X

コーチングで自己成長!行動が変わる実践ポイント付き本3選

「自分を変えたい」と思った時
知識で終わらせない行動の教科書を読むべき3冊を紹介します。
自己啓発本を何冊も読んではみたものの、
結局行動に移せずモヤモヤしてしまう。
そんな経験、ありませんか?

実は、「知っている」ことと「できる」ことの間には、大きなギャップが存在します。
そのギャップを埋めるには、ただ本を読み込むだけでなく、
読んだ内容を“自分の行動”に落とし込む工夫が必要です。

そして、その工夫を力強くサポートしてくれるのが、
コーチング的な視点を持った本たちです。

今回は、読んで終わりではなく、
あなたの「明日からの一歩」に直結する3冊を厳選してご紹介します。
それぞれが、あなたの「変わりたい」という気持ちを、
確かな行動と習慣に変えてくれるはずです。

 

コーチングに興味を持たれたら↓

📌 コーチングセミナー概要

なぜこの3冊をおすすめするのか?

ご紹介した3冊をおすすめする最大の理由は、
「変わりたい」という気持ちを、
具体的な行動へとつなげる力があるから
です。

どの本も、単なる知識の提供にとどまらず、
読者が「自分にもできそう」と感じられるような
実践的な仕組みやステップが丁寧に盛り込まれています。

  • 自分を変える習慣力』は、行動のハードルを下げることで「小さな一歩」を踏み出す勇気を与えてくれます。
  • 完訳 7つの習慣』は、行動の土台となる価値観や目的を明確にし、長期的な自己成長を支えてくれます。
  • 心をとらえる60の法則』は、人間関係の改善に必要な具体的な行動例を提示し、すぐに実践できるよう導いてくれます。

つまりこの3冊は、
「どうすれば行動できるか」「なぜその行動が必要なのか」「どんな行動から始めればいいのか」という問いに、 それぞれの角度から答えてくれる、行動変容のための実践ガイドなのです。

読んだあとに「動ける自分」に出会える――それが、この3冊をおすすめする理由です。

『自分を変える習慣力』

自分を変える習慣力

著者:三浦将

  • 出版社 ‏ : ‎ クロスメディア・パブリッシング(インプレス) 
  • 発売日 ‏ : ‎ 2024/8/23

なぜこの本が「行動できない」人におすすめなのか?

「習慣が人生をつくる」とよく言われますが、実際に習慣を変えるのは簡単なことではありません。多くの人が「続けられない」「三日坊主になってしまう」という悩みを抱えています。
この本は、そんな私たちの悩みに寄り添い、心理学的な習慣のメカニズムを分かりやすく解説してくれます。

著者はプロコーチとして、これまで数多くの人の変化を支援してきた経験を持っています。
その豊富な知見が凝縮されたこの一冊は、まさに「行動に落とし込む力」を育てるための実践的なガイドブックです。

この本を読むことで得られること

  • 習慣が続かない本当の理由が分かる: 習慣化を阻む心理的な壁や、脳の働きを理解することで、「なぜ自分はいつも失敗してしまうんだろう?」という疑問が解消されます。
  • 「やる気」に頼らない仕組み作り: 根性論やモチベーションに頼るのではなく、誰でも実践できる小さなステップを踏むことで、自然と行動が継続する「仕組み」を構築する方法が身につきます。
  • コーチング視点で自分に合った計画を立てる: 本書で紹介されている「自分への問いかけ」を通して、自分の価値観や目的に合った行動プランを自分で設計できるようになります。

行動に直結する実践ポイント

  • 朝起きてすぐに「1分だけ」新しい習慣を試す: 「たった1分ならできる」という小さな成功体験を積み重ねることで、「自分にもできる」という自己肯定感が育ちます。
  • 「やめたい習慣」を紙に書き出し、代わりに入れる行動を決める: 無意識の行動を客観視することで、それを意識的に別の行動へと置き換える選択肢が生まれます。
  • 成功体験を可視化する: 日記やノートに小さな成功を記録することで、継続するモチベーションが維持され、「三日坊主」を抜け出すための最短ルートを進めます。

この本は、習慣化に挫折し続けてきた人にとって、
自信と継続力を育むための強力な味方となるでしょう。

『完訳 7つの習慣』

完訳 7つの習慣

著者:スティーブン・R・コヴィー

  • 出版社 ‏ : ‎ キングベアー出版 
  • 発売日 ‏ : ‎ 2013/8/30

なぜこの本が「生き方の哲学」として愛されるのか?

