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『夫婦という他人』感想|「夫を捨てたい」と感じる本当の理由と後悔しないための考え方

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「もう、この人と一緒にいる意味が分からない」
そんな思いが頭をよぎったことはありませんか?

下重暁子さんの著書『夫婦という他人』は、
「なぜ多くの妻が“夫を捨てたい”と感じるのか」
「なぜ熟年期に夫婦関係が行き詰まるのか」
という、目を背けたくなる現実を真正面から突きつけてきます。

本記事では、『夫婦という他人』を読んだ率直な感想とともに、
✔ 夫婦関係が冷え切る本当の原因
✔ 中年の危機に起こる心理変化
✔ 後悔しないために今できる行動
を、実体験を交えて解説します。

「離婚すべきか」「我慢すべきか」と悩む前に、
まずは“自分の本音”を整理するヒントを受け取ってください。

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「夫を捨てたい!」と願う妻たちのリアル

下重さんが関わった雑誌のアンケートで、衝撃的な事実が判明したそうです。
それは、「夫を捨てたい!」と思っている女性があまりにも多いということ。

  • これまで離婚を考えたことがある人は50%以上(過半数!)
  • 実際に離婚して良かったという女性は81%

この数字、皆さんはどう感じますか?
特に40歳を過ぎてからの熟年離婚は年々増え続けています。

一見穏やかに暮らしているように見える夫婦でも、妻の心の奥底には、長年蓄積された不平不満がマグマのように溜まっていて、何かの拍子に「夫を捨てたい」という衝動に駆られてしまう……。
そんな切実な状況が浮き彫りになっています。

本書が私たちに突きつけてくるのは「そんなに不満があるなら、なぜもっと早く行動を起こさなかったのか?」という鋭い問いです。

「愚痴るひまがあるなら、行動しなさい」

読み進めながら、私は「ううっ」と息が詰まる思いでした。
私自身、「どう行動すればよかったのよ……」と独り言を漏らしてしまったほどです。

 「愚痴っているひまがあるなら、行動しなさいよ」とは、アンケートをとって特集を組んだ雑誌の表紙をに載っている作家・佐藤愛子さんの言葉だ。その通り、一人愚痴っているのではなく、夫に話すなり行動しておかねばならなかったのだ。

『夫婦という他人』下重暁子 著 P.42-42より

これは、本書の中でも引用されている作家・佐藤愛子さんの力強い言葉です。
一人で部屋でため息をつき、SNSで愚痴をこぼす。

それで一時的に心は晴れるかもしれませんが、現実は1ミリも動きません。
夫に正面から向き合い、言葉を尽くして話し合うか、あるいは自分の人生を切り拓くための具体的な一歩を踏み出すか。
その「行動」を怠ってきたツケが、熟年期の危機として回ってくるのです。

私自身の反省:子どもを「免罪符」にしていなかったか

私自身の経験を振り返ると、大きな反省点があります。
それは「子どもを一番大事にして、主人をないがしろにしていた」ということです。

子どもは無条件に可愛いです。
子どもを優先するのは親として当然だと思っていました。

でも、その陰で夫への関心を失い、自分は棚上げにして不平不満ばかりをぶつけていたのではないか……。
今さら夫婦の関係を修復するのは難しい、と感じていること自体が、自分のこれまでの「怠慢」の結果なのかもしれない。
そう考えると、ぐるぐると頭の中を思考が駆け巡ります。

今あるこの状況は、他の誰のせいでもなく、自分が選んできた結果。そ
の責任を自分で取らなければいけない——。
そう気づかせてくれただけでも、この本を読んだ価値がありました。

「中年の危機(ミッドライフ・クライシス)」をどう乗り越える?

中高年期に差し掛かると、心理的なバランスが崩れやすくなる「中年の危機」が訪れます。

  • 空の巣症候群(子どもが自立して虚脱感に襲われる)
  • 自分自身の能力の限界や劣等感を感じる
  • 今の生活に心底うんざりし、一人になりたいと願う
  • 更年期による心身の不安定さ

こうした不安定な時期を乗り越えるには、これまでの習慣を惰性で続けるのではなく、自分を根底から見つめ直すことが不可欠です。

私は今、この「自分と向き合う」一環として、夫婦や人間関係を科学的に学ぶ「恋愛サイエンス」の講座に申し込んでいます。
他人の恋愛相談には客観的に答えられるのに、自分の家庭のこととなると全く目が見えなくなってしまう。
だからこそ、一度客観的な視点で「学び直す」勇気が必要だと感じたのです。

📋 夫婦関係の「現在地」を知る客観視リスト

以下の項目について、「はい」「いいえ」「どちらとも言えない」で答えてみてください。

1. コミュニケーションの質

  • [  ] 夫(妻)に、取り繕わない自分の本音を話せているか?

  • [  ] 相手の言葉に対し、反射的に「否定」や「反論」を考えていないか?

  • [  ] 業務連絡(家事・育児・金銭)以外の「感情の共有」が週に1度でもあるか?

2. 心理的距離と「個」の自立

  • [  ] パートナーがいなくても、自分一人で楽しめる趣味や居場所があるか?

  • [  ] 「相手が〇〇してくれないから私は不幸だ」という被害者意識に囚われていないか?

  • [  ] パートナーの行動をコントロールしようとしていないか(監視や過度な干渉)?

