第10話
アリアの姿が見つかりません。
皆が探します。
最後にアリアを見たのはロイドです。
ウサギは俺が責任を持って探すよ
ロイドは桜が咲いていることに驚きます。
そしてその木の根元にはアリアのカバンが置いてありました。
筆談のメモを見てアリアの状況を察します。
アリアは目覚めた時にみんなに看病されていました。
アリアのカバンの中には
「治ったら消えろ」というメモが。
ロイドは私のことが嫌いなの?
メイドは「判断しかねる」と言いますが、
ロイドはアリアにデザートを
「種類別に食べ比べできるように準備をしろ」
と命令をしたそうです。
もしかして最後の晩餐じゃないの!?
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第11話
アリアは境界の外から来た
のでみんなが大切に扱ってくれます。
境界とはバレンタインを囲んだ山脈です。
大公国出身者は動物も人間もみんな丈夫で健康です。
大切にしてもらい喜んでいたアリアに
護衛騎士(アンジュ卿)の一人が暴言を吐きます。
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第12話
アリアはアンジュ卿の暴言に反撃します。
アンジュ卿は激怒して
「…何だと!このガキ!」と言ってしまいます。
そこにロイドが現れます。
アンジュ卿は命の危機にさらされます。
ロイドはアリアに言います。
俺がいない間
俺の全ての権限をお前に渡そう
アンジュ卿は追放されました。
あの時の鳩がアリアの元にやってきました
手紙を持っています。
アリアのことを春の妖精と呼び、
すべての季節を耐えて生きて見せると書いてありました。
生かしてみせる必ず
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第13話
アリアは歌の練習できる場所を探します
今の体力では、「治療の歌」や「破滅の歌」
を歌ったらすぐに死んでしまいます。
屋敷内で大公に捕まります。
それでお嬢様はこの悪魔に何のご用かな
「お父様 会いたくて来ました」とアリアは書きます。
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第14話
アリアの
「お父様は隣にいてくれるだけで嬉しいです」というメッセージを書いたから、
政務室で書類決済をする大公(義父)の隣にアリアは座る
ことになりました。
ある事件がありました
その事件をケバンディ子爵が
バレンタインの呪いとしてバレンタインに訴えました。
その呪いとは、ケバンディ子爵たちが罹った病気です。
ケバンディ子爵に
バレンタインが莫大な賠償金を払ってから
度々、バレンタインに過分な要求をする
ようになったケバンディ子爵は
賭博や詐称を日常的に繰り返しています。
そんなケバンディ子爵に対して
アリアは自分に案があると伝えます。
「病を治す方法を知っています」
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第15話
アリアは大公に、事件の解決の方法を教えます。
寄生虫の薬を飲ませればいいんです
呪いの原因は、
ケバンディ子爵たちが食べた蛇の寄生虫による病気だったのでした。
アリアはご褒美をもらえそうです★
許しを請いに来たケバンディ子爵、
大公は、今にも剣を振るいそうですが、
とりあえずはお金で解決することになりました。
ところが、部屋を出てアリアを見たケバンディ子爵は、
アリアの母コルネズにそっくりな娘を見て、
アリアが
バレンタインに歌を売り込みにきた
と勘違いをします。
セイレンの商品価値に下品な笑いをします。
大公はケバンディ子爵に剣を一振りしました。
アリアが
セイレンの娘だってことを知られるのが嫌だと
分かった大公は、
コルテーズ伯爵(アリアの父)が
過去に主催した集まりの会員全員を消そうと考えます。
ありがとうございます
ケバンディ子爵を
葬り去ってくれたことに感謝をするアリアです。
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第16話
大公はアリアに何でも買ってあげたくなっています。
アリアがいるとタバコだって吸いません。
アリアは、健康上の問題はないのですが、
身体が心身上の問題で食事を受け付けなくなっています。
医者は心理療法を勧めます。
感情を吐き出せない状態のアリアに、
大公はすべてのものから守ってくれるといいます。
泣き出すアリア
アリアはようやく食事が摂れるようになりました
食事を作ってくれた厨房のスタッフやメイド達に
感謝をするアリア
みんなもよろこんでくれました。
そして、ロイドが帰ってきました。
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第17話
ロイドはアリアがジャガーと
一緒にお昼寝をしているのを見て驚きます
生態系の錯乱者
アリアは食事をたくさん摂ろうとします。
治療と破滅の歌を歌うには
まだまだ身体ができていません。
アリアはロイドのお母さん
である大公婦人の病気を早く治したいのでした。
アリアは歌の練習をするために
この図書室が良いと思っている時、
こんにちは兄嫁様!
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第18話
バレンタイン大公の従弟で
天才だと認められて養子になった
ヴィンセント・バレンタインです。
「世紀の天才」と呼ばれています。
バレンタイン事変の前に
二重スパイとして追放される運命です。
もう一つのあだ名は「悲運の天才」
でもアリアはヴィンセントと
接していくうちに気付きます。
この子生意気だから
追い出されたんだ
ある日、アリアはヴィンセントにブチ切れます。
アリアの祖父は天才音楽家であり数学者でした。
そんなことも知らないのですか?
と言われ思わずアリアはオルガンを弾きます。
美しい調べにビンセントは心奪われます。
兄嫁様…やはり天才か
それもずば抜けた…ね
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第19話
ヴィンセントは「僕は天才なんです」
とアリアに言います。
「だから天才でありながら
才能を隠す者は許せません」
アリアが書斎にいるのは
人の目を避けて音楽の練習をしていたと勘違いをします。
そして、アリアが顔を隠しているので
「顔の天才だからですか?」と聞きます。
アリアが持っているものは「絶対音感と天性の歌声」
ですが、
アリアは音楽の才能で
幸せになったことがなかったのでした。
アリアが気づいたのは
「人間は絶対に神になることはできない」こと。
ずっとそんなに生意気な態度を取ってたら
石を投げられて死ぬってことよ
だからあなたがすべきことをしなさい
ヴィンセントは
アリアのすべきことは何か?と聞きます。
それは簡単 決まっているから
私の大事な人を守ること
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第20話
アリアは大公婦人との鳩を介しての交流を楽しんでいます
ですが、
最近は手紙を書く気力がなさそうです。
庭でアリアはロイドに会います。
ジャガーを触ろうとして
ロイドに手を弾かれたアリアは、
手に怪我をします。
ろにかく今度こそ治ったら
本当に出て行けよ
アリアはいつもの書斎で
歌の練習をしますが、
治療の歌と破滅の歌が全然歌えません。
ご飯も食べて運動もしているのに。
効率の良い方法を考えているとき、
そうだ・・・!
幻想の境界!
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第21話
アリアは幻想の境界を張った人なら
エネルギーの扱いに長けて人だと思い
会いに行くことにしました
考えながら歩いていると、シュトラット男爵とぶつかります。
彼は書記官です。
彼が持っていた資料を読んでまうアリア
シュトラット男爵は30秒くらいでは読めないだろう
と気にしません。
彼の狙いに気付いたアリアは
鳩たちにシュトラット男爵を襲わせます。
沢山の書類がばらまかれました。
アリアは犬のシルバーに会います
シルバーによると、
一番強いのが大公で、次がロイド、その次がアリアです。
アリアはシルバーに、
「アリアの次に強い人の所に連れて行って」
と頼みます。
塔の最上階にいる人物
その人がこの中にいるんだよね?
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第22話
アリアは塔にやって来ました
居留守を使っている「この城の呪術師カーリン」
の部屋の扉をぶち壊して入ります。
法律違反の呪術師が塔一つを占領している
ほどの優秀な人物です。
当初、面倒に思っていたカーリンですが、
エネルギーの使い方を教えて欲しいとお願いするアリア
私のコアを強制的に
開けることはできる?
アリアに触れたカーリン
嘘だろ?
人間がこれほどのエネルギーを
持つことが可能なのか?
自分の眠った力を引き出してもらうため
アリアはカーリンには誤魔化せないと声を出します。
セイレンを知ってる?
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第23話
呪術師カーリンはもちろんセイレンを知っています。
アリアはエネルギーを隠すことも
運用することもできるから
カーリンは
アリアがセイレンだということに気が付かなかった
のでした。
コアを開けて
無理言わないでくださいよ
アリアはロイドの為に未来を変えるつもりです。
それがどんな代償を払わなくてはいけないとしても
あんなに優しいあなたが
崩れていくのを知りながら放っておくなんて
…絶対にそうさせない!
