おすすめのコミックの紹介です。
ピッコマから人気コミックを『お兄様がおとなしすぎて心配なの』をネタバレを中心に紹介します。
「アイリン・ウェバー」には優しく穏やかな性格の兄がいます。
その名は「ベンジャミン・ウェバー」
将来皇太子の補佐官になる少年です。
皇太子は、将来兄に対して激 務をさせまくる人物なのです。
- お兄様がおとなしすぎて心配なの第1話
- お兄様がおとなしすぎて心配なの第2話
- お兄様がおとなしすぎて心配なの第3話
- お兄様がおとなしすぎて心配なの第4話
- お兄様がおとなしすぎて心配なの第5話
- お兄様がおとなしすぎて心配なの第6話
- お兄様がおとなしすぎて心配なの第7話
- お兄様がおとなしすぎて心配なの第8話
- お兄様がおとなしすぎて心配なの第9話
- お兄様がおとなしすぎて心配なの第10話
- お兄様がおとなしすぎて心配なの第11話
- お兄様がおとなしすぎて心配なの第12話
- お兄様がおとなしすぎて心配なの第13話
- お兄様がおとなしすぎて心配なの第14話
- お兄様がおとなしすぎて心配なの第15話
- お兄様がおとなしすぎて心配なの第16話
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- お兄様がおとなしすぎて心配なの第89話
- お兄様がおとなしすぎて心配なの第90話
- お兄様がおとなしすぎて心配なの第91話
お兄様がおとなしすぎて心配なの第1話
小説の中で、皇太子がヒロインと遊んでいる間に、仕事をさせられている補佐官。
優しく真面目な補佐官。
将来その補佐官になって未来の皇太子に労働力を搾取される設定なのが、私のお兄様
「アイリン・ウェバー」に憑依したのはブラック企業に勤めていたOLでした。
仕事を優先して彼氏に振られた直後に過労死しました。
生まれ変わり「アイリン・ウェバー」として家族に愛されて育ちます。
とても優しい家族で、お兄様がすごく大好きなアイリンです★
お兄様がおとなしすぎて心配なの第2話
アイリンはここが、恋愛ファンタジー小説「私を好きにならないで」の世界だと知ります。
自分はその小説の中で存在感のない、よくわからないキャラクターです。
だから平和に暮らせると思っていました。
ですが、いつもやさしいお兄様が「将来激務に追われる皇太子の補佐官」だと気が付きます。
こんな可愛くて優しいお兄様に
あんなツラい仕事はさせられない!
優しいお兄様を守ってあげると誓うアイリンでした★
皇太子に会わせてもらえないアイリンは皇太子の記事を集めたスクラップブックを作るのでした。
お兄様がおとなしすぎて心配なの第3話
皇太子殿下の記事にとっても興味があるみたいだね…
あせるアイリンは必死にごまかします。
皇太子の記事ばかりではなく、
兄のベンジャミンはどこからも欲しがられる人材だから
一番福利厚生が充実した就職先も調べています。
ですが、
皇太子を目障りに思う貴族たちから守るために
皇太子の顔を公表していません。
皇太子の顔が知りたい
狩猟大会の日にアイリンは風邪をひきました。
大好きな父や兄の活躍を見に行けませんでした。
寝込んでいてお守りのリボンも渡せなかったし…
アイリンはまだ熱が下がらない時に父と兄が早めに帰ってくると知ります。
お兄様がおとなしすぎて心配なの第4話
狩猟大会から「お父様とお兄様が帰ってきた!」
嬉しくてお兄様の部屋に、飛び込むアイリン
部屋には見知らぬ人がいました。
お兄様と沢山お話がしたくて走ってきたのでアイリンは寝間着姿のままです。
動揺するアイリン
そこに、兄のベンジャミンがやってきて、
「アイリン!しかもそんな恰好で…」
ベンジャミンはあわててアイリンを自分の上着で隠すと、
アイリンを部屋まで送っていきます。
ベンジャミンの部屋で一緒にお茶を飲んでいるのは、
ベンジャミンと一緒に狩猟大会から来た、「エルビン・マニュエル・テレンス」この国の皇太子でした。
狩猟大会で皇太子はずっと田舎貴族のフリをして、ベンジャミンの側にいたのでした。
僕はさっきここで君を待っていた時に
アイリン・ウェバーに
会ったみたいなんだけど(by皇太子)
「いいえ、そんなはありません」( ー`дー´)キリッ
お兄様がおとなしすぎて心配なの第5話
うっかり出てきてしまった妹のアイリンを隠した兄ベンジャミン
アイリンに会いたかった皇太子
「次は君の妹に会わせてくれるかな?」
「お断りします」
実は、アイリンも皇太子に会いたかったのでした。
小説で皇太子は闇夜のような黒髪と書かれていたから
さっきの人が皇太子かもしれないから
もう一度見てみたかったのに…
皇太子を追い返した後、
アイリンに”狩猟大会”の、お守りのリボンをもらってご満悦の兄ベンジャミンでした。
アイリンが直接巻いてくれないと
アイリンは青くてかわいい、アイリンが作ったお守りのリボンを兄に巻いてあげます。
その日の夜に父にもお守りのリボンを渡しました。
父は大喜びです★
お兄様がおとなしすぎて心配なの第6話
アイリンはベスと初めて図書館に行きます。
1人で外出するのはまだ早い気がするんだけど…
相変わらず過保護な兄ベンジャミンです。
ベスが友達とおしゃべりをしている間、アイリンは兄の将来のために求人を探します。
「事務長」「神殿管理」「ブレイク公爵家の事務補佐官」などの求人です。
その時、兄の悪口が聞こえます。
ベンジャミン・ウェバー超ムカつく!
