ピッコマから人気コミック『暴君の子を授かりました』
のネタバレを多めにブックレビューします。
仮装祭りの夜に一緒にダンスを踊った相手と
一夜を過ごしてしまったイーラン。
目を覚したとき、その人は暴君の「カイラト皇帝」だと知ります。
イーランは逃げますが…。
- 暴君の子を授かりました第1話
- 暴君の子を授かりました第2話
- 暴君の子を授かりました第3話
- 暴君の子を授かりました第4話
- 暴君の子を授かりました第5話
- 暴君の子を授かりました第6話
- 暴君の子を授かりました第7話
- 暴君の子を授かりました第8話
- 暴君の子を授かりました第9話
- 暴君の子を授かりました第10話
- 暴君の子を授かりました第11話
- 暴君の子を授かりました第12話
- 暴君の子を授かりました第13話
- 暴君の子を授かりました第14話
- 暴君の子を授かりました第15話
- 暴君の子を授かりました第16話
- 暴君の子を授かりました第17話
- 暴君の子を授かりました第18話
- 暴君の子を授かりました第19話
- 暴君の子を授かりました第20話
- 暴君の子を授かりました第21話
- 暴君の子を授かりました第22話
- 暴君の子を授かりました第23話
- 暴君の子を授かりました第24話
- 暴君の子を授かりました第25話
- 暴君の子を授かりました第26話
- 暴君の子を授かりました第27話
- 暴君の子を授かりました第28話
- 暴君の子を授かりました第29話
- 暴君の子を授かりました第30話
- 暴君の子を授かりました第31話
- 暴君の子を授かりました第32話
- 暴君の子を授かりました第33話
- 暴君の子を授かりました第34話
- 暴君の子を授かりました第35話
- 暴君の子を授かりました第36話
- 暴君の子を授かりました第37話
- 暴君の子を授かりました第38話
- 暴君の子を授かりました第39話
- 暴君の子を授かりました第40話
- 暴君の子を授かりました第41話
- 暴君の子を授かりました第42話
- 暴君の子を授かりました第43話
- 暴君の子を授かりました第44話
- 暴君の子を授かりました第45話
- 暴君の子を授かりました第46話
- 暴君の子を授かりました第47話
- 暴君の子を授かりました第48話
- 暴君の子を授かりました第49話
- 暴君の子を授かりました第50話
- 暴君の子を授かりました第51話
- 暴君の子を授かりました第52話
- 暴君の子を授かりました第53話
- 暴君の子を授かりました第54話
- 暴君の子を授かりました第55話
- 暴君の子を授かりました第56話
- 暴君の子を授かりました第57話
- 暴君の子を授かりました第58話
- 暴君の子を授かりました第59話
- 暴君の子を授かりました第60話
- 暴君の子を授かりました第61話
- 暴君の子を授かりました第62話
- 暴君の子を授かりました第63話
- 暴君の子を授かりました第64話
- 暴君の子を授かりました第65話
- 暴君の子を授かりました第66話
- 暴君の子を授かりました第67話
- 暴君の子を授かりました第68話
- 暴君の子を授かりました第69話
- 暴君の子を授かりました第70話
- 暴君の子を授かりました第71話
- 暴君の子を授かりました第72話
- 暴君の子を授かりました第73話
- 暴君の子を授かりました第74話
- 暴君の子を授かりました第75話
- 暴君の子を授かりました第76話
- 暴君の子を授かりました第77話
- 暴君の子を授かりました第78話
- 暴君の子を授かりました第79話
- 暴君の子を授かりました第80話
- 暴君の子を授かりました第81話
- 暴君の子を授かりました第82話
- 暴君の子を授かりました第83話
- 暴君の子を授かりました第84話
- 暴君の子を授かりました第85話
- 暴君の子を授かりました第86話
- 暴君の子を授かりました第87話
- 暴君の子を授かりました第88話
- 暴君の子を授かりました第89話
- 暴君の子を授かりました第90話
- 暴君の子を授かりました第91話
- 暴君の子を授かりました第92話
- 暴君の子を授かりました第93話
- 暴君の子を授かりました第94話
- 暴君の子を授かりました第95話
- 暴君の子を授かりました第96話
- 暴君の子を授かりました第97話
- 暴君の子を授かりました第98話
- 暴君の子を授かりました第99話
- 暴君の子を授かりました第100話
- 暴君の子を授かりました第101話
- 暴君の子を授かりました第102話
- 暴君の子を授かりました第103話
- 暴君の子を授かりました第104話
- 暴君の子を授かりました第105話
暴君の子を授かりました第1話
帝国で年に一度開かれる『仮装祭』に一人で参加をしたイーラン
朝目覚めるとベットの中に男性が…。
着用していたペンダントから相手が現皇帝カイラトだと分かります。
カイラトは親族を皆殺しにして皇帝の座に就き、戦争を繰り広げた暴君です。
近づく女性を平然と殺す人
バレたら私も殺されちゃう!
イーランは逃げますした。
鬘で変装していたので気づかれないとイーランは思っています。
イーランの仕事は騎士隊員です。
イーランの上官のレオンハルト団長は
皇族の遠い親戚ですが、一緒に皇帝を護衛しています。
バレないよね?
暴君の子を授かりました第2話
1か月後に体調がおかしいことに気が付きます。
変装して裏通りの医者の所に行き、
イーランは妊娠したことが判明します。
妊娠初期ですね
イーランは親に捨てられて孤児として生きてきました。
私は子供を捨てる親になんかならない
イーランはつわりで苦しみます。
レオンハルト団長はそんなイーランを気遣います。
そんな時に、「陛下が騎士の健康状態を心配している」
ので訓練量の調整と食生活の改善に務めるから
宮廷医を送るから体調の悪いものは診察を受けるように通達されます。
ある日、イーランは噂を耳にします。
陛下が祭りの日に一夜を共にした女性を探している
暴君の子を授かりました第3話
イーランとレオンハルト団長は陛下の護衛をしています。
陛下の食事の時間、イーランはつわりで気持ち悪くなります。
吐いた瞬間、私はお終いだ…!
ミカンのデザートが出た時、イーランはそのデザートが食べたくなります。
ミカンを買おうと決意するイーラン
めまいがして陛下に向かって倒れこんでしまうイーラン
かばってくれるレオンハルト団長
その時に、イーランのお腹が、「ぐう~」と鳴ってしまいます。
陛下は皆を下がらせて、イーランに食事を摂らせようとします。
暴君の子を授かりました第4話
イーランは食べ物を見ただけで吐きそうになります。
カイルは「食べろ」と言います。
カイルはレオンハルトを呼びます。
レオンハルトは
全ては私のせいです
イーラン卿には非はありません
とイーランをかばいます。
イーランは朝から具合が悪かったのに、任務を命じたと。
宮廷医を呼べ!
妊娠がバレることを恐れるイーラン
でも妊娠がバレたところで
祭りの夜の相手は誰なのかわからないはず
現れた宮廷医は、裏通りの医者でした。
なぜ宮廷医が裏通りの医者のフリをしたのか?
分からないのですが、
医者はイーランの秘密を嘘をついて守ってくれました。
医者は胃にやさしい食事を考えてくれました。
良い食いっぷりだな
カイルは笑っています。
「陛下も笑うんだ」
「あの日も…笑っていた」
イーランは眠ります。
カイルはどこかを歩いています。
暴君の子を授かりました第5話
イーランが寝ているとカイルが夢の中に現れます
夢の中のカイルはイーランに会いたいから出てきたと言います。
優しく微笑みかけるカイル
赤面するイーラン
場面は場内です
レオンハルトは
「陛下は残酷なお方ですから」と体調を心配を心配します。
君が思ってるより残酷な方です
イーランの前だけ優しいというレオンハルトでした★
イーランとレオンハルトが一緒にいることに不満なカイル
二人を引き離します。
そこにファビエン男爵家の令嬢が面会を求めに来たと告げられます。
祝祭の夜を共にした女性
「わたくしこそがその相手なんです!」
始末しろ
カイルは、「俺を騙そうとする者は嫌いだ」と言います。
嘘をついているものは
代償を払わないといけないようです。
やっぱりこの秘密は隠し通さなきゃ
暴君の子を授かりました第6話
もし現れたら
それは嘘をついているだけだ
代償は払ってもらわないとな
「秘密は隠し通さなきゃ」と強く思うイーランです。
レオンハルト団長はいつもイーランの体調を気に掛けてくれます。
イーランが一緒に居る時に、
レオンハルトの妹のアリサが二人に話しかけます。
レオンハルトは「陛下に会いに来た令嬢」を指し、
その令嬢は「おとり」だったのか?