3. 役割への執着と違和感

  • [  ] 「妻(夫)ならこうすべき」という固定観念で自分や相手を縛っていないか?

  • [  ] 子どもがいなくなった後の生活を想像したとき、ワクワクより不安が勝るか?

  • [  ] 相手のために家事や世話をすることを、自分の「義務」だと感じて疲弊していないか?

4. 未来への展望

  • [  ] 10年後、20年後もこの人と一緒に笑っている姿が想像できるか?

  • [  ] 相手に対して「感謝」よりも「あきらめ」の気持ちの方が強いか?

  • [  ] 自分の理想の人生に、パートナーは「不可欠な存在」として組み込まれているか?

🔍 チェック後の「心の処方箋」

  • 「はい」が多かった方: 二人の間に「個」としての境界線が引けており、自立した関係の土台があります。もし不満があるなら、それは「やり方」の問題かもしれません。具体的な「行動」で改善できる可能性が高いです。

  • 「いいえ」や「どちらとも言えない」が多かった方: 相手に依存しているか、あるいは深い失望から心を閉ざしてしまっている可能性があります。まさに下重さんが指摘する「家族という病」や「夫婦という他人」のフェーズに差し掛かっているサインかもしれません。

💡 客観視するための「魔法の質問」

リストを埋めたあと、最後に自分自身にこう問いかけてみてください。

「もし、今日が人生最後の日だとしたら、
私は今のこの関係に納得して幕を閉じられるだろうか?」

もし答えが「NO」であれば、今がまさに見直しのタイミングです。
相手を変えることは難しいですが、自分の「捉え方」や「行動」を変えることは今すぐできます。

💡 「アイ・メッセージ」の基本公式

アイ・メッセージは、次の3つのステップで組み立てます。

  1. 事実(具体的な状況):客観的に何が起きたか
  2. 感情(自分の気持ち):それを受けて、自分はどう感じたか
  3. 提案(リクエスト):これからどうしてほしいか

🛠️ ケーススタディ:不満をアイ・メッセージに書き換える

ケースA:夫がスマホばかり見ていて、話を聞いてくれないとき

  • ❌ ユー・メッセージ(角が立つ) 「ちょっと、あなたはいつもスマホばっかり!私の話なんてどうでもいいの?」

  • ✅ アイ・メッセージ(伝わる) 「(事実)二人でいる時にスマホを見ている時間が長いと、(感情)私は少し寂しいし、大切にされていないように感じちゃうんだ。(提案)夜の15分だけでいいから、スマホを置いて今日あったことを話す時間が持てると、私は嬉しいな。」

ケースB:自分ばかりが家事を負担していて、うんざりしているとき

  • ❌ ユー・メッセージ(角が立つ)あなたは何もしないわね。私を家政婦だと思ってるの?」

  • ✅ アイ・メッセージ(伝わる) 「(事実)最近、一人で家事をこなす時間が増えていて、(感情)正直、体力的にも精神的にもいっぱいいっぱいなんだ。(提案)このままだと私は笑顔でいられなくなりそうで怖いから、ゴミ出しとお風呂掃除だけでも分担してもらえると、すごく助かるし心強いな。」

📝 さあ、あなたの不満で練習してみましょう

あなたがチェックリストで一番「モヤッ」とした項目は何ですか?
以下のフォーマットに当てはめて、まずはノートやスマホのメモに書いてみてください。

「(事実)〇〇という状況だと、(感情)私は△△という気持ちになるんだ。だから、(提案)これからは□□してもらえると、私は安心できる(嬉しい)んだけど、どうかな?」

⚠️ 大切なポイント:結果を「あきらめない」ために

下重暁子さんの本にもありましたが
「言っても無駄」とあきらめてしまうのが一番の毒です。

アイ・メッセージで伝えても、相手がすぐに変わるとは限りません。

でも、「私はこう感じている」と口に出した時点で
あなたは自分自身の味方になれたということです。

その一歩が、自分自身の人生に対する「責任」を取ることにも繋がります。

【感想】下重暁子さんの『夫婦という他人』のまとめ

諦めずに「自分の人生」を選び直すために

『夫婦という他人』というタイトルが示す通り、夫婦はもともと血のつながらない「他人同士」です。

だからこそ、一度築いた関係を放置するのではなく、人生の節目ごとに立ち止まり、関係性を見直す「メンテナンス」が欠かせないのだと感じました。

「もう、この人のために何かをするのがしんどい」
そんな気持ちが湧いてくる自分を、無理に否定する必要はありません。
ただし、誰かのせいにし続けても、人生は前に進まないのも事実です。

大切なのは、「これから自分はどう生きたいのか」という問いから目をそらさないことだと思います。

下重暁子さんの生き方や考え方が、すべての家庭に当てはまるわけではありません。
夫婦の形も、抱える問題も、本当に人それぞれです。
それでも、ストレスを溜め込みながら我慢し続けるのではなく、自分らしい生き方を模索し、選び直す姿勢そのものは、多くの人にとって大きなヒントになるはずです。

あなたは、これから先、隣にいるパートナーとどんな人生を歩みたいですか?
迷いながらでも構いません。

諦めずに考え、少しずつでも自分の意思で選択していく——その「覚悟」を持つことが、理想の人生へとつながっていくのだと思います。

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