一体誰が私のお兄様の悪口を言った!?
「「そんなことないよ」」
アイリスと変装中の皇太子が止めます。
彼は先日、兄の友達だと思っていた人です。
兄のベンジャミンの方が、家庭教師をしていた従弟よりも優秀であったためのトラブルを、話を聞いただけの親戚の少年が悪口を言ったのでした。
悪口を言っていた少年をやりこめる皇太子
悪役キャラの少年は仲間と逃げていきます。
お兄様をかばってくださってありがとうございます
とんでもない
嬉しいよ
こうしてまた再会できて
せっかく兄が苦労をして会わせないようにしていたのに出会ってしまったのでした。
お兄様がおとなしすぎて心配なの第7話
図書館でアイリンの隣に座る皇太子
ベンジャミンは一緒じゃないの?
はい今日は初めての「独りお出かけ」なんです
8歳の子が読むには難しい本を見て、驚く皇太子
「世の中にどんな仕事があるのか調べてたんです」と答えるアイリン
そういえば
ベンジャミンから聞いたよ
新聞のスクラップブックまで作ってるんだって?
アイリンの知りたいことが自分のことだと喜ぶ皇太子でした。
再び現れた悪役キャラの少年は皇太子に喧嘩を売ります。
ブレイク家の後継者…
ロジャー・ブレイク様だ!
俺様でした★
皇太子を田舎者呼ばわりです★
今度はアイリンに言い負かされて逃げ帰っていきました。
皇太子とアイリンはお互い好印象でした。
お兄様がおとなしすぎて心配なの第8話
首都で一番忙しい仕立て屋さんに来ています。
家族でアイリンの誕生日パーティーで着るドレスを買いにきました。
どのドレスもアイリンに似合います。
アイリンがとても可愛いからです♡
あとで悩むことがないように
今日見せてくれたドレスを全てオーダーします
兄ベンジャミンの一言でたくさんのドレスを買ってもらったアイリンでした。
別の日に、ベスと図書館へ
失礼な司書に「銀髪の少女が本を破損しているという通報がありました」と言われます。
ロジャー・ブレイクが言ったのかな?と思うアイリン
司書に、手を掴まれて追い出されようとしたところに、
皇太子の助けが入ります。
お兄様がおとなしすぎて心配なの第9話
アイリンは皇太子が助けてくれたので本を読むことができました。
まだ怒っているアイリンに復讐をしないように言います。
舐める?
キャンディだけど気分が変わるよ
キャンディを舐めているアイリンが可愛いと思う皇太子★
話しが弾みます。
皇太子は「兄のベンジャミンに公爵家の少年をやっつけてもらえ」といいます。
「兄は優しすぎるから誰かをやっつけるなんてできない」とアイリン
ベンジャミンに対する評価が違うのでした。
アイリンの頭をなでる皇太子
可愛い妹がいてベンジャミンがうらやましいのでした。
アイリンにキャンディを渡してかっこよく帰っていく皇太子
ですが歴史の本を忘れていってしまいました。
お兄様がおとなしすぎて心配なの第10話
皇太子が借りた本を返してあげるアイリン
アイリンは口をもぐもぐさせていて、ベスにキャンディを食べていることがバレます。
ウェバー家規則!
キャンディは1日3個まで!!
歯磨きをしてあげるベンジャミンはアイリンが皇太子がいつも食べているキャンディを持っていることに気が付きました。
「2人の好みが似ているのかな?」
皇太子はアイリンが本を返却してくれたことに気が付きました。
図書館で皇太子は、またロジャー・ブレイクに偶然会いました。
あの田舎者だな?
お前はベンジャミンのフンだといいます。
変装中の皇太子だということに気が付かないで、ぺらぺらと「お前の面倒をみてやる」などと上から目線で話し始めます。
もう皇太子殿下に謁見の申し込みをして許可をもらってるんだ
皇太子の明日の謁見はロジャー・ブレイクだったのです。
お兄様がおとなしすぎて心配なの第11話
父の部屋にいるアイリン
父は「ベンジャミンとアイリンの家庭教師がなかなか見つからない」といいます。
アイリンは求人広告の修正が必要だといいます。
- 最低月給の明記
- 授業の頻度の明記
- 休みも明記
などなどホワイト企業なら当然の求人案内です。
そのころ、皇太子との謁見を迎えたロジャー・ブレイク
皇太子は前日、ロジャー・ブレイクに言われたことをそっくり言います。
嫌な予感しかしないロジャー
頭を上げると、昨日の相手がいました。
やってしまった…
そのころ、アイリンはブレイク公爵家にお使いを頼まれます。
お兄様がおとなしすぎて心配なの第12話
アイリンのお使いはブレイク公爵家に「手紙を届けること」です。
一緒にベスがついてきました。
ベスはブレイク公爵家にいる伝説の先輩に会えるとドキドキしています。
「一番下のメイドから家政婦長に上り詰めた何でもできるパメラ」です。
次期後継者が対応すると言われるアイリン
「あ…」
まさかロジャー?