と尋ねます。
アリサのやったことは「噂の真相を確認しつつ、陛下の反応を見る」ことでした。
アリサは「毒蛇のような子」と兄のレオンハルトは言います。
アリサには近づかないでください
イーランは夢の中で
カイルと甘いひと時を過ごします
このまま夢が覚めないでほしい
任務中にうたた寝をするイーラン
夢で陛下の膝の上にいます。
陛下の護衛中なのに!?
早く目覚めないと!
暴君の子を授かりました第7話
陛下の護衛中にイランは寝てしまいます。
きゃああっ!!!!
起きるとなぜか陛下の膝の上に座っています。
どんな反応をするのかと思わず「カイル」と呼んでみるイラン
その時に、そんな現場をアリサ嬢に見られてしまいます。
面倒事になったな
イーランは食事の時に、市場で買った、
楽しみにしていたみかんを食べようとします。
その時に、レオンハルト団長に声をかけられて、
みかんを落とすイーラン。
思わず涙がつつーっと流れます。
イランは
妊娠で感情のコントロールが
難しくなっていたのでした。
団長のせいでみかんを…
落としました
暴君の子を授かりました第8話
騎士のみんなのいる前で
「みかんごときで泣いた女」になってしまったイーラン
ですがレオンハルト団長は
責任を取ってくれるといいます。
レオンハルト団長は
みかんを大量にイランにプレゼントします。
騎士のみんなにもおすそ分けに行くと、
そこにもなぜかさらに大量にみかんがありました。
そんな時、見知らぬ影に
イランは階段から落とされます。
「赤ちゃんが!」
助けを呼んだ時にカイルの顔が見えた気がしましたが、
レオンハルト団長が助けてくれました。
宮廷医の所に運ばれながら、
イーランは陛下は夢の中の優しい
「カイル」ではないと思いつつ、
なぜか見えたカイルに思いを馳せるのでした。
「どうしてあの日
陛下の膝の上に座っていたのですか?」
彼に聞きたかった
暴君の子を授かりました第9話
階段から落ちたのに
胎児には異常はなかったようです。
ですがレオンハルト団長に
妊娠がバレてしまいました。
内容を入力してください。
イーラン卿、では私が…
その子の父親になってもいいでしょうか?
子どもの父親を告げられなかった
のにレオンハルト団長にプロポーズされるイラン
以前から好意を持たれていたようです。
今は心に余裕がないので
気持ちに応えられません
待っているから、
ただ傍にいさせて欲しいというレオンハルト団長でした。
イーランを想い、
壁を殴るレオンハルト団長
宮廷医は、
「罠にかかった彼女はどうするのだろうか?」
とにやりとします。
暴君の子を授かりました第10話
レオンハルト団長は数日、イーランを休ませます。
優しいです★
食欲が戻るイーラン
一方、カイル陛下はつわりの症状です。
宮廷医に聞いて納得するカイル
夢でカイルはイーランに会いに行きます。
夢でカイルが痩せたことを心配するイーラン
ラブラブです★
暴君の子を授かりました第11話
食欲が出てきたイーラン
焼き鳥が無性に食べたくなります。
レオンハルト団長が
「私がお手伝いします」
というのを押しのけて
宮廷医が買ってきてくれると言います。
なんでも我儘を聞いてくれる宮廷医
イーランは、
監視の手もアリア嬢も宮廷医も怪しく感じます。
このままでは殺されてしまいます。
そんな時に、
レオンハルト団長は北方地域に飛ばされてしまいます。
イーランは辞表を提出します
受け入れられませんでした。
逃げるしかない
逃げるイーランは
影の騎士の追手を見つけます。
暴君の子を授かりました第12話
イーランは影の騎士たちから身を隠します。
木の上で眠ると夢の中にカイルが現れます。
夢の中のカイルは優しいけど、
現実のカイルは残忍です。
俺との子供を授かったのだろう
最初からカイルは、
妊娠を知っていたことに
イーランはショックを受けます。
イーランは皇后に子供は皇太子になるというカイル
ですが、
妊娠が大変だったのに
夢の中でしか見守ってくれなかったカイル
お元気で
力づくで連れ戻す
イーランは
夢をとおして監視されていたことに気が付きました。
「私がボロボロになるのを
黙ってみていたくせに!」
イーランは、夢の中に入る呪いか魔法なのかと
「賢者の都市アイルン」で解決策を探ることにしました。
髪色を変えて出発です★
暴君の子を授かりました第13話
賢者に魔法を見てもらうと、
愛する者と
夢で繋がることができます
この魔法は解き方は見つかっていないと言います。
ですが、
「魔法をかけた人から遠く離れる」
「近くにいるほど効果を発揮する」
ことを教えてもらいました。
田舎に逃げることに決めたイーラン
カイルはイーランを指名手配します。
危害を加えずに連れて来い
イーランの指名手配に、レオンハルトは、
お腹の子供の父がカイルだということに気が付きます。
レオンハルトに帰還命令がでました
ーー・ーー・ーー
イーランは田舎で「ラン」と呼ばれています
お腹が大きくなりました。
暴君の子を授かりました第14話
数か月後、イーランは「ラン」と名乗り、
「相手に認知をしてもらえず逃げてきた」
と同情され、
みんなに受け入れてもらい、村で生活を送っていました。
胎教を教わり、
愛情をかけながら生まれてくるのを待っています。
ーー・ーー・ーー
いよいよ出産です。
生まれたのは男の子と女の子の双子でした。
「リアン」と「エンリル」です。
- リアンは元気いっぱいで見ているだけで楽しい男の子
- エンリルの瞳は陛下と同じ色「輝く金色」です。
おとなしい女の子
夢でカイルに捕まります
見つけた心配するな
俺がしっかりと育てる
「そなたの子」ではなく
「俺らの子」だからな
暴君の子を授かりました第15話
イーランたちは再び逃げました。
5年の月日が流れました
訳アリの貴族と村の人たちが認識している男性、
アルベルがイーランたちの家にやってきました。
村の人たちは彼を受け入れましたが、
イーランは警戒をしています。
勝手にイーランにまとわりついています。
山菜取りにもついてくると言います。
アルベルと外に出たイーラン親子は
「帝国の皇帝が人探しをしている」噂を耳にします。
顔色が変わるアルベル
イーランは
アルベルが帝国を嫌悪していると感じます。
山菜取りをしているときに、
イノシシが出ました。
暴君の子を授かりました第16話
イノシシから子供たちを守るイーラン
イーランは颯爽と短剣でイノシシを退治します。
アルベルがイノシシを倒したことにするイーラン
「正体がバレたらまおうが来るから?」
子どもたちには
「悪者に追われている」
という事実を伝えてあります。
子どもたちは悪者は「龍や魔王」と思っています。
イーランは
イノシシの角を売りに都市に行くことになりました。
子どもたちはお留守番です。
都市で昼寝をするイーラン
久しぶりだな イーラン
暴君の子を授かりました第17話
夢の中でカイルと出会ったイーラン
は追手を撒きながら帰宅しようとします。
ですが遅くなってしまいます。
子どもたちが留守をしている家に
アルベルが逃げることを伝えにきます。
そして、
子供たちの前に影の騎士が現れます。
暴君の子を授かりました第18話
来たのは影の騎士とレオンハルトでした。
カイルの所に連れていかれる子供たち
特徴からレオンハルトは
イーランとカイルの子供たちだと気が付きます。
カイルも子供たちが
自分とイーランに似ていると気が付きます。
「まおうなんかに似てないもん!」
じゃあ君たちは魔王の子だな
うわあ~ん
子供たちは号泣です★
暴君の子を授かりました第19話
カイルは子供たちに食事を与えます。
食べてぐっすりと眠る子供たち
イーランは家に帰ると、
そこにはレオンハルトが待っていました。
子供たちは陛下と共にいます!