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第24話
アリアは自分の意志が世界の摂理の一部だと言い切ります。
世界が間違っているのなら変えると。
そして、そのことで負う代償があるのなら
自分が全部責任を取る
アリアはカーリンに城の外に出れるようにお願いします。
カーリンはアリアの願いを聞き入れて、
移動スクロールを渡し、
アリアの代わりになる呪いの人形を作ると約束しました。
移動スクロールで移動しようとした時、
シルバー(オオカミ)が付いてきてしまいました。
神聖帝国ガルシアの闇の地域(無法地帯)
へアリアは向かいます
気をつけないと
アリアは柄の悪い男に目を付けられます。
顔さえ悪くなければ
結構な額で売れそうだ
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第25話
アリアはシルバーに人さらいを
追い払ってもらいました
アリアは治安の悪い捨てられた神殿の跡地に
「聖遺物」が隠されていたことを知っていたのでした。
回帰前は聖女がそれを見つけます。
今回はアリアが無事に手に入れました。
それは「神の審判」と呼ばれるものです。
帰ろうとした時、聖女ベロニカの首飾りを見つけます。
その首飾りも一緒に持って帰ります。
アリアは出てきたところを男たちに囲まれます。
やっと出て来たな
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第26話
男たちに囲まれたアリア
「聖遺物」にがっかりした男たちはアリアを売ろうとします。
そこに聖騎士団の制服をきた男の子が助けに入ります。
ですが、ボロボロになって負けてしまいます。
シルバーを呼ぶアリア
男たちは逃げてしまいました。
教皇庁まで、男の子をシルバーに乗せて送り届けるアリア
「あなたは正しい あなたの進む道を疑わないで」
とメモを残して去って行きます。
どうか彼が自分の信念を守り抜きますように
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第27話
アリアは呪術師カーリンの元に帰ってきました
その時、城の中では
「ヴィンセントがドブネズミの回し者」
という騒ぎが起きていました。
彼の未来がアリアには予測出来ていたことを
カーリンは知りますが、理由を聞かずにアリアを城へ戻らせます。
アリアは
カーリンの濡れ衣をすぐに証明する決意をします。
ヴィンセントを尋問する大公
ヴィンセントは自分に有利な証言をしません。
彼の態度は、
- 餌場にいた
- 間者ではない
- 餌場にいた理由は言わない
涙を流すヴィンセントは
牢屋に連れて行かれそうになります。
その時、シルバーに連れてきてもらったアリアが
ヴィンセントの手を掴みます。
するとロイドがアリアの手を掴みます。
無意味な触れ合いは控えろ
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第28話
アリアは尋問の場に聖遺物を持ってきました
神に選ばれし者が手に入れるようなものです。
驚くヴィンセント
神を欺く者への審判を
下す聖遺物です
聖遺物のお陰でヴィンセントの誤解が釈明されました。
息子の爵位を剥奪され左遷されたことを恨んだ伯爵が、
ヴィンセントに濡れ衣を着せたのでした。
聖遺物を「ただの拾った木の枝」
呼ばわりした仲間は、
バチバチと雷のような光に打たれてしまいました。
形勢逆転です。
大公は「ヴィンセントに何の恨みがある?」
と伯爵に問い詰めます。
ヴィンセントはまた調子に乗ってしまいました。
やっぱり
伯爵の近くにいると
バカがうつる気がして不愉快です
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第29話
アリアはロイドに伯爵の不正を「
書記 官法律の捏造」と単語で伝えます。
アリアは
30秒でばら撒かれた書類を読んだから不正が分かった
のでした(21話)。
大公は「全員の極刑」を言い渡します。
残忍な制裁に
ロイドはアリアの目を塞ぎ
ヴィンセントはアリアの耳を塞ぎます。
追い詰められた伯爵はヴィンセントの秘密
を喋ってしまいます。
それはあのお方が売春婦
の生んだ私生児だからです!
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第30話
大公がヴィンセントのことを
「バレンタインの血筋である以上 生まれなどどうでもいい」
と何度も言っているのに、
ヴィンセントに対して悪意を持っている伯爵。
ヴィンセントを陥れることしか言いません。
伯爵の無駄口にとうとう大公の剣が振り下ろされました。
ロイドとアリアとヴィンセントは
追い出されました。
子ども扱いされて、
出て行かされたことに怒りを感じるロイドでしたが、
何故かアリアを見た瞬間、
怒りが収まりました。
これより少し前、
アリアはロイドの部屋を訪ねたのでした。
「私に預けた大公様の権力 まだ有効なの?」
有効だ
これから私の言いなりになって
…俺がか?
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第31話
一応聞いてやる
何が望みだ?
この大公の権力を使って
ロイドに言いなりなってもらいヴィンセントを助けたのでした。
腐敗した家臣も一掃されめでたしです★
ですが、
ロイドは未だにアリアを疑っていて
追い出した方がよいのでは?と考えています。
アリアはヴィンセントに
天才だからと傲慢な態度はとらないように言います。
ヨシヨシもしてもらいヴィンセントは赤くなりました★
大公とロイドは
ヴィンセントの母を救ってくれました
報告したヴィンセントはアリアに
「なぜ僕をたすけたんですか?」と聞きます。
ロイドの弟だから
ヴィンセントはアリアの大切な人になるために
頑張ることにしました。
頑張るのは僕の特技ですから
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第32話
アリアは都合の悪いことは
すべて魔塔の主
呪術師カーリンのせいにしました。
アリアが廃墟から持ってきた首飾りは
「生命力を吸い取るもの」でした。
カーリンはペンダントの説明をしてくれましたが、
アリアのコアは開放してくれませんでした。
じゃあベロニカは
呪われた首飾りを身に着けていたの?
カーリンはアリアから逃げ出してしまいました。
アリアは大公妃の部屋を見つめています。
大公妃からしばらく手紙が届いていません。
雨に濡れていたアリアに傘をさしかけるロイドが
ロイド?
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第33話
ロイドはアリアに傘をさしかけてくれました
ロイドは、毎日伝書鳩を待っているアリアのことを、
ただ庭でボーっとしているだけだと思っています。
アリアが大公妃と文通している
ことはロイドには内緒です。
ロイドは、公国内に住む家を用意するし、
なんでも買うのでここから出て行けと言います。
大公妃は危篤状態です。
今日が峠だと言われています。
アリアは東の塔に行き、
呪術師カーリンに
コアを開けてもらうことに決めました
大公妃の病を癒すよ
これは私にだけできることなの
だからお願い
私のコアを開放して
死ぬべき者は死ぬのが自然の摂理なのに、
カーリンはアリアの言うことを聞いてしまいそうです。
…信じられない
あああ、、、僕はついにイカレたのか
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第34話
呪術師カーリンに
一時的にコアを活性化させてもらうことになりました。
間違いなく
身体にもかなりの負担かかかる…
アリアはコアをカーリンに開けてもらいました。
いきなりバレンタイン大公妃錆サビナの
ところに飛ばされたアリア
誰も入るなと言ったはずだ
サビナかなり怒っています。
サビナは危篤状態になると、
みんなを追い出し一人になりたがります。
大丈夫 元に戻せる
アリア 歌を歌います。
サビナが目を覚ますと
息苦しく…ない…
アリア、
心配そうな顔をして自分の喉を抑えて立っています。
サビナ、フッと笑います。
「春の妖精」ちゃん
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第35話
「春の妖精ちゃん」
と言われバレたかと思いましたが
サビナはすぐに寝てしまいました。
どうやら寝ぼけていたようです。
副作用の影響で、
血を吐き具合の悪くなったアリアはすぐに立ち去ります。
雨の中に転移し、血が洗い流されたアリア。
ロイドに声を掛けられます。
まさか血も…
瞬間移動も見られた?
見られてなさそうです★
雨でも人でも相手が何であれ
打たれっぱなしでいるなよ
大丈夫とロイドの頭をなでるアリア
ロイド照れました★
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第36話
このままだと君は確実に死ぬ
バレンタイン大公妃は代々短命続きだからです。
ロイドは
アリアの為を思ってここにいない方が良い
と言うのでした。
ここは地獄だ
君には荷が重い
「そうなる前に出て行け」とロイドは言います。
思いやりがあります★
お風呂の準備もしてくれるロイド
ロイドは内緒で
アリアが暮らせる屋敷を探しているところです
明日には見つかると言います
アリアはバレンタイン事変や
これから来る災難から目を逸らさないと決めました。
あとで離婚すればいいでしょ?