アイリンはロジャーに会いたくありません。
ですが、ロジャーもアイリンに会いたくなかったようです。
皇太子にアイリンへの言動に気を付けるように言われていたからです。
挙動不審なロジャー
「皇太子殿下の補佐官になりたい」からもうアイリンには関わりたくないのです。
ロジャーが皇太子の補佐官になりたいことを知ったアイリンは、兄のベンジャミンを皇太子の補佐官にさせたくないから
応援してます
私もあなたなら必ずなれると信じています
と兄の代わりに皇太子の犠牲者ができたことを喜びます。
「俺にそこまで言ってくれたのは…お前が初めてだよアイリン・ウェバー」とロジャーは頬を染めて感動します。
「みんなは俺の事をバカにするのに」
「皇太子がなんであそこまでお前のことを気にかけてるのか分かる気がするよ」
「俺もベンジャミンの後ろにいつもいるあの田舎者が実は皇太子なのを知ってるんだぞ!」
皇太子の正体をばらしてしまったロジャー
もしかして俺はまたやってしまったのか…?
お兄様がおとなしすぎて心配なの第13話
皇太子の正体がわかったアイリンは、
本人にむかって「皇太子に興味がある」なんて言ってしまったことが恥ずかしくなります。
引きこもるアイリン
兄のベンジャミンがアイリンを心配して部屋まで来てくれました。
そのやさしさに心が温まるアイリン
お兄様は将来何になりたいですか?
難しい質問だね
とりあえず…
立派な伯爵かな?
逆にベンジャミンはアイリンに「どんな兄になってほしい?」と聞きます。
幸せそうなお兄様です!
好きな仕事に熱心で
休みもしっかり取る…
そんな人です!
アイリンはたまに社会人歴8年5カ月くらいの人みたいだね
「ゲッ!な…なんで知っているの?」
引きこもっていたアイリンの代わりに図書館に本を返しに行ったベスは、皇太子からキャンディを渡されましたと言います。
あの人ですよ!
ベンジャミン様とお嬢様にやたらとつきまとう田舎貴族のお坊ちゃま!
皇太子にもらったキャンディを喜ぶアイリンでした★
お兄様がおとなしすぎて心配なの第14話
雪が降る日には町の中央にある噴水台に大きな雪だるまが作られます。
アイリンとベンジャミンはそこに出掛けます。
その雪だるま周辺に小さな雪だるまを作っておくと「雪だるまの妖精が願い事を叶えてくれる」らしいのです。
アイリンは雪だるまに「皇太子に会いませんように」と願います。
その瞬間に皇太子に出会いました。
びっくりして落としてしまった雪だるまを皇太子は作り直してくれました。
皇太子なのに優しい
皇太子らしくない
皇太子のことを見直すアイリンでした★
皇太子に願い事をするように言うアイリン
何をお願いしようかな…
お兄様がおとなしすぎて心配なの第15話
ベンジャミンとこれからも仲良しでいたいんだ
こんなこともお願いしていいのかな?
ベンジャミンと皇太子の決別を願うアイリンでした★
今度静かな場所で会おう
「もしかしてついに自分の正体を明かすつもりかな?」
ベンジャミンの願いは
「妹の雪だるまが長く残ってますように」でした。
お兄様すてきです★
帰り道、二人は家庭教師の話をします。
「お兄様が」「アイリンが」「「気に入る先生が来るといいな~」」
帰ると、家の庭に家庭教師の面接に来た人が寝ていました。
「この家って求人募集の広告出してるよね」
お兄様がおとなしすぎて心配なの第16話
庭で寝ていた面接に来た人は魔塔の魔導士でした。
態度がいい加減だったので最初は「あんなの不採用!」と思っていたアイリンですが、「魔塔から首都に来た理由」を聞かれ、
魔塔は閉鎖的だから業績を残しても誰も認めてくれないから、
首都ですごいことをしてみようかと、
「例えば皇太子の補佐官の座くらいは狙わないと」
「合格!」「絶対に合格!」(byアイリン)
二人目の兄の代わりの補佐官候補です★
ベンジャミンとアイリンの家庭教師が決まりました。
先生の授業の初日
先生にアイリンは魔法の適性がないと言われます。
とりあえず先生と一緒に体操をするアイリン
その時に皇太子から手紙が届きます。
先日した会う約束の手紙です。
…親に何て言って出かければいいのか分かりません
玄関から出なきゃいいんだろ?