レオンハルトに促されて逃げるイーラン
影の騎士が追いますが逃げ切ります。
逃げている途中で
いつもアルベルト一緒にいたペルンが
助けてくれました。
アルベルトは「ラン~会えて嬉しいよ!」
「私は別に嬉しくないわ」とイーラン
暴君の子を授かりました第20話
アルベルトはイーランに状況を説明します
アルベルトは(子供たちは連れ去られたこと)
「俺のせいでもあるから手伝わせてくれ」と言いますが、
イーランは
「あなたたちは帝国のお尋ね者でしょ?」
「そんな人と行動したら状況がややこしくなるわ」
と断ります。
お互いに深入するのは、
やめておきましょ
俺たちは、二日後の夜明けに動く
去っていくイーランに今度はレオンハルトが声を掛けます。
陛下は私の両親を
事故に見せかけ殺しました
レオンハルトは未だに、イーランのことを
「信頼していて」「好きで」「結婚したい」そうです。
イーランは
レオンハルトのことも頼ろうとはしません。
体の感覚が騎士時代の時に戻ってきているイーラン
二日後のアルベルの作戦時の
混乱に乗じて子供たちを救出することを決めます。
夜、子どもたちと寝ているカイル
夢の中でイーランはカイルに詰め寄りました
子供たちはどこ!?
答えてよ!
暴君の子を授かりました第21話
子どもたちの扱いがよくわからないカイル
自分の子供時代を思い出します。
「母上はとても体が弱かった」(byカイル)
最初は強い力で子どもの頭をなでてしまったカイルも
やさしく頭をなでることができるようになります。
子どもたちのカイルに対する認識も変わってきます。
子どもたちにカイルは言います。
どう生きるかは君たちが選べ
しかし自分の意のままに生きるためには
強い力が必要だ何事にも屈しない力が…
子供のときに、牢屋につながれているカイル
暴君の子を授かりました第22話
カイルを大切にしてくれた母が亡くなると
皇見向き帝はカイルに見向きもしなくなりました。
カイルは子供のころ
権力よりも平和を望んでいました
ですが、皇后はカイルを排除しようと、
洗脳する機関である北方の訓練所に入れさせました。
そこは洗脳をして暗殺者を育てるところでした。
カイルは実力をつけ、
自分の洗脳を解いて、
暗殺者を育てていた悪魔のような
訓練所の人たちを全滅させました。
洗脳を受けていた仲間(後の影の騎士)を、
従えて王位を剥奪したのでした。
王位を完全に自分のものにした後、
自分がどんな表情で
いるべきがわからなかった
でもイーランを初めて見た時、
「まるで母上と見た花のようだ」
と思ったカイル
それからはイーランを目で追うようになり、
胸にぽっかり空いた穴が満たされている
ようになったのでした。
イーランへの想いは愛?かと思っていた時、
イーランと祭りで出会ったのでした。
俺はその瞬間を逃したくなかった
カイルは子供たちの寝顔を見ながら
イーランたちと幸せに暮らしたいと思ったのでした。
敵の襲撃を告げる声が
暴君の子を授かりました第23話
突然の敵襲にカヒルは子供たちを気遣います。
敵襲に乗じてイーランは子供たちの所に向かいますが、
カイル陛下と出会ってしまいます。
剣を合わせる二人ですが、
イーランはカイルには敵いません。
「俺の所に戻って来い」と言われても、
イーランは今までのカイルの言動に
愛があるとは信じられません。
「そなたが死ねばあの子たちの用はない」
というカイルに涙を流すイーラン
イーランはカイルに捕まってしまいました
装飾の施された手錠で
心の痛むカイルでした。
暴君の子を授かりました第24話
捕まってしまったイーラン
カヒルは帝国に帰ると言います。
後処理(反乱軍の制圧)をレオンハルトに任せます。
そろそろレオンハルトはカイルに切り捨て
られてしまいそうです。
カイルは
レオンハルトがイーランを愛している
ことを知っています。
カイルは
「早く王宮に帰ってイーランを閉じ込めよう」とします。
ーー・ーー・ーー
アルベル王子はラン(イーラン)が
カヒル皇帝の女と推測します
ランのことを調べてくれ
アルベル王子は「帝国軍の撤退」
が反乱軍のチャンスだと言います。
やっと祖国の仇を討てる
暴君の子を授かりました第25話
カイルが撤退するという情報に、
アルベル王子はこのチャンスを生かそうとします。
やっと祖国の仇を討てる
イーランはまだ少しはカイルに情が残っているようです。
奇襲だ!
奇襲に乗じてイーランは子供たちを助けに行きます。
子供たちを馬車から自分の馬に乗せようとするイーラン
イーランの双子の娘のリアンは
無事に馬車からイーランの馬に移りましたが、
息子のエンリルは、
怯えて馬車から落ちそうになった
ところをカイルに助けられます。
「ママが言ってたのとはぜんぜんちがう、
やさしい人なのかも…」(byエンリル)
「ママ!道がないよ!」リアンが叫びます。
イーランは崖を避けようと無理をした為に、
娘のリアンは安全な場所に投げ出され、
イーランは崖にぶら下がります。
今にも崖から落ちそうです
もうこれ以上は…
無理…!!
暴君の子を授かりました第26話
イーランは崖から今にも落ちそうななったところを、
カイルがイーランを掴みます。
そこを襲うたくさんの矢
カイルは矢に打たれます。
このままではカイルが死んでしまいます。
イーランは子供たちをカイルに託し、
手を放すようにカイルに言います。
カヒルは涙を流します。
その時、影の騎士が二人を助けます。
イーランは目覚めます。
子供たちは無事でした。
影の騎士たちは
「陛下にはあなたが必要」
だとみんな分かっていると言います。
重症なカイルを見て、
イーランはカイルの手を握ります。
今回はそなたから来てくれたんだな
顔を見れてよかった
暴君の子を授かりました第27話
イーランはカイルの頭をなでながら感謝をします
カイル、私たちを助けてくれて
ありがとうございます
夢にしては悪くないな
レオンハルトは王国を裏切ろうとしています。
そしてイーランが
崖から落ちそうになったことを知り、
危機感を募らせます。
アルベル王子は
イーランの正体を知ってしまいました。
アルベル王子たちの
支援者はレオンハルトのようです。
イーランはカイルが
心配でソワソワしています。
暴君の子を授かりました第28話
カイルは
まだベットから起き上がることができません。
手をにぎり見舞うイーランに
夢なら一生覚めてほしくないな
そんなカイルにイーランは頭をなでます。
カイルはイーランに母の話をします。
やさしい母の話です。
イーランはカイルの心が分からずに悩みます。
奇襲です
敵が現れました
陛下!
私に武器をください!
暴君の子を授かりました第29話
カイルとイーランは背を預けて一緒に戦います
援軍の知らせに敵は撤退します。
敵が撤退したのを見届けて、カイルは倒れます。
援軍はレオンハルトでした。
彼のことは嫌いなはずなのに
でも このままカイルを死なせたくない
暴君の子を授かりました第30話
カイルは
イーランは自分が負傷しているから
傍にしてくれると思っています。
レオンハルトは、
カイルに膝枕をしているイーランを見て、
カイルに対してさらなる殺意を沸き上がらせます。
命の恩人である陛下に…恩を返しただけだろう
彼女はそういう人だ
一方、奇襲が失敗に終わったアルベル王子は、
支援者がイーランが危なくなったから
計画を変更させたと気が付きます。
一同、帝国に帰ることになりました。
怪我をしている陛下を心配するイーラン
傷が治ったことは
彼女には言わないでくれ
暴君の子を授かりました第31話
カイルは
イーランは自分が怪我を負っているから
傍にいてくれると思っています。
イーランはカイルの所に訪ねて怪我の手当てをします。
帝国に帰ることになりましたが、身体を心配しているのに、
カイルは、
イーランが、
カイルが道中で怪我が悪化して
死ぬことを期待しているじゃないかと言います。
イーランはカイルを心配をしていたのに・・・
イーランと子供たちは馬車で帝国に向かっています
子供たちは、
カイルが魔王でイーランが囚われの姫
だといいます。
ママは
カッコいいい騎士かな
暴君の子を授かりました第32話
帝国に向かう馬車の中
子供たちはママが騎士でかっこいいと言います。
そして娘のリアンは
「カイル陛下がパパなのか」と聞きます。
言いよどむイーランに、
息子のエンリルは
「言いづらかったら今度でもいいよ」と気を遣います。
帝都に到着し、部屋に案内されました
子供たちは大きなベットによろこびます。
そこにレオンハルト団長が訪ねてきます。
レオンハルトはかつて言った、
「子供たちの父親になりたい」
その気持ちは変わらないと言います。
驚くイーラン
次は良い返事を
お聞かせください
暴君の子を授かりました第33話
夢の中にカイル陛下がやってきました
レオンハルトと会っていたことが
気になったようです。
監視でもつけてるわけ?