10年後でもいい
だから
私と結婚しよう
絶対負けない
アリアはロイドにキスもしちゃいます★
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第37話
なんで俺との結婚に
そこまで拘るんだ?
私を救ってくれた
恩人を幸せにして
あげたいから
そこにロイドの母が治ったと連絡が入ります。
「妃殿下の病状が一気に好転しました!」
アリア安心したのと副作用で熱が出ました。
今までで一番つらい熱です。
ロイドはアリアを看病をしています。
熱でアリアの顔を隠している仮面もビショビショです。
夫婦になるんだから
顔くらい見てもいいだろ?
結婚してくれるの?
ロイドのOKでました★
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第38話
ロイドは結婚してくれることになりました
「俺はウサギがどんな顔をしてても気にしないよ」
ロイドはアリアのウサギの仮面を外します。
あまりのアリアの可愛らしさに
ロイド、アリアに一目惚れです★
俺はロイド・カルデナス・バレンタイン
アリアドネ・コルテーズ
ようやく二人は挨拶をしました。
一方、神聖帝国ガルシアで聖女ベロニカの登場です
神聖力は決して高くないけど
生まれ持った優しさと温かい心
みんなに愛される聖女です。
騎士様、
意識を取り戻して本当に良かったわ
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第39話
聖女ベロニカは、
ガブリエルという少年を
高い神聖力があるから助けたのでした。
ガブリエルはアリアの事を心配します。
一緒に遺跡で戦った少年です。
騎士様
この私を信じてください
ガブリエルは聖女ベロニカに誓います。
「ならば僕はこの命が
朽ち果てるまで
あなたをお守りしてみせます」
ベロニカ、
部屋を出たとたん、豹変します。
アリアの書いた紙を破り捨てます。
「あなたは正しい
あなたの進む道を疑わないで」
ビリビリビリ クシャツ
ダサすぎだっつーの
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第40話
ロイドとヴィンセントが
アリアの寝室で勉強をしています
セイレンについて学んでいるようです
アリアは意識が戻っても起きられません。
自然に涙を流しています。
ロイドとアリアの相性は最悪だと
古書で見つけた記録で
ヴィンセントは読み取りました。
アリアには、
人の感情を刺激する才能が先天的にあり
ロイドの家系は代々精神力が脆いからです。
バレンタイン大公家は
狂いうやすく壊れやすい
アリアの最悪はロイドがアリアの歌によって
毒され狂うことです
ーー・ーー・ーー・ーー
医者では治せなかったので
カーリンが呼ばれました。
マナを安定化する薬を
定期的に飲むことになりました。
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第41話
ロイドがアリアに薬を飲ませてあげています
アリアは7日間、眠り続けていました
その間、ロイドは眠らずに看病していたのでした。
アリアはウサギの仮面を外していました。
ダナに顔を見られて
自分の顔がみっともないと思っているアリアは心配になりましたが、
ダナは「可愛い妖精さん」と言ってくれました。
ロイドはアリアにスープを飲ませてあげます★
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第42話
アリアはサビナ大公妃に公式に会える日が来ました。
手土産は「花木」になりました。
アリアは火花の木に決めました。
ロイドが花を取ってくれました。
アリアはロイドにいたずらをしてロイドの髪に花を挿します。
ロイドは自分の髪に花があることに気が付いていません。
護衛のクラウド(大公子の護衛兼補佐官)が笑っています★
ロイドとアリアは手をつないでサビナ大公妃の所まで行きました。
いらっしゃい
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第43話
サビナ・バレンタインに会ったアリアは
目を輝かせます。
素敵です★
サビナ大公妃は舞うように剣を振る姿がとても美しいそうです。
それからはロイドとアリアは一緒に大公妃の所には度々行きました。
ロイドが結婚の報告をした時、
父が「長い間、間者だと疑っていたのに今更結婚すると?」
と言えば、
ロイドは
「実は結婚相手どころか犬の餌にする気満々だったくせに」
と返します。
今はアリアの為に遊園地を建てているくらい
アリアを気に入っていますが
サビナ、怒りました。
自分が伏せっていた間に、
アリアに起きたことに対して
サビナはアリアを抱きしめると
お前ら
失せろ
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第44話
サビナに男性たちは追い出されました。
アリアは感情を抑えるのが癖になっていましたが、
サビナにわがままにふるまえと言われ
思わず笑ってしまいました。
笑って褒められました★
いつか心の余裕ができたら
お前の秘密を打ち明けてくれ
サビナはアリアに
どんなことを隠していたって
誰も非難をしないし
させない
春の妖精ちゃん
アリアが歌を歌ったことを
覚えていたようです★
ロイドはアリアがここに来た頃
弱っていて食事も摂れなかったことを初めて知りました。
ロイドの父大公は
アリアが来てからあらゆることがいい方向へ向かっている
と
そしてロイドを挑発します。
全てアリアの力のお陰だから
それで結婚したいのかと
ロイドは
アリアを操るな!
と吠えます。
自分は保護したいだけだと
大公は神聖帝国が探しているのは
アリアではないかと
それを伝えたのでした。
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第45話
城内に神官たちが来ています
夜中にアリアはうるさくて目が覚めてしまいました。
神官たちの話し声が聞こえてくるのです。
バレンタイン公国(アリアが今いるところ)に
神官の見習いを留学させる話をしていました。
ここに来ると悪に染まるとみなが心配をしています。
ガブリエルの話になりました。
ガブリエルが来ることになりそうです。
他の見習いは大事なので
低い身分だったガブリエルなら
うってつけということです。
遅れて神聖力を発現したガブリエルは暴走しやすいから
自分たちの国にいるよりは
バレンタイン公国にいた方が都合が良い点もあります。
ガブリエルは
後に神聖帝国聖騎士団長になり
ピネタ帝国で虐殺事件を起こした主犯です。
神官たちが言っていた
「闇があるからこそ
光が輝く」
アリアはこのことについて考えていたら
ロイドが来ました
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第46話
ロイドはアリアが自分の気を引きたくて
色々な行動を起こしていたのかと勘違いをしていました
俺が勝手に
君を気にしてると
気づいたんだ
アリアは自分の余命が10年と知っているので、
死んだら恨まれると
成人したら遠くへ行って一人で死のうと考えます。
ロイドはアリアに誓います。
バレンタインこそ君に居場所だと
一日でも早く婚礼を挙げようと言うロイド
アリアは
前世からロイドに惚れていると気が付きました。
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第47話
「悪意」浄化するため
ガブリエルがバレンタインに向っています
ガブリエルは
悪魔の崇拝者であるバレンタインを
一掃した方が良いのではないかと
思っています。
ーー・ーー・ーー
城内では
バレンタイン妃殿下の病が完治したので
ロイドとアリアの婚礼は
バレンタインの呪いは影響されないと
希望が生まれています。
アリアは
ヴィンセントからバレンタインのことを教わり、
教皇さえ出来なかった、バレンタインの浄化を
アリアの歌で浄化できると
確信しました。
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第48話
マロニエはアリアの侍女になりました
アリアがマロニエの冤罪を晴らしたからです。
大公妃はアリアがセイレンだと知っているから
セイレンの力でマロニエを救った
アリアに味方を作ってくれたのです。
ーー・ーー・ーー
緊急招集で領地貴族たちが集まりました
婚礼についての話し合いです
アリアこっそりのぞきに行きます。
ヴィンセントもついて来ました。
アリアの素性を隠しているので
アリアがお妃になることにみんな反対をしています。
自分の娘を大公妃にしたいのです。
ロイド、剣で脅して全員を賛成させました。
みんなに守られアリアは
心が温かくなってきました。
これってまるで
本物の家族みたい
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第49話
クラウド卿がアリアとヴィンセントの前に現れました
アリアは、
クラウド卿が自分の役に立つと思い、
自分の護衛騎士にしてもらいました。
ーー・ーー・ーー
結婚式当日です
アリアは、
迎えに来たロイドがキラキラして見えました。
私の世界で
一番輝く人は・・・
あなただわ
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第50話
ロイドとアリアはお互いに、
相手のことがすごく綺麗だと思っています。
ロイドはアリアを抱きかかえて式場に向います。
略式の婚礼の儀が始まりました