お嬢様は
自分の採用した人がどんな人かもう忘れたの?
「言ってごらん、お嬢様はどこに行きたいの?」
お兄様がおとなしすぎて心配なの第17話
準備ができたアイリンは、皇太子が待っているところに先生と一緒に魔法で行くことになりました。
移動魔法の呪文を一緒に唱えます。
呪文は「偉大なるイケメン・ニコラス・アルケール」
全ての魔法に使える呪文です。
「誰ですか?」
「お嬢様が今、手を繋いでいる男の名前だ」
「……」
「「偉大なるめちゃくちゃイケメンのニコラス・アルケール」」
魔法で図書館に来た二人は、移動魔法がバレて兵士たちに追いかけられます。
「うん、こういう場所ではテレンス家の許可なく移動魔法を使ってはいけないんだよ。勉強になったね!」
逃げている途中で先生とはぐれ、皇太子に助けられます。
正体を明かそうとする皇太子に
知っていました
皇太子殿下ですよね?
お兄様がおとなしすぎて心配なの第18話
正体が分かったところでお互いに自己紹介をします。
「エルビン・マニュエル・テレンスと言います」
「私はアイリン・ウェバーです」
皇太子は人伝手ではなく直接アイリンに名乗りたかったと言います。
「ロジャー・ブレイクのせいでなんとなく分かっていた」
とアイリン
アイリンの驚く顔が見られなかった皇太子はがっかりです。
皇太子と分かれた後に先生と出会えたアイリン
先生の額から血が出ていました。
先生は黒河の近くのモンスターの出やすい危険な所に飛ばされたと言います。
「とても危ないところですよね!?」
なーに大したことないよ
そんなことよりも
お嬢様を1人にさせた方が心配だったよ
移動魔法で帰宅先はお父さんの書斎でした。
見つかってアイリンは罰を受けます。
夜に先生に薬を塗ってあげるアイリンでした。
「あ…雇用主さん待って!」
お兄様がおとなしすぎて心配なの第19話
「明日から算数を勉強し始めるのはどう?」
「新聞も一緒に読みながら議論しようか」
本当の年齢は?
アイリンの今の状態を分からないなりに察している先生でした。
「これこそ偉大なる師匠の洞察力なんだよ」
先生は、「今まで1人で抱え込んでいた真実を話し合える選択肢」が増えたといいます。
利用してもいいよ
僕を…
うれしいアイリンでした。
先生と、とても仲良くなりました★
王宮では、皇太子がロジャーに、
「アイリンに秘密をばらしたこと」を責めています。
「今後は僕に真っ先に報告するように…」
お兄様がおとなしすぎて心配なの第20話
皇太子はブレイク公爵から「主席補佐官を決めるように」と言われています。
「せめて次席補佐官を何人か配置した方がいいかと…」
3年たって12歳のベンジャミンが成人するのを待ちたい皇太子に、ブレイク公爵は急げといいます。
今日はメイドの家を訪ねます。
メイドが赤ちゃんを産んだのでお祝いに行きます。
兄のベンジャミンと執事とアイリンの3人です。
アイリンはプレゼントに赤ちゃんの物ではなく、メイド本人の物を買います。
「赤ちゃんへの贈り物ばかりだと母親が寂しいでしょ?」
とても喜ばれました★
帰り道で、
うちに保育施設を作ろうかしら…?
急に出掛けようとするベンジャミンでした。
…お兄様話があります
お兄様がおとなしすぎて心配なの第21話
アイリンはベンジャミンが皇太子のエルビンところに行くことを察したのですが、
内容もきがずに「ダメ」と言われます。
…アイリンもエルビンもどうして2人とも
こんなにお互いに興味津々なんだ…?
エルビンの執務室に行くベンジャミン
エルビンが忙しいことを気遣うベンジャミンですが、服を直したり厳しいです。
それに、エルビンがアイリンの名前を言っていいのは「1日3回」までです。
忙しい理由は、
皇太子の業務が手伝ってくれる人はいるけど正式な補佐官がいないからです。
笑うエルビン
そりゃあ
君が僕のことを
心配してくれてるみたいだから
お兄様がおとなしすぎて心配なの第22話
ベンジャミンは皇太子の執務の手伝いをしています。
書類の山を仕分けます。
「王子だからって全ての仕事を独りでやる必要はありません」
二人の話題はアイリンの誕生日になりました。
僕にも…招待状が届くかな?
ベンヤミンは「2日以内にこれらをすべて終わらせたら私の名前で招待状をお送りします」と皇太子の仕事が早く終わるように提案します。
アメとムチです★
そのころ、アイリンたちはアイリンの誕生日パーティの招待状を書いています。
アイリンの家族は仲良しです★
皇太子のエルビンにも招待状を送ります。
雪だるまの陽性は一体何をしてるの?
転生前は自分の誕生日に期待をしなくなっていました。
今回の誕生日は少し違うのかな?