帝国の首都アトリートに帰ってきました
イーランと子供たちは
皇后が住むと言われている風の宮
で暮らすことになりました。
いずれ皇后になるんだから
問題ないだろ?
皇后になんかならないわよ!!
暴君の子を授かりました第34話
カイルの母の住んでいた部屋がイーランの部屋です
くつろげるわけないじゃない!
カイルの子供時代の本を見つけ、
不遇だったことが分かってきました。
辛い過去があったとしても、
残酷な行為を正当化する理由にはならない…
イーランは、感情移入したくない気持ちと闘います。
一方、レオンハルトの妹のアリサは、
カイル陛下が帰ってきたことを喜びます。
誰よりも美しく着飾って…
陛下の心を虜にして見せる
風の宮に、陛下が誰かを迎え入れた
と聞いたとたん
誰なのかは分からないの?
・・・さっさと
調べ上げてちょうだい!
暴君の子を授かりました第35話
風の宮に人を迎えいれた噂が飛び交っています
エンリルとリアンは風の宮を気に入っていて楽しそうです。
子供たちはカイル陛下に慣れてきました。
「わたしたちも”へいか”って呼べばいい?」
呼び方か?
カイラトと呼べばいい
カイル?
暴君の子を授かりました第36話
カイルは子供たちに
「カイラトと呼べばいい」と言いました。
子供たちは、部屋にあった本の持ち主のカイルが、
この間まで魔王と呼んでいた
目の前の人だということに喜びます。
こうやって見ると
なんだかパパみたい
カイルは子供たちの前でイーランの事を
「私のウサギよ」なんて言ったり
イーランの手にキスをします。
ドキドキするイーラン。
「子供たちを置いていくのなら」という条件で
イーランの外出許可がおりました。
外にでるとレオンハルト団長に会いました。
少し気まずいイーランでしたが、
レオンハルトにカイルの事で忠告を受けます。
今の陛下が優しいからといって
これからもそうだという保証はありません
ーー・ーー・ーー
レオンハルトの妹のアリサは
移り住んだのがイーランだと知って
怒りを露わにします。
皇宮に向かうわ
暴君の子を授かりました第37話
アリサはカイル陛下に
会いに行く途中で兄のレオンハルトに行き合います。
「陛下は君に興味ない」
「近づく女たちを代わりに
片付けてくれて便利だから傍に置いていただけ」
と兄はアリサに忠告します。
兄のレオンハルトの忠告も聞かずに
アリサはカイル陛下に会いますが、
「身の程知らず」と言われます。
私を皇后として
迎えてくださるんじゃ
なかったのですか!?
勘違いするな
俺は一度もそんなふうに
思ったことはない
陛下に冷たくあしらわれたアリサは激しく怒ります。
イーランを見つけたアリサは、
私のものを奪った以上
同じ目に遭わせてやるわ
脅されたら脅し返すイーラン
守るものがあるイーランは脅しに屈しません。
歯ぎしりするアリサ
私は絶対に引き下がらないわ…
暴君の子を授かりました第38話
アルベルはイーランと子供たちが
風の宮という前皇后の宮殿に入った
との情報を掴みます。
アルベルはイーランを利用しようと画策します。
カイル陛下の弱点がイーランだからです。
そしてアルベルは
レオンハルトの妹のアリサも利用しようと考えます。
イーランはカイル陛下が
アリサを側に置いておいたことに
やきもちを焼きます。
イーランはカイルに会いにいくと、
カイルは「気にしなくてもいい」と言います。
どっちみちクレセント家は用済みだ
もうすぐ消える
クレセント家は、レオンハルトとアリサの公爵家です。
カヒルは
そのクレセント公爵家の支援を受けていました。
カヒルは、
レオンハルトがイーランのことが好きだから
余計に気に障ります。
だけどイーランも
カヒルが二股をしたと怒っています。
当分の間
子供たちと私に会いに来ないで下さい!
心が揺れ動くイーラン
私は簡単に彼のもとを
去ることができるだろうか?
暴君の子を授かりました第39話
イーランの子供たちは、
ママが最近元気がないと思っています。
カイルはイーランと子供たちに会いに来ていませんが、
プレゼントはたくさん届けています。
イーランはカイルに歩み寄ろうとします。
イーランはカイルの幼少期を調べることにしました。
プレゼントを届けに来たカイルに
偶然出会ったしまったイーラン。
あなたについて少し
知りたくなりました
イーランは
カイルが地獄と言ったことが気になっていた
のでした。
だから…気になったんです
陛下の地獄が
暴君の子を授かりました第40話
カイルは自分の過去をイーランに話します。
暗殺団で薬物と拷問にさらされた子供時代。
洗脳から運よく逃れてから、
機会をうかがい、
自分を苦しめた者たちを消し始めたと言います。
話しを聞いた後、
イーランは子供たちを皇族にはさせないと言いますが、
カイルを抱きしめます。
よく生き延びましたね
ーー・ーー・ーー
場面はとある酒場です。
ここは裏通りにある
アルベルが作った信仰所なのです。
アルベルの元に
クレセント家の代理人がやってきます。
風の宮 そこにいる
ピンク色の髪の毛の女を連れてきて
暴君の子を授かりました第41話
イーランの拉致を依頼したアリサの侍女のサラは
情報と前金をアルベルに渡します。
依頼を受けたアルベルは、受けるふりをします。
アリサは依頼が完了したら、
アルベルを始末するようサラに指示します。
ーー・ーー・ーー
アリサの兄のレオンハルトは、
反乱軍の動きがおかしいことに気が付きます。
まさか風の宮にいる
イーランたちを狙っているのか!?
レオンハルトはイーランに報告に行く途中で、
カイル陛下と仲が良さそうなイーランを見つけます。
イライラするレオンハルト
一人になったイーランにレオンハルトが声を掛けます
今、イーランは…
とても危険な状況です
暴君の子を授かりました第42話
イーランを心配するレオンハルトに
感謝をするイーラン。
ですが、放っておいて欲しいイーランです。
イーランは「自分を助けたいと思うのなら離れて欲しい」
と伝えますが、分かってもらえません。
レオンハルト…前から
あんな人だったけ?
カイル陛下がイーランの夢に現れます
カイルがイーランを誘惑するので
翻弄されるイーラン。
もっと…
普段からやさしくしてください
イーラン、夢でキスされそうになり、
ベットから落ちて夢から覚めます。
思い切り手をくじいてしまいました。
で、来た宮廷医は…
あいつじゃない!!