結婚指輪は、
高価な「ディープブルーダイヤモンド」です。
指輪が魔道具になっていて
言葉を発しなくても
お互いに魔法で言葉を伝えあえます。
前世はロイドがアリアの救世主でした。
今度はアリアがロイドを守る番です。
結婚式が終わりました
自分を守って
あなたを守るために
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第51話
ロイドとアリアが結婚して
初夜を迎えました
同じ部屋で過ごすことを嫌がったロイドは
ソファーで眠ります。
夜、アリアは目を覚ますと
ロイドが苦しそうに血を吐いていました。
先祖の業で
代々、始祖の罪を償いながら
最後には悪魔になると言います。
アリアは、
声を出してロイドの名前を言います。
そして、セイレンの力を使って歌を歌いました。
アリアはロイドに自分の秘密を教えました。
二人は手を繋いで眠りました。
次の日、
アリアはロイドに
「人魚の涙」の宝石を渡します。
セイレンの愛の証
なんだって
ロイドはお父さんのように
悪用したりはしない
はずだから
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第52話
ガルシアから来た神官見習のガブリエルと
アリアは会いました
将来の聖女の忠犬 教皇の腹心
聖騎士のガブリエルです。
前世でアリアは彼に妖怪だと罵られました。
アリアは5年かけて
ガブリエルを丸め込み
自分の切り札として利用することにしました。
天子様を
助けたのは 私よ
ガブリエルは
アリアの動物たちに
教会まで運んでもらったことを
知りました。
そしてガブリエルは
アリアの言葉が
聖女から受け取った言葉と同じこと
に気が付きました。
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第53話
屋敷のみんなは
アリアのメッセージカードを欲しがります
単に可愛いからだろうな
若く才能のあるクラウド卿が
アリアの護衛騎士に任命されました
みんながアリアの事を好きになる中、
毎日のように礼拝堂にいくアリアが
ロイドは面白くありません
欲張ってはいけないと
自分を戒めるロイドでした。
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第54話
大公は疲れているようです
大公が暴れています
「どうやら時が来たようです」
ロイドが止めますが
「悪魔の意思」が働いているようです。
戦いの中、ロイドの右腕が折れました。
ですが、大公妃が
殴っただけで止まりました。
愛の力★
時が来たと言う意味は
継承時期が来たということです。
ロイドはまだ14歳ですが
大公の地位に就くのはまだ先ですが
悪意の継承が始まります。
大公は段々自制が聞かなくなり
自ら結界を張って離宮に
閉じこもりそこで死んでいきます。
ロイドも血を吐くような発作を続けた後
体が丈夫になって行くと言います。
じゃあ
私が地獄まで一緒に
ついていってあげる
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第55話
アリアは大公の寝室に出向きます
アリアは義理の父の為に強いお酒を
取り上げます。
10日間も寝ていないそうです。
大公は突然、
秘密を打ち明けます。
お前の歌声は
どこへいても
俺の耳に届く
バレていました★
アリアは大公こそ
セイレンの能力を必要としている
のかもしれないと思いました。
アリアは子守歌を歌います。
思わず笑いだす大公
アリア、プーっとほっぺたを膨らませて
怒ります。
謝る大公
「おねんねをもう一回やってくれ」
アリアは妖力を強くして歌います。
今晩はぐっすり
眠れますように
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第56話
大公はアリアに部屋をプレゼントしました
今まで客間にいましたが、
家族として認められました。
大公はアリアを抱き上げて
部屋まで連れて行きます。
部屋は大公が大公夫人のサビナと一緒に
作りました。
大きなウサギのピンクのぬいぐるみは
ロイドからです。
ーー・ーー・ーー・ーー
ロイドがアリアの部屋まで
手紙を持って来ました
手紙の束の家門の中から
アリアを養子にしてくれる家を
選べばいいとロイドは言います。
コルテーズ伯爵がアリアの親権を手放したので
アリアがセイレンだという事を隠すためにも
養子縁組は必須です。
その手紙の中に
シャトー伯爵家の手紙を見つけました。
回帰前、
アリアはシャトー伯爵のせいで
皇帝の籠の中に囚われたのでした。
アリアはその手紙を見て
動揺します。
ロイドは
「鬱憤は吐き出せ」と言います。
アリアは
「わがままに生きていれば良かった」
とロイドに話しました。
ロイドは
シャトー伯爵の手紙を手に取り
アリアに言います。
邪魔者を消してでも
貫き通せ
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第57話
アリアはアンジェロ家と養子縁組を
したいとロイドに言いました
ーー・ーー・ーー・ーー
シャトー伯爵が亡くなりました
前世でアリアを苦しめた伯爵を
ロイドが悪事を暴いて破滅させたのです
それの告発でロイドは
アンジェロ家の信頼を勝ち得て
アリアをアンジェロ家と養子縁組
させることが出来たのでした。
ーー・ーー・ーー・ーー
アリアは義父と義母の元へ毎晩
交互に通っています
不眠を治す為と
病み上がりの回復の為です。
でもロイドの所にも
行った方が良いのかな?
と護衛に言われて気が付きました。
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第58話
ガブリエルは
アリアと仲良く過ごしています
聖女のベロニカはそれが気に入りません。
「悪い予感しかない」
ベロニカは打算で
シャトー伯爵が人身売買に使っていた孤児院の
救済に乗り出しました。
ーー・ーー・ーー・ーー
アリアは以前
治安の悪い捨てられた神殿の跡地で
見つけたネックレスに
神聖力を吹き込むようガブリエルに頼みました。
ガブリエルが神聖力を吹き込むと
ペンダントが光り、
ガブリエルの力を奪い取りました。
カーリン(大公城の呪術師)の予想通りです。
ガブリエルは後に最強の聖騎士になります。
その時にはこのペンダントの秘密が分かると
アリアは期待をしています。
ーー・ーー・ーー・ーー
アリアは11歳になりました
春になりアリアは
大公妃に剣術を教えてもらっています。
二人はとても仲良しです。
夏になり
ロイドは自分が
アリアに剣術を教えたかったと
拗ねています。
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第59話
季節は巡ります
アリアドネ11歳の冬です
神聖帝国の国教の祝日にアリアは
ガブリエルにバックを貰いました。
アリアはガブリエルに
ケーキをプレゼントしました。
ロイドの誕生日は
もっと本格的に
祝ってあげなくちゃ
アリアはロイドの誕生日に
手作りの大きなケーキを
プレゼントしました
お誕生日おめでとう!
ロイドは自分の誕生日は
嬉しくない日です。
ふたりで一緒に
今日を楽しい日にしよう
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第60話
聖女のベロニカはガブリエルの連絡が
途絶えがちな事を怒っています
ベロニカは自分をワザと傷付ける作戦に出ました。
ーー・ーー・ーー・ーー
ロイドは18歳になり
アリアの目には大人見えます
ダイアモンド流通経路での横領も見つけました。
アリアは大公を救う方法を考えています。
大公の「悪意の浄化」は
セイレンの歌ではできませんでした。
でも方法はあるはずよ
セイレンは自分の他にもいるのではないかと考え
海に沈んだ
セイレンの故郷「アトランティス」の
財宝を見つけようとする探検家に
アリアは会ってみることにしました。
探検家は
「私はアトランティス王家の末裔なのです」
と家宝をアリアに見せました。
家宝がアトランティスへ導いてくれる地図だと言います。
アリアがその家宝を手にした瞬間
家宝がピンクの真珠になりました。
借金をかかえる冒険家は
お金持ちになりそうだとアリアが考えていると
冒険家がアリアにひれ伏しました。
わっ我が王よ!
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第61話
アリアはピンクの真珠を買い取りました
ロイドも大公も
セイレンの歌を何年も聞いているのに
狂ったり執着していません。
ロイドはとてもアリアを大事にしています。
ですがアリアは
キスもされない自分を不憫に思っています。
ーー・ーー・ーー・ーー
聖女ベロニカは
自分を虐待したと陥れたバロームを殺害した時
神官の血を摂取すると
聖神力を吸収できることを
知ってしまいました。
これからゆっくり
上手な使い道を
研究しなくちゃ
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第62話
アリアはヴィンセントと一緒に検討した結果
セイレンの歌が
人を狂わせた記録はありませんでした
神聖帝国ガルシアの策略に
過去のアリアは陥れられたのでは?
回帰前、内戦の火種となったアリア
それを仕組んだのはベロニカ?
と推測します。
アリアはガブリエルを訪ね
そこで遺跡で見つけたペンダントが
神聖力を吸収するものだと分かりました。
回帰前、
「連続神官殺人事件」
の犯人は見つかりませんでした。
彼女が犯人なのかも?