お兄様がおとなしすぎて心配なの第23話
アイリンは今年の誕生日パーティーから準備に参加できるようになったので誕生日に使うカトラリーを選びます。
上品で出し入れが簡単な食器を選びます。
「みんなの作業効率を上げるためです」
いよいよ誕生日です。
誕生日に参加できないロジャー・ブレイクからは手紙とプレゼントが届いていました。
すぐに返事を書くアイリン
パーティの準備途中にも、ニコラス先生は計算問題をアイリンに出します。
お兄様がおとなしすぎて心配なの第24話
アイリンは家庭教師のニコラス先生に魔法のプレゼントをもらいました。
そして、ベンジャミンお兄様に選んでもらったドレスを着ました。
アイリンも可愛いね
悩んだ甲斐があったよ
お兄様も素敵です★
アイリンは誕生日パーティーで、皇太子に借りたハンカチを返そうと考えています。
皇太子(エルビン)はアイリンの誕生日の装いに気合が入っています。
ですがエルビンの所に・・・。
お兄様がおとなしすぎて心配なの第25話
皇太子(エルビン)は仕事を終わらせて
アイリンの誕生パーティの招待状を無事受け取りました。
エルビンはベンジャミンに
アイリンの一番好きなものを聞き出します。
アイリンの誕生日当日
エルビンの所に急な会議の知らせがやってきます。
誕生日パーティではアイリンの選んだカトラリーが褒められます。
無事にパーティは終わりました。
夜、このまま寝るのが惜しいアイリンは眠れません。
出歩くとアイリンはエルビンに出会います。
誕生日パーティーを欠席してごめんね
これあげる
お誕生日おめでとうアイリン
お兄様がおとなしすぎて心配なの第26話
皇太子のエルビンは
誕生日プレゼントに王宮のバラをプレゼントしました
この時期は他では手に入らないバラでした。
喜ぶアイリン
そこに兄のベンジャミンがケーキを持って登場します。
ベンジャミンには
「アイリンが使用人たちの作業を減らそうとしていた」
ことをお見通しでした。
アイリンが気に入るような
取り出しにくい場所にあった素敵なカトラリーで
ケーキをもてなそうとしたのでした。
愛する妹が
自分の好きなお皿で
美味しいケーキを食べさせたかっただけ
お兄様がおとなしすぎて心配なの第27話
エルビンとアイリンはケーキを食べています。
アイリンにプレゼントをしたバラを切るために手に怪我を
したエルビンは
ベンジャミンに薬を塗ってもらったので
手がベタベタで
ベンジャミンにケーキを食べさせてもらっています。
何か勘違いをするアイリンでした。
エルビンとベンジャミンの恋愛物語!?
ですが、「お兄様と素敵な誕生日を過ごせて楽しかった」
とよろこぶアイリンでした。
1週間後、メイドのベスが疲れた顔をしていて、
さらに、新聞配達の子が休んでいます。
新聞が来ないと
アイリンのスクラップブック作成ができません。
ベスに様子を見に行ってもらうことにしました。
…ごめんねベス
私はあなたが思うほど純粋な心で
新聞配達のあの子の
心配をしている訳じゃないの!
お兄様がおとなしすぎて心配なの第28話
アイリンの屋敷に新聞を
配達してくれる少女はとても有能です。
なぜか今日はお休みをしています。
アイリンは皇太子の記事を
スクラップするために新聞が必要です。
そしてその新聞を
正確で迅速な配達をしてくれる彼女を
とても大事にしています。
メイドのベスは
アイリンには友達と遊んでもらいたいと思っていますが
アイリンは
お風呂場のアヒルや
小説の中のドラゴンだけが友達です。
私はお嬢様にも
悩みを打ち明けられるお友達が
いたらどんなにいいだろうって
いつも思うんです。
ベスは元気がない様子です。
それなのにアイリンを心配してくれたのでした。
町で新聞を求めるアイリン、
最後の1つを手に入れようとしたところ
を誰かに奪われます。
お兄様がおとなしすぎて心配なの第29話
アイリンが手にした新聞を
感じの悪い男性が奪いました
あの言い方はロジャー・ブレイクだ!!
と思ったら本人が血相を変えてやってきました。
この無礼を挽回するチャンスをくれ
うちに来てくれないか?
アイリンはブレイク公爵家に行きました。
そこで、アイリンのチェックが入ります。
会議が大好きな父親のいるところは
お兄様の就職先にはダメです。
ロジャーとアイリンは
同じスクラップの趣味があることが分かりました。
スクラップブックもアイリンと同じ
使っている糊も同じ
しかも、ロジャーは奪われた時にシワになった新聞を
丁寧にアイロンで伸ばしました。
凄い!