世界中で何十年にもわたり読み継がれているこのベストセラーは、単なるビジネス書や自己啓発本ではありません。
人生と仕事における普遍的な原則を体系的にまとめた、まさに「生き方の哲学」です。

コーチングの核心となる「主体性」「目的志向」「信頼関係」などの要素が、この本の中で深く、多角的に掘り下げられています。

理論だけでなく、日々の生活にどう活かすかの具体的なヒントが詰まっているため、読んだ内容を自分の行動に結びつけやすいのが大きな特徴です。

この本を読むことで得られること

  • 自分の価値観を明確にする: 自分が本当に大切にしているものは何か、何のために生きるのか、という人生の軸を再確認できます。
  • 主体的な人生を歩む: 周りの環境や他人の言動に振り回されるのではなく、自らの意志で人生をコントロールする力が育まれます。
  • ブレない判断基準を持つ: キャリア形成や人間関係など、人生のあらゆる場面で、普遍的な原則に基づいたブレない判断ができるようになります。

行動に直結する実践ポイント

  • 「影響の輪」と「関心の輪」を書き出す: コントロールできる「影響の輪」に集中することで、不安や焦りを減らし、具体的な行動にエネルギーを注げるようになります。
  • 毎週の計画を立てる: 自分の人生における「役割」(仕事、家族、自己成長など)を意識しながら、週ごとの目標を立てることで、バランスの取れた生き方ができるようになります。
  • 毎朝「今日一番大事なことは何か?」と自問する: 日々の行動が、自分の長期的な目標や価値観に沿ったものへと変わっていくでしょう。

この本は、習慣化に悩んでいる人だけでなく、自分の人生を主体的にデザインしたいと願うすべての人にとって、道標となる一冊です。

 

『心をとらえる60の法則』

心をとらえる60の法則

著者:マーク・レクラウ

  • 出版社 ‏ : ‎ ディスカヴァー・トゥエンティワン 
  • 発売日 ‏ : ‎ 2018/11/15

なぜこの本が「人間関係」に悩む人におすすめなのか?

私たちは日々、様々な人々と関わりながら生きています。
職場、友人、家族…しかし、誰もが円滑なコミュニケーションを築けているわけではありません。

この本は、対人関係の悩みを抱える人に向けて、「心をとらえる」ための60のシンプルで実践的な法則を紹介しています。

信頼関係を築くための基本原則が、
具体的な行動レベルで分かりやすく解説されているため、
読んだその日からすぐに試せる内容ばかりです。

この本を読むことで得られること

  • 対人関係の基本が身につく: 忘れがちな「当たり前だけど大切なこと」を再認識し、具体的な行動として習慣化できます。
  • 信頼関係を築く「小さな習慣」が身につく: 相手に好印象を与え、心を開いてもらうための行動が、無意識にできるようになる可能性があります。
  • コミュニケーションの質が向上する: 相手の心に寄り添い、本音を引き出す関わり方ができるようになり、仕事や人生の成功につながる可能性があります。

行動に直結する実践ポイント

  • 「相手の名前を呼ぶ」を1日3回意識する: 名前を呼ぶという小さな行動が、親しみと信頼を育む大切な第一歩になります。
  • 会話で「相手の良いところ」を必ず1つ見つけて伝える: 承認の力で相手の自己肯定感を高め、関係性が深まります。
  • 自分の意見を話す前に「まず3分間は相手の話を聞く」: 傾聴の姿勢が、相手に安心感を与え、心を開くきっかけになります。