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第63話
アリアはベロニカが連続殺人犯だと
仮定して手を打ちました
聖女をひたすら信じるガブリエルに
より完璧な否定をするために
ベロニカを探らせることにしました。
ーー・ーー・ーー・ーー
夢の中でアリアは
海の中にいました
そこはアトランティス
城から宝箱を持ち出しましたが
怪我をします。
目覚めたアリアは
怪我をしていて
宝箱を手にしていました。
ペンダントにため込んだ神聖力で
アリアは怪我を治しました。
朝になりアリアは
宝箱を開けてもらうために
ヴィンセントの所に行きました
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第64話
アトランティスから持って来た
宝箱はヴィンセントに
調べてもらうことにしました
ーー・ーー・ーー・ーー
ガブリエルは
聖女のベロニカを神格化
しすぎていたことに気が付きました
「人為的に神聖力を高める方法
があったらどうしたいか?」
聞いただけで
圧力をかけられたからです。
ここにもやって来そうです。
その時、ロイドから通信が入りました。
皇帝のことが理由で
皇宮に行く要請が出たと言います。
通信器からガブリエルの声がした為
ロイドがアリアの元へ駆け付けました。
ロイドは
ガブリエルが聖女のことが大切だから
ガブリエルがアリアへの気持ちに気が付いていない
ことを見抜きました。
やっぱり
気に食わない奴だ
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第65話
皇帝がバレンタインを陥れるために
横領事件を作り上げたのでした
アリアは皇帝を正気に戻すために
ロイドと一緒に皇宮に行く事にしました。
書類上の父親アンジェロ公爵の城に
ロイド・アリア・ヴィンセントと共に訪れました
侯爵と次男のルターが迎えます。
公爵は言いました。
ドブネズミの頭は生きています
アリアは焦ります。
魔法使いハンスを洗脳して
4年前に
ドブネズミの頭を殺すように
暗示をかけたからです。
公爵の長男は
頭がいると思われる村に調査に行っています。
そこでは村民がマナを吸い取られた状態で
枯れ木のような屍になっていたと報告しています
バレンタインは
ドブネズミにも狙われています。
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第66話
ハンスが下されたドブの王からの命は
アリアを誘拐し中毒にさせ
ありもしない解毒剤でバレンタインを脅すこと
しかし
アリアの歌で失敗に終わりました。
ハンスは必死に哀願し
許しを請いました。
次はドブの王の為の
人間キメラの制作を命じられました。
体は使い捨て
すぐに新しい体が必要になります。
王は言います。
なるべく美しいものを
ーー・ーー・ーー・ーー
ピネタ帝国の建国再です
儀式と会議も続きます。
アリアにとっては社交界デビューになります。
聖女のベロニカも来る予定です。
会場では
ロイドとアリアは遠巻きにされています。
養子縁組をした公爵家の書類上の兄も
見世物だとうなります。
ロイドとアリアがダンスをしようとした時
皇帝が入場しました。
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第67話
ピネタ帝国の皇帝は入場後すぐに
ロイドとアリアに話し掛けます
アリアは皇帝の表情から
何か企んでいると見抜きました。
アリアの休憩中
ヴィンセントからの通信が入ります。
ヴィンセントは
アリアの期待を背負って頑張っているので
近いうちに
アトランティスの箱は開きそうです。
皇帝から招待された晩餐に
ロイドとアリアは向かいました
アリアはロイドを守ると意気込みますが、
その部屋は
アリアが回帰前、
血を吐きながら歌わされ続けた
死ぬまでの2年間
鳥かごの中に閉じ込められていた
皇帝の飼育室でした。
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第68話
アリアは
どの属性のマナでも増幅させる
魔法陣に気が付きました
それをロイドに伝えます。
なんで君がそんなことを
知っているんだ?
ロイドは体調が優れないと
皇帝に退出を言い渡しました。
皇帝は怒ります。
侍女がロイドとアリアを殺そうとします。
ロイドが剣を投げますが
切られても動き回ります。
皇帝はロイドをアリアを
凶賊と叫びます。
ドブネズミと皇帝は手を組んだ様です。
魔法使いのハンスは
ロイドに切りつけられました。
そこの悪魔のクソガキ
呪文ぐらい唱えさせてくれよ
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第69話
部屋の中に使用人が多いのは
ドブネズミの頭の生贄のためでした
皇帝はドブネズミの頭を外に出さないために
出入口を塞いでいる事にして
ロイドに危害を加えるつもりです。
ロイドは
アリアに歌を歌わせてくれませんでした。
ドブネズミの頭は
ロイドの悪意を奪い取るつもりです。
アリアは、
ロイドが悪意を取られた場合
ロイドの人格が崩れるかもしれないと
心配します。
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第70話
ドブネズミの頭は
ロイドの悪意を魂に取り込んで
死んでしまいました
この世の摂理を正す
浄化の力のようだ・・・!
ドブネズミの死臭が消えました。
ロイドはアリアを部屋の外に出して
皇帝と交渉をしました。
死にたくなければ
俺を納得させる
条件を出して
もらいましょうか
ーー・ーー・ーー
聖女のベロニカはバレンタインの馬車を見て
挨拶をしたかったと言いました
神殿長はドブネズミの残党がキメラを利用した
事件の話をします。
ベロニカは悪意を聖なる力の例えをする
神殿長に疑問を持ちますが、
キメラからヒントを得て
自分の進むべく道を決めました。
ロイド達はいくつもある屋敷の一つに泊まります
そこはロイドが5歳くらいまで過ごした屋敷でした
ロイドは屋敷に向かいながら
アリアを見つめています。
あまりにも甘すぎて
毒と知りながら・・・
ついのめり込みそうになる
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第71話
5歳のロイドが
「自己犠牲の呪」の本を読んだ事により
悪意が継承される時
自滅することを望んでいました
そして死のうと呪いを暗唱しましたが
失敗しました。
ロイドは屋敷が静かなことに驚愕します。
アリアを探すと
そこには血まみれのアリアが
自分が悪意を暴走させたからだと
絶望します。
アリアは夜中に目が覚め
ロイドのうめき声を聞きました。
ロイドの部屋に駆け付けると
静かに涙を流しているロイドがいました。
俺は生きたい
君と一緒に生きたい
私も・・・生きたい
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第72話
ロイドが死のうとしたことを知り
悲しむアリア
ロイドから経緯を聞き出しました。
それによりアリアは
前世でのバレンタイン事変が
ロイドが唱えた呪いで
暴走した悪意が原因だと推測しました。
ポロポロと涙を流すアリアに
焦り謝るロイド
自滅するぐらいなら
世界を滅ばすから
全てが滅んだ世界で一緒に生きよう
ーー・ーー・ーー・ーー
ハンスはドブの王から解放されたのに
また別のマスターに
捕まりました。
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第73話
ヴィンセントが箱を開けました
入っていたのはアトランティスの音符です
ヴィンセントがあまりにも音痴だったので
アリアは思わず声を出してしまいました。
唖然とするヴィンセント
アリアはアトランティスの歌を歌いました。
ーー・ーー・ーー
呪術師カーリンの移動術で
大公達が皇宮より帰って来ました
お出迎えをするアリア
大公夫人とアリアは散歩をすることになりました。
その時、呪術師カーリンは嘔吐しました。
だから僕が…
うっ言ったでしょうが
あれほど未来を
変えちゃダメだと…
大公夫人に未来を変えたことが
バレてしまいました。
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第74話
以前アリアが大公夫人の命を救ったから
アリアは前世よりもっとひどい代償を得ると
カーリンは言いました
周りが殺気を振りまく中
カーリンは逃げようとしますが
皇帝を始末して傀儡にすり替えるために
働いてもらいます。
アリアはロイドに
悪魔の位置について
もっと詳しく教えてくれない?
ロイドは禁言の契りでしゃべれません。
アリアは推測します。
バレンタインは全世界が作り上げた
この世界の悪役だと
分かってきました。
バレンタインの先祖が犯した罪のせいで
神の聖力を汚したらしいけど…
それは遠い昔の話で
今のロイドには何の非もない
アリアは自分もすり替え計画に
乗ることに決めました。
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第75話
皇帝をバレンタイン伯爵とロイドが脅します
先代の皇帝は息子に
バレンタインを刺激するなと
死に際まで言い続けたのに
現皇帝は聞き流して来ました。
アリアが名乗りを上げました。
前世で人魚の涙を手に入れた皇帝
お前の声帯が引きひぎれるまで
血を吐いて死ぬまで
歌い続けるがいい!