ロジャーはただ者じゃないわ
アイリンが僕のこだわりを
分かってくれるなんて…
ロジャー
アイリンに友達認定されました。
お兄様がおとなしすぎて心配なの第30話
アイリンはロジャーに
誕生日プレゼントのお礼を言います。
ロジャーが集めている情報も
皇太子の記事だと分かりました。
まさか相手に不意打ちをかけるために
何年も新聞のスクラップを
したりはしないよな
グサッ うっ…
悪意を持ってスクラップする人は
いないと思います
全て関心と愛がきっかえですよ
お互いに好意を
持っているってことだな
ロジャーはアイリンと皇太子が相思相愛
だと勘違いをします。
ロジャーは
皇太子のことを尊敬しているからなんです。
お兄様がおとなしすぎて心配なの第31話
ロジャーは皇太子の情報を
少しずつ集めてたら憧れたますます強くなったと言います。
自然とあの方の補佐官に
なりたいと思い始めてさ
ロジャーはアイリンに
皇太子殿下に
「今日あったことを言わないで」と頼みます。
私のことなんかそんなに
気にされる方じゃないんですよ
アイリンが巻き込まれた
小説の中のタイトルは
「私を好きにならないで」で
皇太子はすべての職責を放り出して
初恋のヒロインを追いかけます。
アイリンは帰りがけに
ロジャーのお父さんであるブレイク公爵に出会います。
ウェバー家のお嬢様が
主人のいない屋敷に出入り
するのはお行儀が悪いですよ
怒られました
お兄様がおとなしすぎて心配なの第32話
ブレイク公爵の目は
社員を疑う雇用主と同じ目でした
ウェバー家の使用人たちは
私のことをどう思っているのかな?
メイドのベスが憂鬱そうに見える時は
話が聞きたくなる・・・
ベスは新聞配達の子が
酷い風邪で寝込んでいたことを教えてくれました。
ベスはアイリンは「すごく優しい」
と嬉しいことを言ってくれました。
そんなことをいうと休みの日に
わざわざ呼び出して
登山に誘っちゃうかもよ
ベスは「良いですね~~♪」
と楽しそうに言います。
ベスが前に働いていた屋敷で仲の良かったメイドが、
自分の元カレと結婚することに決まって、
結婚式の招待を受けたことを話してくれました。
プレゼントしてもらいたいものまで
書いてあったんです!
あり得なくないですか?
もし出席しなかったら「まだ彼に未練があるのよ」
って噂されるかもしれないと
よし!
みんな聞いて
今すぐにこの街で
一番腕のいいエステシャンを呼んで!
そしてデザイナーのカミラも呼んで!
最高のドレスが必要になったと!
お兄様がおとなしすぎて心配なの第33話
アイリンは自分のお小遣いに加え
完璧な予算書を作成して
お父様からベスを飾り立てる軍資金をもらいました。
私の家の使用人に
嫌なことをしたらどうなるのか
思い知らせてやるためだ
ブレイク公爵家の騎士にベスのパートナーをお願いして
パーティのご馳走を平らげてきてもらいました。
ベス、勝ってきました★
数日後、ロジャーから
うちの騎士がご馳走に喜んでいたと手紙がきました。
ロジャーのスクラップの話を熱く語るアイリンに
ベスは
「ベスのほうがもっと好き!!」と言わせます。
私達相思相愛ね❤
外では、魔塔の魔導士で、
アイリンの家庭教師のニコラス・アルケールが
のんびりひなたぼっこをしています。
いいなぁ青春だな~
お兄様がおとなしすぎて心配なの第34話
ロジャーの父親は
頼まれた仕事をこなしたロジャーを褒めます。
ですが、アイリンの事は、バカ娘といいます。
家の品格も違うと。
ロジャーのスクラップbookもくだらないと破きました。
折角楽しい気分でアイリンの手紙を
読んでいたのに台無しです。
ロジャーは素っ気ない返信を書きました。
ベスは元カレから届いた手紙に怒っています。
ベスの同僚もアイリンの母親も相談に乗ります。
アイリンの母親は実家に冬まで滞在予定です。
お母様がいない間
屋敷に何もないといいんだけど…
お兄様がおとなしすぎて心配なの第35話
家庭教師のニコラス先生は
あまりにも暑かったので、氷を食べ過ぎてお腹を壊しました。
ニコラスは夜遅くにトイレでうなっています。
執事は主人の帰りを待ちつつ
先生のお尻に薬を塗っています。
アイリンの父は仕事で
夜遅くに帰ってくるといいます。
お父様が帰ってこないと
執事のこの人も上がれないのね…
最近帰りの遅い父親が心配になるアイリン
兄のベンジャミンは優しいアイリンが大好きです。
アイリンおいで
お前と一緒にお父様の
お戻りを待ちたくなった
お兄様がおとなしすぎて心配なの第36話
アイリンは父が仕事から帰ってきた時に
誰かが迎えてくれたら
凄く嬉しいと思うから待っていると言います。
そんな話をするときのアイリンは
本当に8年5か月くらい
社会人経験がある人みたいだね…
鋭い兄のベンジャミンは
アイリンにもっと自分のことも大切にするように言います。
兄に絶対に信頼を寄せているアイリンは
自分のことも大事にすることを考えます。
二人は皇太子の話もします。
皇太子殿下がやるべき仕事を
放り出して好きな人に会いに行ったら
お兄様はどうしますか?