この本は、人間関係に悩む20〜30代の社会人にとって、コミュニケーションの質を高めるための、頼れる羅針盤となるでしょう。

コーチングで自己成長!行動が変わる実践ポイント付き本のまとめ

本を読むことは、間違いなく「変化の入り口」です。
でも、どんなに素晴らしい内容でも、読んだだけでは人生は変わりません。 ページを閉じたあとに、何をするか。 その「一歩」があるかどうかで、未来は大きく変わっていきます。

今回ご紹介した3冊は、どれも「読んで終わり」ではなく、
読んだあとに“行動したくなる”仕掛けが詰まっています。
それぞれが、あなたの「変わりたい」という気持ちを、確かな行動と習慣に変える力を持っています。

 

🔹 習慣力を高めたいなら

自分を変える習慣力』を、小さく実践してみましょう。

「続けられない」「三日坊主になってしまう」――そんな悩みを抱えている人にこそ、この本は力を発揮します。
朝の1分、紙に書き出すだけ、ほんの小さな行動から始めることで、
「できるかも」という感覚が芽生え、やがて「続けられる自分」へと変わっていきます。

習慣は、意志ではなく仕組みで変えるもの
この本を通して、あなたに合った“続けられる仕組み”を見つけてみてください。

🔹 人生の軸を作りたいなら

完訳 7つの習慣』を、日常に取り入れてみましょう。

この本は、単なる自己啓発ではなく、人生をどう生きるかという哲学を教えてくれます。
「自分は何を大切にしているのか?」
「どんな人間関係を築きたいのか?」
「どんな未来を描きたいのか?」

そんな問いに向き合うことで、
あなたの行動はブレなくなり、 日々の選択が、より意味あるものへと変わっていきます。

「今日一番大事なことは何か?」と自問する習慣が、
あなたの人生を、主体的にデザインする力へとつながっていきます。

🔹 人間関係を改善したいなら

心をとらえる60の法則』で、信頼関係を育んでみましょう。

人との関係に悩んだとき、何をどう変えればいいのか迷うことがありますよね。
この本は、そんなときに「まず何をすればいいか」を、
具体的な行動レベルで教えてくれる一冊です。

名前を呼ぶ、相手の良いところを伝える、
まずは3分間話を聞く―― どれもシンプルだけど、実際にやってみると驚くほど効果があります。

信頼は、小さな積み重ねから生まれるもの
この本を通して、あなたの人間関係が、より温かく、より深いものへと育っていくはずです。

最後に:あなたの「次の一冊」が、人生を動かすきっかけになる

本を読むことは、知識を得るだけではありません。
それは、自分自身と向き合い、新しい可能性に気づくための時間です。 でも、その気づきを「行動」に変えなければ、現実は何も変わりません。

だからこそ、次に読む一冊は、あなたの人生を動かす“きっかけ”にしてほしい。
小さな一歩でも構いません。
朝の1分、ノートに書くひとこと、誰かに優しく声をかける―― その一歩が、やがて大きな変化につながっていきます。

あなたの「変わりたい」という気持ちは、すでに力を持っています。
あとは、それを動かすだけ。

さあ、次に手に取る一冊を、あなた自身の成長のスタートラインにしてみませんか?
この一歩が、きっとあなたの未来を変えてくれます。

 

コーチングに興味を持たれたら↓

📌 コーチングセミナー概要

しろ: 50代、元信用金庫職員として地域経済を支え、その後図書館職員として本と人をつなぐ仕事に携わる。派遣社員として多様な業務を経験した後、文章の魅力に惹かれライターとして独立。結婚後は通信制大学の人間総合科学研究科で心理学を学び、人の行動や思考の背景を深く理解する知見を得る。2人の子供はすでに独立し、現在は夫と二人暮らし。仕事の傍ら、剣道六段を取得、地域の剣道クラブで子供たちに指導を行う日々。読書と実践を通じて得た知識をアウトプットし、同じように学びを活かして収入を得たい人に向けて情報発信を続けている。心理学の視点を交えた文章は、実用性と温かみを兼ね備え、読者の行動を後押ししている。 本は年間200冊以上は読んでいます。