暴君の子を授かりました第43話
昔 イーランの妊娠を診断した医師が
イーランの手首の治療をしました
ミーレカ様(イーランの侍女)
陛下がお見えにりました
カヒル陛下が、
イーランの怪我が心配で会いに来ました。
そこで、イーランはカイルが夢に現れた
ことをつい口走ってしまいます。
俺はそなたとの約束を守るために努力をしている
だから夢に入るのも我慢してるんだか
本物の自分が「イーランが望むことを何でもする」
と言われ照れたイーランは去ってしまいます。
ーー・ーー・ーー
アルベルは城の検問をすり抜けます
カイル陛下はイーランを
ヘスと伯爵の養女にして
イーランが皇后になるための準備を始めます。
イーランと子供たちに
権力をあたえなければならない
暴君の子を授かりました第44話
アルベルが検問をすり抜けた時
イーランはカイル陛下の夢を見ていました
その時、火の手が上がります。
急いで着替えたイーラン
ミーレカが子供たちを連れて来てくれました。
放火だというミーレカ
部下にイーランの護衛の指示を出します。
内部に敵がいるってことね
暴君の子を授かりました第45話
侵入者をミーレカたちが次々と倒していきます。
イーランは子供たちを隠します
ママと陛下以外は誰が呼んでも
外に出たらダメよ
子供たちは秘密の通路に隠れました。
やってきたのはアルベルです。
大人しく同行しろというアルベル
反乱軍はカイル陛下の血を受け継いでいる
子供たちを生かしたりはしないでしょう。
剣を抜くイーラン、一緒には行きません。
決闘はしたくなかったのにな
暴君の子を授かりました第46話
アルベルはイーランを無傷で連れて行きたかったのに、
必死で抵抗するイーランに後から来た
クレセント公爵家の支援兵がイーランを刺してしまいます。
連れ去られたイーラン
ミーレカは無事を祈ります。
今回の混乱は3か所から火の手が上がりました。
イーランはどこにいる?
暴君の子を授かりました第47話
子どもたちはイーランに言われたとおりに隠れています
イーランは居ませんでした。
イーランの残した血痕をみてカイルは動揺します。
ミーレカに罰を下さなかったカイル
ミーレカは自分の身を犠牲にしても
イーランと子供たちを探すと誓います。
捕らえられた残党に対しての、カイルの残忍な拷問が始まりました。
暴君の子を授かりました第48話
イーランを探すために
カイルによる壮絶な拷問が始まりました
カイルはリアンとエンリルが
秘密の通路から逃げたのではないかとの
報告を受け探しに行きます。
ーー・ーー・ー
リアンとエンリルは
ママのイーランを信じて必死に逃げていました。
カイルが現れ二人はホッとして泣き出します。
カイルは子供たちを抱きしめます。
ーー・ーー・ーー
イーランの拉致を命令したアリサは
ヤキモキしながら作戦の成功を願っていました。
こんな危険を冒したんだから…
当然計画通りにならないと…
暴君の子を授かりました第49話
アリサの心配は当たってしまいました。
イーランを始末するため、
「イーランを置いていけ」という命令を
アルベルは黙ってはいません。
アリサの手の者と、
イーランの拉致を依頼されたアルベル達の戦いが始まりました。
その隙に、イーランは逃げました
レオンハルトはアリサに疑いの目を向けます。
そして、「イーランを取り逃がした」
と報告を受けて、
動揺して大きな声を上げているアリサの
話を聞いてしまいました。
暴君の子を授かりました第50話
アリサは裏通りの興信所に
イーランの拉致を依頼したことを
兄のレオンハルトに話します。
レオンハルトは
アリサの命令に従った者たちを全員捕らえます。
情報を集めて
「アリサの命令に従った騎士たちの始末」
を命じます。
次は裏通りの興信所の調査です。
ーー・ーー・ーー
イーランはもう少しで帰れるところを
アルベルに捕まってしまいました
暴君の子を授かりました第51話
イーランはアルベル達に
拉致されたまま戻ってきていません
3日後に子供たちの
「皇女、皇子の任命式」をすることになりました。
カイル陛下はイーランが不在で、
リアンとエンリルに任命式のことを伝えていません。
カイルはミーレカと一緒に、
子供たちに会いに行きました。
子供たちはミーレカに久しぶりに会えました。
抱きついて喜びます★
子供たちはカイルが
本当はやさしいことを知っています。
だからカイルが
イーランを助けてくれることを信じています。
ですが、カイルはリアンとエンリルが
皇族になることを望まない場合、
子供たちを失うことが怖い気持ちがあります。
今度お前たちを皇族として迎え入れることになった
お前たちが
俺の子供になるということだ
暴君の子を授かりました第52話
エンリルとリアンは
結婚して夫婦になるのはお互いの心を確かめた時だから、
皇子と皇女にはなれないと言います。
ですが、ママを守るために説得されました★
イーランはアルベル達に捕まり
人質になっています
目覚めたイーランは、
アルベルの物も食べず反抗的です。
カイル陛下は
イーランを血眼になって探しています。
アルベルはカイル陛下が
イーランを心から愛している
とは思ってもみませんでした。
これでアルベルはカイル陛下に思い知らせます。
大切なものを失うつらさを
教えてあげることができる
ですがアルベルはイーランに
危害を加えることができません。
暴君の子を授かりました第53話
アルベルはランに取引を持ち掛けます
俺たちに協力するのなら
ランの安全を保障する
私の子供たちの安全も
保障してくれるの?
子供たちは助けられないと知り
交渉決裂しました。
ランは
子供たちと一緒に生き延びる道を探ります。
アスベルから、
子供たち…皇子と皇女の任命式を知らされました。
その頃、
アリサは任命式の話を聞き激怒しています。
アリサは現在、
兄のレオンハルトから監禁と監視をされています。
アルベルがアリサを迎えに来て
アリサは脱出しました
あなたはあの滅亡した
国の王子じゃない?
アリサはアルベルの正体を見破りました。
アルベルは皇家の血筋をすべて排除して、
アリサを皇位に立てるつもりです。
アリサはアルベルの操り人形になる代わりに、
カイル陛下を望みました。
陛下を私にちょうだい
暴君の子を授かりました第54話
アルベルはアリサを皇位につけて
その後の支援も引き出すつもりです
アリサはその条件として
カイル陛下を望みます。
壊れて正気を失っていてもいい
それでもいいから
陛下を私に渡して
交渉成立です★
アリサが皇族の血が流れている証拠の紙に、
皇帝とレオンハルトの話が書かれています。
何か重大な秘密がありそうです。
レオンハルトはアリサを監禁します
アリサの侍女を丸め込み、
イーランの情報を聞き出します。
ミーレカは騎士の正装をしています。
今日は皇女と皇子の任命式です。
エンリルとリアンの準備が整いました。
暴君の子を授かりました第55話
エンリルとリアンは立派に任命式をやり遂げました
カイル陛下はいいお父さんって感じです★
レオンハルトはこの状況が気に入りません。
ーー・ーー・ーー
その頃イーランは傷の回復が遅く、悩んでいます
彼は私の夢に入ることができる!!
…私のところに来て!
暴君の子を授かりました第56話
アルベルの所に伝書鳩が来ました
アリサがアルベルに
会いたいと書いてあります。
公爵邸は最近、
警備が強化されたばかりです。
レオンハルトかもしれない
アルベルは罠に掛かってみることにしました
ーー・ーー・ーー
レオンハルトは牢に閉じ込めている
アリサの所に行きます
レオンハルトも
欲しいものを手に入れるために行動しています。
伝書鳩が戻ってきました
レオンハルトが向かうことを
アルベルが察したことが分かりました。
ーー・ーー・ーー
レオンハルトは
アルベルの指定の山小屋に行きます
お招きしていない
お客様が来ましたね
暴君の子を授かりました第57話
レオンハルトとアベルは山小屋で密会します
レオンハルトはアベルが
「元王子」で「反乱軍のリーダー」だと知っています。
アベルはレオンハルトが
「筆頭貴族に返り咲く」ために来ていると思っています。
アベルは
レオンハルトを反乱軍の資金源に
する目論見があります。
イーランに会わせてほしいと頼むレオンハルト
愛するイーランを
囮として使うことに抵抗があります。
寝ているイーランを
切なそうに眺めるレオンハルト
レオンハルトは
「助けに来たのではなく、説得に来た」と
知ったとたんにイーランが
攻撃するかもしれないと考えます。
反乱軍に加担したと。
イーラン…
暴君の子を授かりました第58話
イーランはカイルに会いたくて夢で追いかけました
叫んで掴んだら、
掴んだ人はレオンハルトでした。
寝ぼけているイーラン
私を助けに来て
くださったんですね!