とアイリンは日頃心配していることを聞きます。
そんな事にはならないというベンジャミンに
もどかしさを感じるアイリンでした。
ベンジャミンの肩でアイリンは寝てしまいました。
お兄様がおとなしすぎて心配なの第37話
お帰りなさいお父様
アイリンとベンジャミンが待っていて
嬉しいお父さんでした。
食堂ではメイドのベスを裏切った元カレから
ベスに手紙が来ることについて
みんなで話し合っていました。
アイリンの家庭教師のニコラスが
その元カレに手紙を書きました
これを読めば二度とベスに
手紙を送れなくなるようなものです。
それを彼の奥様に♪
元々は、ベスの友達である奥様が
ベスの彼を略奪した関係でした。
その手紙が原因で
魔塔にニコラスの所在がバレてしまいました。
どうやら…誰かがうちの飼い犬に
新しい首輪をつけたようだな?
一方伯爵家では
アイリンの父がニコラス先生を呼び出しました。
今日は先生に大切な話が
あって来てもらいました
お兄様がおとなしすぎて心配なの第38話
お父さんの話しの結果
アイリンはニコラス先生に
ダンスを習うことになりました
アイリンは
「運動後に飲むエビフライとビールが美味しかったな…」
なんて考えていたら
転生したことがバレちゃうと吹き出しながら言います。
心配だからそばに
縛りつけて監視したくなるな
怖いことをさらり
満面の笑みのニコラス先生に
アイリンはダンスを教わりました。
皇太子のエルビンは
アイリンの兄のベンジャミンと
社交活動について話しています。
ベンジャミンに友達と言われて喜ぶエルビン
べレイク公爵の考えで
「幼い後継者たちのための小さなパーティ」が開催されます。
ブレイク公爵は皇太子の教育係です。
ベンジャミンはエルビンに
「私は殿下がもう少しご自身の意見を主張したほうがいいと思います」
と意見します。
エルビンはそのパーティにベンジャミンを誘います。
友達だからそばにいてあげるというベンジャミンに
喜ぶエルビン
エルビンはものすごくベンジャミンを信頼しています。
お兄様がおとなしすぎて心配なの第39話
ここからシーズン2開幕です!
ブレイク公爵は、皇太子を操るために
彼の周りの臣下たちを一掃しようとしています。
皇太子の護衛騎士がやってきました
ーー・ーー・ーー・ーー
アイリンはダンスのレッスンが捗りません。
ベンジャミンに会いに来た皇太子(エルビン)に、
1人で練習しているところを見られてしまいました。
お兄様とエルビンが仲が良いと思っているアイリンは
「週40時間を超えちゃダメです」
と長くお兄様を拘束しないことを約束させました!
エルビンはアイリンの頼みは
「いつでも何でも聞いてあげる」
と手を掴みながら言いました。
エルビンはダンスのコツを伝えます。
一緒に練習する二人
「まず相手を受け入れる」
これだけです。
アイリンが僕を・・・
ちゃんと意識すれば
僕に集中して
お兄様がおとなしすぎて心配なの第40話
アイリンは
エルビン殿下との距離が
近すぎてドキドキしています
もう少し踊ろうとするエルビンを、
ベンジャミン(アイリンの兄)が引き剥がします。
実はベンジャミンもエルビンにダンスを教わったそうです。
兄妹はダンスが苦手★
ベンジャミンに引きずられるかのように、部屋を出るエルビン
アイリンは、
「前に貸してもらったハンカチ」を返そうとしますが、
「今度会う時で」とエルビンは去って行きました。
ベンジャミンは。
「私の妹に格別な興味を示す理由は何ですか?」
とエルビンを牽制します。
兄弟の話を例えて誤魔化すエルビン
父には兄弟は何人かいたけど
父が即位前にほとんど殺してしまったと
1人だけ生きている叔父がいることを疑問に思っているエルビン
一番下の叔父(マティア公)だけは
殺したり国外追放したりしませんでした。
エルビンの父は統治してから
一度も首都には呼んだことのない叔父です。
賢いし勤勉な人
それがマティア公です。
お兄様がおとなしすぎて心配なの第41話
ブレイク公爵は急にパーティの趣旨を変更しました
子供が多いパーティです。
結構、騒がしい落ち着かないパーティになっています。
皇太子のエルビンが登場しました。
みんなが話し掛け、
人だかりが出来ています。
ベンジャミンが服を汚した子を助けている間に、
ダンスの音楽が流れます。
みんなが皇太子が誰をダンスに誘うか
期待が高まる中、
アイリン、エルビンを助けてあげようかなって
考えてしまいました。
アイリン
エルビンへの今までの借りを返すために
立ち上がりました。
私が助けてあげます!
お兄様がおとなしすぎて心配なの第42話
エルビン(皇太子)
せっかく話し掛けてくれた令嬢にダンスを申し込まずに
アイリンの元にやって来ました
アイリンが手を差し出すと・・・
兄のベンジャミンがエルビンの手を掴みます。
お約束です★
そして男同士でダンスを踊ります★
ベンジャミンがアイリンの為にドリンクを取りに行った隙に、
エルビンはアイリンとダンスを踊ります。
帰ってきて二人のダンスに怒るエルビン
アイリンの初ダンスを奪うなんて!