アリアは生きる屍として
苦しみ続けるしかなかった恨みを
のせて破滅の歌を歌いました。
いくら足掻いても
抜け出せない絶望のどん底も…
思う存分楽しんでみなさい
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第76話
アリアの増悪に満ちた歌声を聞いて
ロイドは
アリアと皇帝との関係を考えていました
後始末をカーリンに託し帰りました。
ーー・ーー・ーー
ヴィンセントに4年間
声が出せることを黙っていたことを
アリアは謝りました
ヴィンセントは解析を頼まれた箱の中の
「黎明」の歌は故郷を探すレイレンの為に
用意されたものだと言いました。
コンク・パール(アトランティスの地図)
で以前、アトランティスの夢を見たアリアは
箱を手に入れ
目覚めた時には箱を握りめていたのでした。
アトランティスに入る方法は
セイレンが夢を通して
隠された楽譜を歌う事だと
ヴィンセントは推測しました。
アリアはコンク・パールを
持ってきた探検家も調べなおすように
ヴィンセントにお願いしました。
ーー・ーー・ーー
皇帝はヴァレンタインを
英雄としてたたえる授与式を
行うように命令しました。
皇帝は記憶が途切れています。
皇帝は何者かが自分を呪う声が
聞こえ続けることに苦しんでいます。
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第77話
皇帝からバレンタインに勲章と記章が授けられました
アリアは喜んでいます
授与式でアリアたちは聖女ベロニカに
初めて会いました。
ベロニカはアリアを
牽制してきました。
ベロニカはバレンタインに滞在している
ガブリエルを捨て駒のような表情で語っています。
まさか…別の
神聖力の入手方法を
見つけたとか?
ベロニカは
「ズルをして神聖力を上げたいとか
決して思っておりません」
と嘘をつきました。
ベロニカはアリアの手を
スリスリと擦ります。
ロイドが怒りました。
お前…今
何をした?
ベロニカは
「ガブリエルをあと1年よろしくお願いします」
と頼み
アリアの美しさを褒めちぎって去りました。
さすがに
度が過ぎてる
その後も
ベロニカは
ロイドとアリアを
不気味に微笑みながら見ていました。
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第78話
以前アリアにコンク・パールを売った
テッドが行方不明になりました
家族に為に宝探しをしていたはずなのに
「家族を見捨てた」
と騎士のクラウドは報告します。
クラウドは偽の情報を掴まされてきたようです。
領主が怪しいと考えるヴィンセントとアリア
領主のオニール子爵は
テッドの家族は
アンダーヒル奴隷商会に売り飛ばされた
と言ったそうです。
テッドは悪趣味な領主にしぼり取られ続け
生きていると考えたアリア
アリアは助けに行こうとします。
家族みんなに止められたアリア
アリアはアトランティスで自分以外のセイレンを見つけ
自分の身体を治してもらおうと考えています。
ロイドもクラウドも
一緒に行くことになりました。
ヴィンセントは
「僕も同行します」と申し出ましたが
クラウドに言われてしまいました。
どう見ても
お荷物でしかありません
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第79話
アリアの無計画な作戦で
オニール子爵の城から
テッドを助け出しました
裏口から入り
セイレンの歌を利用して
しかしテッドの家族は
ブルート王国へ向かう奴隷船に
乗せられてしまいます。
海賊のふりをして
奴隷船を略奪しに
行ってみましょうか
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第80話
ブルート王国では
拘束された魔法使いが
奴隷商のマスターからの依頼である
「一種類のマナを永久保存するキメラ作り」
を言い渡されていました。
ーー・ーー・ーー
アリアとロイド達は船旅を
楽しんでいました
この後、海賊になる予定です。
ロイドがアリアに甘えています。
膝枕をしてもらっているロイド
俺は今この上ない
安らぎを感じてる
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第81話
奴隷船の出向は2日後です
ロイド達は船ごと奪還します
ーー・ーー・ーー
奴隷たちは「素材」だと奴隷商会の頭は言いました。
さて補給の間の
船の警備は「実験体」共に
任せるとしようや
ーー・ーー・ーー
アリアの視力は素晴らしく
船が良く見え
状況把握が出来ます。
大きい船はロイドが奪還します。
アリアはお留守番です。
気を付けて行ってらっしゃい
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第82話
ロイドとテットが大きい船
クラウドが小さい船に向かいます
船には10体のキメラが
奴隷達を食べていました。
ロイドはアリアを通信で安心させてから
キメラたちを片付けます。
生存者の中に
リサ(妻)とレオ(息子)、
テッドの家族がいました。
駆け付け家族を抱きしめるテッド
大公子様?
私たち助かったんですか…
…大公子様?
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第83話
アリアが心配をしていると
テッドの助けを求める声が聞こえました
アリアはロイドに届くように歌を歌いました。
内臓がねじれるような痛みを伴いながら
アリアは倒れました。
ロイドは頭の中から
人間を殺せという声が聞こえました。
奴隷たちを殺そうとした時
アリアの歌が聞こえました。
我に返るロイド
アリア!
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第84話
護衛のクラウドはアリアの歌を聞き
アリアも強い力を持っていること
を知りました
クラウドは自分の存在価値を
見失なわず活躍しました。
ーー・ーー・ーー
ロイドがアリアの元に帰ると
アリアは倒れていました
もし・・・夢と同じ
結末を迎える羽目になったら
その時の俺は
耐えられるだろうか
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第85話
アリアは目覚めると大公城に戻っていました
アリアが慌てて起きると
ロイドの瞳が悪意の影響で
色褪せ始めていました。
アリアは3日間目覚めませんでした。
大公両殿下にも今回のことが
バレています。
奴隷船にいた人達は
バレンタイン城で
全員かくまっています。
船で公爵家のヴィンター・アンジェロが
人質となっていた所を発見されました。
ドブネズミを追って
捕まってしまったのです。
ヴィンター・アンジェロの容体は
後でアリアが確認します。
アリアはロイドに
多分ドブネズミを含めた
キメラの制作者は
ハンスだと思うの
と告げます。
ロイド
私は未来を知っているの
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第86話
ロイドは気づいていて
アリアが話してくれる日を待っていました
アリアは前世の記憶やバレンタインに
起こったことを話しましたが
「アリアの余命がわずか」
だとは言えませんでした。
未来の俺には感謝をしたい気分だ
おかげで俺が君に選ばれた
わけだから
アリアはロイドに心を奪われたから
と伝えられませんでした。
ーー・ーー・ーー・ーー
ロイドとアリアは
大公両殿下にお説教されました。
ヴィンセントも
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第87話
アンダーヒル奴隷商人の頭は
自分が絶対的な権力を持っている
と思っていました。
ですが現在牢屋の中で
瀕死の状態でいます。
毒で殺される寸前
聞えてきた歌声の話をしたところ
生かされることになりました。
それをベロニカも影から聞いていまいした。
ーー・ーー・ーー・ーー
ベロニカはアンドレア枢機卿に
追い出されそうになりながら
バレンタイン排除の役に立つことを
力説しました。
失敗したってあんたらに
損はないわよ
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第88話
奴隷たちは解放を喜んでいました
囚われていた男の子は
ロイドを英雄ヌア様だと
目をキラキラさせ
歌声からアリアは天使様だと
誰かが言いました。
解放された皆に紛れていた
アンダーヒル奴隷商会所の
手下のビブリオは「妖怪セイレン」
だと
みんなに不安を煽って
アンダーヒル奴隷商会所に
連れて戻るつもりです。
ですが
「恩人を仇だと
そそのかして何の得があるの?」
と聞き入れられませんでした。
ーー・ーー・ーー・ーー
ビブリオはバレンタインの屋敷で
再度皆をそそのかしました。
男の子が反発
それにビブリオは暴力を返します。
そこにアリアが登場しました。
アリアが男の子を抱きしめます。
この私がお前に何を
やっているのかと聞いている
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第89話
ビブリオにマナを感じたアリアは
ビブリオを牢屋に
連れて行くよう護衛のクラウドに言いました
奴隷船で逃げるために
奴隷たちの中に隠れたビブリオ
バレンタイン公国に連れてこられて
逃げられないと思っていました。
咄嗟に船で聴いた歌を歌っていた
のがアリアだと気が付きます。
ビブリオはアリアを
セイレンの妖怪と同じで
「人の感情を操れるという
点においてもう妖怪と変わらない」
とクラウドに押さえつけられながら
言いました。
「どん底の者を救って希望を見せてから
利用してこき使うんだ」
アリアは皆に
操られたからではなく
自分自身で解放をつかみ取ったと
優しく言います。
そして慈愛に満ちた表情で
美しく名乗りました
我が名は
アリアドネ・バレンタイン
バレンタインの大公子妃だ
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第90話
アリアはみんなを自立させると
伝えました
ビブリオは地下監獄に連れて行かれる前に
逃げることにしました。
ビブリオは人質も取りましたが
マナを使っても
あっさりクラウドに倒されました。
ビブリオは後から来た
ロイドにも殴られました。
恩義を胸に皆は大公城に残るといいます。
アリアは過去とは違い
皆が信じてくれることが
嬉しくなりました。
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第91話
ガブリエルはアリアが倒れたと聞いて
逢いたくてたまりません
そこに聖女からの通信が入ります。
話していて聖女のベロニカは
ガブリエルのアリアへの気持ち
を知ります。
自分の手札にしていたガブリエルを
手放すついでに
不幸のどん底に落とすよう
そそのかしました。
ーー・ーー・ーー・ーー
ロイドと一緒に庭にいたアリア
ロイドにお礼を言います。
ロイドの瞳は堕落じゃなくて
光のほうへ近づいたから
銀色に輝き始めたのよ
そこにガブリエルがやって来ました。
君は…まったく困るくらい
悪い虫がつく体質だな
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第92話
ロイドはアリアの手にキスをして
牽制した後しぶしぶ去って行きました
ガブリエルと話をしたアリア
ガブリエルはアリアの
心配をしていたのでした。
ガブリエルはアリアの声を初めて聞いて
赤くなります。
私の声を聞いた人はみんな
こうなるのよね変なの…
ガブリエルは「神聖力を宿せる首飾り」
に自分の神聖力を思いっきり込めてアリアに渡しました。
薬の副作用で短くなった寿命も
延ばせるかな?