「陛下はどこにいますか?」
陛下に会いたいイーランは陛下を探します。
イーランは
レオンハルトが反乱軍と手を組んだ
ことを知りました。
人は変われないと言います。
カイルの残酷な性格は変わらないと
レオンハルトの両親も、
陛下に利用され殺されたと言います。
「事故を装った他殺」
とレオンハルトは叫びます。
カイルは残酷な人間で、
そんな人間のところに自分の子供を置くのかと
レオンハルトは力説します。
レオンハルトは
「一族の名誉をかけて子供を守る」と。
少し…考える時間をください
イーランは夜、
悲しい気持ちになります。
カイルに死んでほしくない…
暴君の子を授かりました第59話
カイルに死んで欲しくないイーラン
レオンハルトはイーランの説得に失敗しました
アベルはレオンハルトの妹のアリサとも
手を組んだ方が良いと考えます。
アリサだと
イーランを囮にしても何とも思わないからです。
ーー・ーー・ーー
子供たちの勉強が始まりました
リアンは武芸が得意
エンリルは呑み込みが早く気転が利きます。
イーランが連れ去らわれたのは、
反乱軍を一部を見逃したから
今回反乱軍をすべて追放したら・・・
目障りな貴族どもも
全部始末してやる・・・!
暴君の子を授かりました第60話
カイルはリアンとエンリルの後継者教育を
新聞に載せて公開しています
貴族派たちを牽制する意味もあります。
そして、
貴族派を追い出そうとしていると
レオンハルトは感じています。
城の外部で不審者が騒ぎを起こしました
カイルをその男と面会します。
小箱入っているのは
「イーランの指」と言います。
ですが、カイルはすぐに
イーランの指ではないと確信します。
ーー・ーー・ーー
レオンハルトも団長と
してカイルの所にやって来ました
イーランの指の話を聞き、動揺するレオンハルト
カイルは、
レオンハルトを完全には信じられないので、
「影の騎士をつけてやろう」
イーランの捜索だけではなく、
レオンハルトの監視の意味もある申し出をしました。
レオンハルトは
身動きが取れなくなり焦るのでした。
暴君の子を授かりました第61話
レオンハルトに何も言わずに
指を届けたことを
レオンハルトは怒っているかも?
とアルベルトは思っています。
イーランを拉致しただけでは
カイルの反応が見られなかったので
脅迫が有効だったのか?
確かめようとアルベルトはしています。
レオンハルトの要求を汲む為に
アルベルトはもう一度
イーランを説得に行きます
イーランはいつも
カイルは死んでしまう悪夢を見ています。
そんな寝起きのイーランを、アルベルトは、
イーランに手錠をはめて連れ出します。
アルベルトはイーランに
「ランの子供たちには一切手出しをしない」
と言いました。
暴君の子を授かりました第62話
イーランは、手を組んだ者も信じないアルベルトを
「どうやって信じろっていうの?」
イーランは、散歩を終わらせます。
何よりもアルベルの提案を
これ以上聞きたくない・・・
カイルも悪夢に悩まされます。
悪夢でイーランが泣いています。
ーー・ーー・ーー
カイルは
夢でイーランを探すために
寝る場所を移動させています。
カイルの元に再び、
脅迫の指が届きました。
今回もイーランの指ではありませんでしたが、
次はイーランの指が送られてくるかと思う
と気が気ではありません。
レオンハルトもカイルも
イーランの身の安全を確認しないと
心配でなりません。
暴君の子を授かりました第63話
レオン侯爵にレオンハルトが会いに来ました
レオンハルトの目的は、
レオン侯爵の弱みを担保に
皇帝を討つつもりです。
レオンハルトは
「皇帝を始末したあと、反乱軍も始末する」
計画です。
暴君の子を授かりました第64話
レオン侯爵にレオンハルトが指示をします
「お任せください」
ーー・ーー・ーー・ーー
イーランは隙を狙って見張りを二人倒します
そこにアルベルトが現れます。
アルベル!!
いつも一緒にいるペルンが
いない今がチャンスと見て
アルベルトに闘いを挑みますが、
負けそうです。
ラン、だいぶ弱くなったな
暴君の子を授かりました第65話
イーランは、アルベルトを振り切り、
ペルンを振り切り
ドアの人を振り切り
そして捕まりました。
ボコボコに蹴られるイーラン、
アルベルトが止めます。
心配するなよ
ランは大事に人質なんだから
あまりひどいことはしないよ
暴君の子を授かりました第66話
カイル陛下の元に
イーランの髪が届けられました
届けた反乱軍のメンバーは拷問部屋です。
カイル陛下に直接メッセージを伝えます。
「二日後の正午までに
お前が現れなかったら・・・
女の命はない者と思え!」
と一人で来るように言います。
ーー・ーー・ーー
罠と知っていても
カイル陛下はイーランを助けに向います
「カイル陛下は影の騎士団と兵士、
貴族数人と一緒です」
密偵はメイドに化けています。
報告を受けたのはレオンハルトでした。
暴君の子を授かりました第67話
レオンハルトは
カイルの子供たちの護衛の主導権が
カイルの陰に移ったことが不満です
レオンハルトは、
他の騎士団員たちの不満を
利用することにしました。
ーー・ーー・ーー・ーー
イーランは熱を出しました。
アルベルトは毛布を掛け薬を飲ませます。
レオンハルトがイーランの元に来ました。
自分を守るという
レオンハルトの調子のよさに憤るイーラン
子供たちが心配です。
リアン エンリル・・・
暴君の子を授かりました第68話
イーランはようやくカイルの魔法の夢の中で
カイル陛下と出会えました
イーランを抱きしめるカイル
カイルは泣いています。
イーランの指も無事で
安心したよ
子供たちの様子を聞いて
安心するイーラン
子どもたちにも
陛下にも会いたかったと
初めて気持ちを伝えるイーラン
そろそろ夢から醒めそうです。
誰かがイーランを起こそうとしています。
イーランは起きる寸前、
カイルに伝えいます。
状況によっては
私のことは捨ててください
子供たちの安全を一番に考えて
ご自分のことを
大切にしてください
暴君の子を授かりました第69話
カイル陛下の夢の魔法は
イーランが
アルベルトに起こされたことにより
終了しました。
イーランを人質にして
ヒース山脈でアルベルト達はカイルを待ちます
ーー・ーー・ーー・ー
リアンとエンリルは
物々しい雰囲気を感じています。
ミーレアは、
裏切りを表明したレオンハルト
を対峙をしています。
暴君の子を授かりました第70話
レオンハルトはミーレアを振り払い、
子供たち(リアンとエンリル)の所に向います。
レオンハルトの仲間だった騎士団達に
レオンハルトは刃を向けます
「すまない」
副団長を始め団員たちを倒したあと、
子供たちを探しますが
見つかりません。
まずはあの女と
騎士たちを全部始末して・・・
レオンハルトはふと鏡で自分の顔を眺めます。
「・・・ひどい顔だな」
暴君の子を授かりました第71話
カイル陛下は焦りながら馬を走らせます
カイルはイーランが心配でたまりません。
カイルは陰の騎士たちに助けられながら
突き進みます。
すべては俺が・・・
俺が犯した
過去の過ちの
報いを受けているのだろう
俺は子供たちと
イーランと一緒に
生きたい・・・!
ーー・ーー・ーー
イーランは
「私と約束したから来ない」と言いますが、
パカラッパカラッと馬のヒズメが聞こえて来ました。
暴君の子を授かりました第72話
カイル陛下は、気配を消して
アルベルトの部下たちを倒していきました
アルベルトはイーランの首を絞め
カイルを呼び出します。
この女の命はないぞ!
カイルは出てきました。
アルベルトはカイルに
「取るに足らないやつ」と言われ
イーランの指を切れ
暴君の子を授かりました第73話
カイル陛下は武器を取られ
跪かされ、
頭を踏みつけられ
謝らせられました
イーランを・・・放してくれ
「イーランを切れ」というアルベルトの命令を受け、
イーランは襲われます。
が、イーランは拘束された状態なのに
ナイフを奪います。
自分の首にナイフを立て、
今すぐ
彼から離れて!!