とアリアはふと考えましたが
また礼拝堂に行く約束をして別れました。
ガブリエルが会いに来たのは
ベロニカとは関係なかったのだなぁ~と
疑問に思ったアリアでした。
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第93話
ロイドはガブリエルと話し終わったアリアに
拗ねていましたが
小公爵ヴィンター・アンジェロに
飲ませる薬をくれました。
ロイドはアリアの実家コルテーズ伯爵家を
掃除してくると言いました。
ーー・ーー・ーー・ーー
アリアはヴィンセントに
夢の中でアトランティスの
手がかりを見つけたと言いました。
アリアは三日間
アトランティスの夢を見ていました。
その中で
アトランティスを訪れたお客様
レイモンド・キャヴェンディッシュが
子供達にチョコレートをプレゼントしていました。
それで私に何の用かな?
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第94話
キャバンにお祭りを案内する王子
「お祭りでは平和の歌を歌うんだよ」
王子の歌声を聞いて
精霊よりはセイレンの様だと感じました。
ここの神話や昔話を聞きたがるキャラバン
「この世の秩序が乱れる」
と王子は教えませんでした。
時は変わり
キャラバンに剣を向けられた
アトランティス最後の王
王は神に誓います。
シャドーラ…
申し訳ない愚かな私が
ヌアを巻き込んでしまった
王は神に人間を見捨てない事を
懇願します。
必ず元の世界と戻すと
私の血を受け継いだ子が
いつか必ず…
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第95話
キャバンはその後 謀反の罪で
減族されました
帝国建国に功績をあげた家門
なのにおかしいです。
おかしな点はもう一つ
神の感情を手に入れて
帝国を建国したのに
神聖帝国を名乗らなかったこと
バレンタインが受け継ぐ悪意も
神の感情のひとつと言えるわね
分かっていることは
アトランティスを滅ばしたのは
ピネタ帝国と言うことでした。
クラウド卿がビブリオの審問が終わったと
告げに来ました。
研究所に潜入したいというアリアに
話を聞いた
テッドがキメラの研究所に
奴隷船の皆と
復讐のために潜入すると言い出しました。
ーー・ーー・ーー・ーー
アリアに対する仕置きの為
ロイドはコルテーズ伯爵家(アリアの実家)
にいました。
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第96話
ロイドはコルテーズ伯爵家(アリアの父)
にアリアと同じ苦しみを与えるつもりです
ロイドは物置のようなアリアの部屋に入り
アリアへの仕打ちに
屋敷を灰にしたくなりました。
そして薬を見つけます。
アリアが母に飲まされた
声を出せなくなる薬だと
気付きました。
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第97話
アリアはヴィンター・アンジェロに
会いに行きました
護衛のクラウドと
ヴィンセントも一緒です。
ヴィンセントはヴィンターが
アンジェロ家の図書館を構築した
尊敬する人物だったので
一緒について来ました。
ヴィンターは
奴隷船で「自我を消す毒の一種」
を飲まされ続け
副作用で子供の様になっていました。
「薬は飲まない」と
嫌がるヴィンターを
アリアが騙し騙し
正気に戻す薬を飲ませた途端
ヴィンターが赤面しました。
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第98話
ヴィンターはアリアの薬により
大人の心を取り戻しましたが
薬の効果が切れると子供に戻ってしまいました
アリアはヴィンターが正気に戻った時の話しから
怪しい男たち
- ドブネズミの頭
- 切れ長の目をしたへらへらした男
- 白い制服の男
がブルート王国の秘密研究所と繋がっている
事を突き止めました。
ーー・ーー・ーー・ーー
ロイドはアリアが長期間
声が出せなくなる薬を飲まされていた
副作用を調べています。
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第99話
アリアが騙して薬を飲ませたので
幼い精神状態に戻ったヴィンターは
大人の心を取り戻す薬を
飲んでくれなくなりました
ーー・ーー・ーー・ーー
狩猟祭が近づいています。
ロイドはアリアのダンスを指導します。
ロイドは血の匂いを隠す為
香水をつけていました。
アリアは踊りながら聞きます。
「…お父さんを殺した?」
君の復讐の分は
残しておいた
甘い表情のロイド
アリアを自分以外の男と
ダンスを踊らせる気はないと
執着心を全面的に出してきました。
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第100話
狩猟祭が始まりました
アリアは3人の令嬢に絡まれ
侍女に手を出された所で
きっちりと震え上がらせました。
ここで気を付けなくてはいけない人物
- 皇帝の右腕と呼ばれる補佐官のモンテス卿
- 皇帝の婚約者のバッテンベルク嬢
- ナタリー皇女
と聞かされ回帰前の
ナタリー皇女との出会いを思い出しました。
ナタリー皇女は
皇帝を油断させながら後宮内の実権を握り
自分の身を守っていました。
ですが失敗
こんな虚しい結末を
向かえると知っていれば
いっそのことハデに
燃やしてやったのに
ーー・ーー・ーーー・ーー
アリアに絡んだルシャン令嬢が
ナタリー皇女とアリアが敵対するよう
間違えた情報を与えました。
ナタリー皇女は
アリアの所に案内するよう
命令しました。
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第101話
アリアは皇帝から
アトランティスに関する必要な情報を聞き出し
命令された皇帝は
アリアに皇帝の権限を差し出しました。
部屋を出た所で
アリアはナタリー皇女に絡まれました。
アリアを殴ろうとしたナタリー皇女を
アリアは腕を掴んで止めます。
ナタリー皇女は優れた能力を持ちながら
二番目の兄の様に早死をしたくなかったから
自分を隠して生きて来ました。
「一度も自分を表に出さなかったことを
死ぬまで後悔しない自信がありますか?」
アリアの問いにナタリー皇女は
逃げ去って行きました。
ーー・--・--・-ー
ヴィンセントが一人で
皇帝の権限を使って初代皇帝の年代記を
確認しに行くことになりました。
舞踏会の初日が始まりました
美しいロイドとアリアに
みな、ボーッと見惚れています。
男性達がアリアを見つめる視線が
気に入らないロイド
ダンスの曲が始まると
アリアの手にキスをした後
最初の曲から最後まで全部
俺が独り占めする
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第102話
皆がアリアの美貌を称えています。
大公妃の病気が治ったという
噂も出ました。
大公妃を見た貴族がいたことから
「バレンタインの悪魔の呪いが解けた」
からと
「自分がバレンタインの生贄になれば良かった」と
令嬢たちは思っています。
ロイドの美貌に惹かれる令嬢たちは
「ロイドとアリアが離婚すること」を切望しています。
ロイドとアリアの甘いダンスが終わった後
噂を気にして元気が無くなったアリアを見て
ロイドはアリアが足が痛いと勘違いをして
靴を取りに行きました。
アリアは自分が死んだ後は
ロイドの幸せを願おうと考えていましたが
アリアは自分に絡むルシャン令嬢に
怒りが込み上げます。
それを見たナタリー皇女がアリアを庇い
ルシャン令嬢を平手打ちして
アリアを連れ去りました。
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第103話
ナタリー皇女はアリアと話をして
ナタリー皇女の手を握り皇女の幸せを願うアリアに
ナタリー皇女は
「ヘンテコな幸せの伝道師」と認定しました。
ナタリー皇女はアリアに照れて去って行きましたが
去る前に
アリアは欲しいものがあると言い
「建国祭の儀式に参加した貴族のリスト」
はしっかりとねだっていました。
ーー・--・--・-ー
アリアの痛くなった足のケアをしてくれるロイド
アリアはロイドが
「世の中を救ったのに悪党扱い」を
されることに憤っています。
善良で優しいイメージの正義の味方ではなく
バレンタインらしいヒーローで行こう
と提案しました。
ーー・--・--・-ー
ナタリー皇女はなんの条件も付けずに
「参加リスト」をアリアたちに渡して去って行きました。
アリアはリストを見て
この中に
「身体を鍛えた大男」がいないことに気が付きました。
ドブネズミと接触した
騎士の様に身体を鍛えた貴族がない
ヴィンセントは貴族ではなく
聖騎士かもしれないと言い出しました。
まさか神聖帝国ガルシアが…
ドブネズミと?