この悪党!
暴君の子を授かりました第74話
イーランは自分が死んでしまったら
この場はアルベルトの不利になると見込んで
自分の首に短剣を立てます
ここからは一瞬の闘いです。
カイルを自分の側に呼ぶイーラン
短剣を、カイルに投げるアルベルト
その短剣を、自分の短剣でかわすイーラン
カイルがイーランを担いで
馬で二人は逃げました
お互いに再会を喜びます。
また会えてうれしいよ
私も・・・です
暴君の子を授かりました第75話
キラキラの光と花びらが舞う中
二人は見つめ合います
追手を心配するイーラン
優しく「心配するな」とカイル
カイルの腕の中で、イーランは安心感に包まれています。
ーー・ーー・ーー
アルベルト達はカイルと
イーランを見つけることが出来ませんでした
影の騎士たちがカイルとイーランを見つけました。
カイルはイーランをこれ以上危険な目に遭わせられないと
反乱軍の壊滅よりも
イーランと一緒に帰還することを選びました。
まずは戻ろう
そしてイーランを
ちゃんと治療する
リアンとエンリルが
そなたを待っている
暴君の子を授かりました第76話
イーランが目覚めると
カイル陛下が看病してくれていました
首都近くにあるヘスト伯爵の領地に
世話になっています。
子供たちも一緒です。
皇宮は反乱軍によって占拠されているから
近寄れません。
カイルが部屋から去ることに
寂しく感じるイーラン
しょんぼりすると
頭にキスを落とし
これが全て解決したら・・・
一日中一緒にいようイーラン
ーー・ーー・ーー
その頃、
イーラン達を探し続けるアルベルトに
刃が迫っていました
暴君の子を授かりました第77話
アルベルトを庇いペルンが負傷します
アルベルトは撤退命令を出します。
アルベルトを逃がすペルン
ペルンは
影の騎士により命を落としてしまいました。
アルベルトはどうにか
逃げ延びることが出来ました。
ですがペルンは帰ってきません。
最後の言葉は
決してアルベル様
のせいではないとーー
暴君の子を授かりました第78話
アルベルトは
ペルンが死んでしまったことを深く悲しみます
ーー・ーー・ーー・ーー・ーー
イーランは目覚めます
側にいたカイル陛下が疲れている様子に
イーランは休むように言います。
甘い雰囲気の中、
子供たちが部屋に入って来ました。
子供たちを思い切り抱きしめたイーランです。
暴君の子を授かりました第79話
カイル陛下とイーランとエンリルとリアン
は一緒に眠ります
イーランの子守歌に
幸せなひと時を過ごす4人でした
ーー・ーー・ーー
ミーレカは
レオンハルトの拷問を受けていました。
レオンハルトは
子供たちの行方を聞き出したかったからです。
暴君の子を授かりました第80話
反乱軍が勝利するためには
皇子と皇女(エンリルとリアン)
の居場所を突き止めなくてはなりません。
レオンハルトたちの計画は狂っていきています。
そこにカイル陛下とイーランを逃した報告が入ります。
レオンハルト達にとって最悪の状況になってしまいました。
レオンハルトの元に
レオン公爵がやってきました
彼は貴族派たちを集め、
中立だった一部の者たちも説得しました。
そこでレオンハルトはエンリルとリアンのことは
レオン公爵に策を頼んだのでした。
ーー・ーー・ーー・ーー・ーー
レオンハルトの妹のアリサは
屋敷の中の牢屋にいます
アリサの元に新入りの侍女が
食事を持ってやってきました。
暴君の子を授かりました第81話
アリサは新入りの侍女に宝石を渡して
手なずけたつもりです
ですが、
その侍女は反乱軍の一員で
レオンハルトへの切り札として利用するために
アリサに近づいたのでした。
イーランは不吉な予感を感じて
飛び起きます。
暴君の子を授かりました第82話
不安を感じて起きてしまったイーランを
カイル陛下は優しく抱きしめます
不安は解消されました★
エンリルとリアンを食堂に連れて行くカイル陛下をみて
イーランは父親らしくなったと微笑みます。
子供たちの食事のマナーに驚くイーラン
後継者教育を受けていることを思い出します。
食事をしながら二人は話をします。
これからは
「私と相談してから決めてほしい」と言います。
子供たちは
「二人で」育てるものでしょう?
子供たちに「パパ呼び」をOKするイーラン
思いがけない出来事に
驚き・・・喜ぶカイル陛下でした。
暴君の子を授かりました第83話
カイル陛下は子供たちにパパと呼ばれ
幸せに浸っています
カイル陛下は
反乱軍を制圧するために会議に出席します。
ヘスト伯爵が迎えに来ました。
カイル陛下は
ヘスト伯爵をイーランの養女先に決めています。
イーランと相談してから
怒られないように★
ーー・ーー・ーー・ーー・ーー
アルベルは絶望の中にいます
皇帝が
クレセント公爵の企みに気づいていたことが
失敗の要因でした。
唯一は
アリサを攻略したこと
アリサにつけたあのスパイが・・・!
俺の計画を
立派に遂行してくれるはずだ・・・!
暴君の子を授かりました第84話
アリサは屋敷牢の中で
侍女から兄が反乱を
起こしたことを聞きました
カイル陛下に執着しているアリサは
陛下のことが気になります。
再び宝石を渡すアリサに侍女は
ほくそ笑みます。
その頃、ミーレカは
逃げ出すことに成功していました。
陛下・・・
すぐに参ります・・・!
暴君の子を授かりました第85話
レオンハルトは
カイル陛下がイーランを
連れて行ってしまったこと
子供たちを逃してしまったことで
計画が狂ってしまってため息を付いています
もう全面戦争しか
残されていないのか
そんな中、ヘスト伯爵の警備が
増員された報告書を見つけます。
ミーレかは逃げて
ヘスト伯爵領に向かいます
追手が来るかもしれないから・・・
ひとまずは
身を隠さないと
暴君の子を授かりました第86話
ヘスト伯爵領にイーラン
カイル陛下とエンリルとリアン
は滞在しています
ヘスト伯爵と伯爵夫人に
イーランは気に入られています。
娘を亡くした夫妻は
娘の様に大事にしてくれます。
イーランは夫人に
陛下に距離を置かれている
と相談します。
夫人は
「陛下はあなたを危険な目に
遭わせたくないのでしょう」
と
「愛する人のことなら
なおさらでしょう」
と言います。
陛下を説得して
みましょうか?
暴君の子を授かりました第87話
ヘスト伯爵夫人に助けてもらい
イーランは
カイル陛下に
話を聞いてもらうことに成功しました。
会議中に割り込み
「騎士に復帰したい」とカイル陛下に伝えます。
イーランを危ない目に合わせたくないカイル陛下
結局はカイル陛下が折れました。
よろしく頼むぞ
俺の騎士として
暴君の子を授かりました第88話
目を輝かせながら
イーランは騎士に復帰しました
ーー・ーー・ーー・ーー・ー―
影の騎士団ミーレカは
ボロボロになりながら帰ってきました
ミーレカは手当よりも先に
カイル陛下に
密書を渡します。
その内容は
「レオンハルトと反乱軍が
手を組んだ証拠品」
となりました。
ーー・ーー・ーー・ーー・ーー
ヘスト伯爵夫人に付き合って
着せ替え人形になっているイーラン
カヒル陛下の提案を聞きました。
イーランを私たちの
養女として
迎えたらどうかって
暴君の子を授かりました第89話
ヘスト伯爵夫人は
実は陛下が私たちに
イーランを養女として迎えたら
どうかって
イーランはカイル陛下が
「また私の知らないところで
勝手に決めて・・・」
と怒りますが
真剣に悩みます。
子供たちのリアンとエンリルにも
相談しました。
そして、
養女になることに決めました。
「両親の愛情」を知らないイーランは
私にその「愛情」を
教えてくださいますか?
ヘスト伯爵夫人はイーランに抱き付いて
涙を浮かべます。
お母様
暴君の子を授かりました第90話
レオンハルト(クレセント公爵)が
謀反を起こしたことが
バレました
この為、中立を保っていた貴族たちは
皇帝の元に付くことになりました。
イーランは、またカイル陛下が
勝手に養女の話を進めたことを
怒っています。
しかし、
いつもそばにいて
一緒に考えたい愛情からの感情です。
カイル陛下はイーランが心配です。
カイル陛下が恐れていることは
イーランがケガをしたり
イーランを失うことです。
イーランはカイル陛下を抱きしめました。
ーー・ーー・ーー・ーー・ーー
アリサは
下女の話から
兄のレオンハルトが
カヒル陛下を
殺そうとしていることを知りました。
アリサはカヒル陛下に執着をしています。
何かしらの手を打つことが必要になりました。
アリサは
いつも世話をしてくれる下女が
王国の反乱軍の手の者と見抜きました。
下女は言いました。
決行は「今晩」
その時になったら
お迎えに上がります
暴君の子を授かりました第91話
アリサは下女の助けを借りて
下女の制服を着て逃げ出しました
自分の悪口を言う下女たちにムカつきながら
アリサは不吉な予感と戦いながら
馬車に乗りました。
ーー・ーー・ーー・ーー
アルベルトはカイル達を挟み込む予定です
一方、
カイル陛下はイーランに
レオンハルトの首を取ることができるか?
と聞きました。
レオンハルトは
イーランに親身になってくれていた元上司です。
はい
私は陛下の騎士ですから
大切な人を守るためイーランは戦います。
暴君の子を授かりました第92話
イーランの騎士姿にエンリルとリアンは
歓声を上げます
「ママ かっこいい!」
イーランはかつて使っていた剣を
受け取ります。
自分の剣が大事に保管されていたことに
喜ぶイーラン
じゃあママは
行ってくるわね
ーー・ーー・ーー・ーー
叔父に匿ってもらっているアリサ
叔父はレオンハルトとの謀反には
参加をしないと言います
アリサは叔父を操る魔法をかけました。
暴君の子を授かりました第93話
レオンハルトは妹のアリサが
逃げたことを知りました
大事な時だ
アリサに構っている
暇はない
レオンハルトは皇宮に奇襲をかけました
レオンハルトは戦うイーランを見つけます。
イーランに駆け寄るレオンハルト
イーランはレオンハルトに剣を向けます。
反逆者!
暴君の子を授かりました第94話
レオンハルトはイーランを説得しながら
戦います
イーランも戦いながら叫びます。
自分自身で!!
あなたと戦うと
決めました!
ーー・ーー・ーー・ーー
アルベルトはカイル陛下の退路を断つ作戦です
アルベルトが山中を移動中
カイルの剣が飛んできました。
アルベルトは
カイルを討てる
喜びに震えます。
暴君の子を授かりました第95話
カイル陛下とアルベルトの一騎打ちは
カヒル陛下の勝利で終わりました
ーー・ーー・ーー・ーー
イーランとレオンハルトの勝負は
終わります。
隙を見せたレオンハルトが捕らえられました。
そこにグラード伯爵が
支援軍を送ってきました。
彼はクレセント侯爵家の親戚です。
私は本家の意向に
従うつもりはありません
と言います。
縄で縛られている
レオンハルトが
必死にイーランに向かってきます。
暴君の子を授かりました第96話
レオンハルトはいつの間にか
イーランの隣にいた
カイル陛下に向かってきたのでした
カイル陛下は
レオンハルトの頭を踏みつけます。
レオンハルトは連行されました。
落ち込むイーランに
カイル陛下はイーランを傷つけたくないと
イーランが望むならレオンハルトを
生かすと言いました。
すでに覚悟を決めているイーランは
カイル陛下にキスをします。
顔を赤らめるカヒル陛下でした。
ーー・ーー・ーー・ーー
夜、牢屋にイーランが出向きます
レオンハルトと話をするために
暴君の子を授かりました第97話
イーランはレオンハルトと話が通じず
カイル陛下の元で泣いてしまいました
カイル陛下はそんなイーランを抱きしめました。
ーー・ーー・ーー・ーー
美しく着飾ったアリサは
カイル陛下を訪ねました
暴君の子を授かりました第98話
アリサはカイル陛下と対面しました
自分は反逆者ではないと
陛下を手助けするために
叔父に頼んだと言いました。
役に立ったのか
よく分からない
と言うカイル陛下に
アリサは激昂します。
イーランは平民で出身も卑しいから
自分の方が皇后に相応しいと
カイル陛下は
アリサを選ぶことはないと言いますが
アリサは「運命だったから」
皇后になれると
出会った時から思い込んでいました。
頂点に立つ彼と結婚して
全てを手に入れると
冷たく突き放すカイル陛下に
涙を流すアリサ
こうなったら
ボロボロになった
あなたでもいいから
手に入れるわ
ーー・ーー・ーー・ーー
処刑を控えたレオンハルトの牢屋に
アリサは出向きます
そしてアリサは兄のレオンハルトに
毒薬を渡しました。
暴君の子を授かりました第99話
レオンハルトは妹のアリサの毒薬を飲まずに
断頭台の露と消えました
ーー・ーー・ーー・ーー
アリサはカイル陛下に謁見中です
褒美と引き換えに
カイル陛下に会う権利を得ました。
お酒を1杯
ついでいただけますか
アリサは自分が用意したお酒を
一緒に飲みたいと言いました。
カイル陛下はそれを許可します。
家臣が止めても
毒見もせずに
カイル陛下は一気にワインを煽りました。
アリサは
この毒は毒薬に耐性のある皇族にも
効く毒薬だと思っています。
暴君の子を授かりました第100話
カイル陛下は
アリサが思っていたよりも
毒の耐性がありました
アリサだけが毒に倒れました。
ーー・ーー・ーー・ーー
イーランが
カイル陛下の寝室に駈けつけました
イーランは陛下が毒入りワインを2杯も飲んだことに
怒っています。
その後に残される私と
子供たちのことを
お考えにならなかった
のですか?
カイル陛下しょんぼりです。
そしてその場で
プロポーズをしてイーランに怒られます。
イーランが去った後
医者は諭します。
本当に最悪のプロポーズ
でしたよ
医者は提案します。
ロマンチックなデートにするために
二人が出会った仮装祭りに行く事を
暴君の子を授かりました第101話
イーランはカイル陛下のことで
思い悩みます
本当に結婚をしても
大丈夫なのかな?
イーランはカイル陛下のことを愛しています。
ですがイーランが結婚に躊躇するのは
両親の影響です。
どうして私は・・・
ひとりぼっちになったの?
ミーレカはそんなイーランに
仮装祭りに行く事を勧めました。
イーラン、仮装祭りに出掛けました。
暴君の子を授かりました第102話
お祭りで踊るイーランをカイル陛下は見ています
指輪を持って
カイル陛下はイーランに
プロポーズを断られることが怖くて悩んでいます。
リアンとエンリルの声援を受けて
イーランに声を掛けます。
俺と一緒に踊りませんか?
暴君の子を授かりました第103話
お祭りデートを楽しむイーランとカイル陛下
今日は楽しかったです
デートの終わりに
イーランは自分の気持ちを
正直に話すと言い出しました。
・・・そうか
遠慮せず何でも
話してくれ
暴君の子を授かりました第104話
カイル陛下はプロポーズが
受け入れられないのかと
震えながらイーランの話を聞きます
イーランはカイル陛下に話を聞いてもらい
カイル陛下の素直な気持ちも聞き
悩みをバカらしく思うようになってきました。
カヒル陛下は変わった
イーランをとても大切に
気にかけてくれる
イーランは迷う気持ちが無くなりました。
「私のプロポーズを受け入れて
くれるのか?」
もちろんです カイル
暴君の子を授かりました第105話
花が咲き誇る晴れた日
リアンとエンリルの撒く花たちが
両親を祝福します
バラ色の微笑みを浮かべる美しいイーランに
指輪をはめるカイル陛下
二人はキスを交わしました。
おわり
長い間ありがとうございました。
コメント