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第104話
ヴィンセントはロイドの持つ力が
「神の悪意」だと知らされました。
「神の悪意」に触れた瞬間
ドブネズミは消滅したことをアリアは伝えました。
アリアはブルート王国の背後に神聖国ガルシアがあると
仮説を立てました。
ガルシアはキメラに人体錬成の隠れ蓑に
ブルート王国を利用したのでした。
ピネタ帝国がアトランティスから盗んだ「神の感情」も
ガルシアにあるはずですが
ティエン子爵が盗んで逃走した
神の感情の一部が
どこかにあるとヴィンセントは言いました。
アトランティスの末裔
人質として連れ去られた王子が
仇の一族に仕える執事(ティエン子爵)を
助ける振りをしたから
ティエン子爵が
逃げられたと皆は推理しました。
ティエン子爵が落ちた絶壁の近くに
狩場の入り口があるので
ロイド・ヴィンセント・アリアは
狩り大会に参加することになりました。
ーー・--・--・-ー
皇居狩猟大会になりました
ロイドとビンセントは令嬢たちに囲まれますが
ロイドは睨みを聞かせて追い払います。
やつれた顔の皇帝が
狩り大会の開始を告げました。
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第105話
三人は狩りをせずに探索をすることになりました
アリアが動物が好きだから尚更です。
ロイドとヴィンセントは
狩りで動物が傷つく姿を
アリアに見せたくないのです。
アリアが何かを察知して馬で駆け出しました。
着いた先では貴族たちのいる狩場なのに
動物たちが倒れていました。
残酷な光景に
アリアは血を流す鹿を抱きしめます。
わざと息だけできるように
出血過多を悪意で起こさせていました。
その時 アリアだけに
奇跡の歌が聞こえてきました。
アリアもその歌を歌います。
動物たちが歌によって回復し
アリアに集まって来ました。
アリアの頭の中から歌が聞こえて来たので
アリアも歌いながら
馬に乗って突き進んでいきました。
アリアにはセイレンを呼ぶ声だと分りました。
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第106話
アリアは歌に誘われて
馬で声を追いかけます。
自分も歌を歌いながら
ロイドが必死でアリアを止めた場所は
断崖絶壁でした。
アリアを抱きしめるロイド
ヴィンセントは
「ここは…
ティエン子爵が落ちた絶壁じゃないですか?」
ここから落ちたのなら生きてはいられない
ような場所でした。
「神の感情の一部を持っていたのなら
生き残ってもおかしくない」
とも推察しました。
絶壁をまる一日かけて降りました。
アリアが「水の中から歌が流れてきた」
と滝を指さしました。
水が冷たい為
ロイドが一人で探索に行きました。
なかなか戻ってこないロイドを心配していると
滝から爆発音がして
土砂が降って来ました。
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第107話
爆発音がして入り口がふさがりました
アリアはロイドを助けに行きます。
アリアは泳げませんが
水に入ると
魚たちがサポートしてくれます。
ヴィンセントは泳げないので待機です。
ーー・--・--・-ー
ロイドは嫌な予感を感じつつも
その方向へ向かって行きました。
ロイドは神の感情を感じます。
ロイドは悪意で対抗しようとした時
六年後の大公城にロイドはいました
アリアの成人式が始まると
現れたアリアは言いました。
ふと鏡に映ったロイドの瞳は黒でした。
悪意の影響で
灰色だったのにです。
ロイドの身体も成長していました。
アリアの身体も成長しています。
「すべての瞬間が奇跡のような…
神の感情が見せてくれる幻影」
アリアはロイドを誘惑してきます。
アリアは目をつぶり踵を上げました。
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第108話
ロイドが
成人したアリアの魅力に負けそうになった時
本物のアリアが助けに来ました。
アリアはロイドに
「私のこと信じてるでしょ?」
と一人で光に向かって行きました。
美しい現実の様な場所で
歌につれられて
アリアは
セイレンのご先祖様の所にたどり着きました。
彼は
自分はセイレンのご先祖様の記憶だと言いました。
彼の言う事には
アリアは「最後のセイレン」
だから
神の采配として
「最後のセイレンだから
アリアが死んだ瞬間時間が戻った」
と教えてくれました。
時間が戻るように
最初から設計されていたってこと?
神はずっと昔に感情を奪われた時から
神は何もしなくなりました。
今、アリアが導かれたこの場所に「神の希望」があり
それをアリアはセイレンのご先祖様の記憶から
「神の希望」を託されました。
そしてアリアが飲み込んだ宝石が
「神の良心」だったのです。
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第109話
セイレンのご先祖様がもう一つの
「神の良心」の宝石を飲み込んでいました。
彼は自分を最初のセイレンだと表現しました。
その後の彼の子孫たちが
セイレンの力を受け付け継いできました。
だからバレンタインが抱いた
「神の悪意」はセイレンの歌で和らぎました。
良心は善と悪を繋ぐ唯一の媒介
つまり私は善と悪を
結ぶことができるんですね
王が感情のかけらに出会ってそれがセイレンの歌に
なりました。
最初のセイレンでありアトランティス王家の最後の子孫
の名前は「ジュリアン」
ジュリアンの歌がアリアに流れて来ました。
アリアは目覚めました。
ロイドの周りにはキラキラ光る「希望」が
取り巻いていました。
アリアは「希望」をロイドの体に移しました。
ロイドの瞳の色が元に戻りました。
ーー・--・--・-ー
狩猟大会の場にドロドロのボロボロになった
ロイドとアリアとヴィンセントが帰って来ると
獲物のないことを侮られます。
ですが突然暗殺者たちが現れ
ロイドが暗殺者たちを
片付けると
皆がひれ伏し謝りました。
「神の悪意」をその目で見た者達は
ロイドに許しを請いました。
今のロイドに微かな希望の光が
きらめいて常に
悪意を浄化しています。
神に対するような畏敬の念さえ感じます。
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第110話
ヴィンセントは言いました。
「兄嫁様がバレンタイン家に代々受け継がれてきた
悪意を浄化する唯一の鍵だったわけですか」
今は神の望みがあるからもうロイドは
悪意に飲み込まれることはないはず
アリアは安心しました。
ーー・--・--・-ー
暗殺者たちが狙ったのは
ナタリー皇女と判明しました
ナタリー皇女がアリア達を訪ねて
事件の詳細を伝えました。
アリアが傷ついた動物たちを救ったので
暗殺者たちの筋書きが変わってしまったのでした。
皇女はアリアのしぐさに
ズキュン♡
ときて
アリアの手を握りました。
「バレンタインが私を救ってくれたわね
おかげで生き延びることができたよ」
アリアに引っ付く皇女に
ロイドは怒り
ナタリー皇女はロイドにむかつきますが
ナタリー皇女はアリアに
「今後はあたしの助けが必要になったら
いつでも言ってね」
とアリアにアピールしました。
ーー・--・--・-ー
アリアを恋しく思うガブリエル聖騎士と
聖女のベロニカが言葉を交わします。
ベロニカはにやりと笑いました。
セイレン〜悪党と契約家族になった〜第111話