ベンジャミンを宥めるエルビン
3人で一緒にダンスを踊ることになりました★
お兄様がおとなしすぎて心配なの第43話
アイリンのパパの職場見学の回でした
アイリンのお父様、ものすごくイケメン★
お父様はアイリンがオフィスに来ることを希望
みんなも歓迎していると言います。
上司に頼まれたら
「イヤ」とは言えませんよ!
子供が行くと仕事の邪魔をするのでは?
と心配するアイリン
アイリンは1日しっかりとみんなを見て
次の日、部屋を綺麗にして飲み物を用意します。
上司の飲み物の好みを把握しておくのは
ブラック企業の新入りの基本中の基本よ!
みんなに頭をなでなでしてもらいました。
お兄様がおとなしすぎて心配なの第44話
アイリンは
父の職場にお茶を用意するのを手伝ってくれたメイドに
お礼を言いに言う途中
見知らぬおじさんに
「俺の席にも飲み物を頼む」
と命令されました。
初対面の人に命令されて拒むアイリンは
その人に絡まれますが、
エルビン(皇太子)に助けてもらいました。
エルビンはアイリンと公式の場でダンスを踊ったことで
アイリンに危険がくると話します。
お兄様がおとなしすぎて心配なの第45話
アイリンはエルビンに職場見学の感想を聞かれます
アイリンの父は
全国各地の国民からの苦情窓口をしています。
アイリンは、
「お父様がどんな仕事をしているのか知るだけでも嬉しい」
と言えば、エルビンも
「有能な伯爵のおかげで本当に助かっている」と言います。
帰りがけにあと3日は父の職場に来るというアイリンに
エルビンはキャンディとケーキとお茶の用意をしようと考えます。
ーー・ーー・ーー
魔塔からドゥウェイン・ベルがエルビンに謁見に来ました
有能な魔法士が行方不明だと
(アイリンの家庭教師のニコラス先生ことです)
ドゥウェインが謁見に来た理由は、
皇宮警備隊から緊急で魔塔に送られてきた書類の写しに
その魔導士の署名がされていたからです。
お兄様がおとなしすぎて心配なの第46話
魔塔は
アイリンがニコラス(先生)を拘束している
と考えています
エルビン皇太子がアイリンと親しいから
魔塔からドゥウェイン・ベルが謁見しに来たのでした。
エルビンはアイリンをドゥウェイン・ベルから守ろうと考えます。
アイリンはお父様の職場にこれから3日間毎日来るからです。
エルビンはアイリンが可愛いと思っています。
兄弟愛のような気持ちではないかと
僕はアイリンの
お兄様も同然だから!
お兄様がおとなしすぎて心配なの第47話
エルビンはアイリンをドゥウェイン・ベル(魔法士)から
隠すために話を聞いて繋ぎ止めています。
3時間以上も話が止まらずげっそりするエルビン
ですが、魔法士の関心が自分に向いて喜びます。
エルビンがあんなに気を遣ったのに
アイリンと魔法士がすれ違ってしまいました。
アイリンの頭に手を置いて
なにやら魔法を発動させます。
アイリンは以前、家庭教師のニコラス先生にされたことと
同じだったように感じています。
エルビンの「ランチに付き合う」というアイリンに
エルビンは一緒にいるのはまずい状況なのに
断れませんでした。
ピクニックボックスを持ってアイリンを誘導します。
完璧な場所があるんだ
お兄様がおとなしすぎて心配なの第48話
エルビンはアイリンを書類保管室に案内します
アイリンは「公式に認められた人」だから入れると言います。
そこで、アイリンはすれ違った魔法士から
嫌な感じがしたことを思い出し、
エルビンに質問します。
エルビンは、
”アイリンは聞かなかった事”として話してくれます。
魔塔が本格的に誰かを探し始めた
「もちろん僕は君の魔法士が
魔塔の魔法士たちの探している者かどうかは
分からないけど・・・」と
ランチボックスのランチを食べながら
エルビンはアイリンの役に立つと言います。
そりゃ 僕は君のことが
心から
好きだから
お兄様がおとなしすぎて心配なの第49話
エルビン(皇太子)はベンジャミンとアイリンは
特別でいつまでも一緒にいたいと思っている
だから
君が困っている時は
何とかしてあげたいと思うんだ
エルビンはアイリンの髪をすくって
「・・・心の底から」と言いました。
アイリンは深く考えることを止めて
ニコラス・アルケール(アイリンの家庭教師)に
魔塔の人たちが探していることを伝えることにしました。
そして、
気を付けようと思っていたのに
魔法師に捕まってしまいました。
お兄様がおとなしすぎて心配なの第50話
魔法師はアイリンからニコラス先生の魔法の気配を感じて
アイリンに興味を持ったようです
アイリンは魔法師が作った空間に捕まっています。
魔法師はアイリンとニコラス先生の契約を聞き、
どんな契約か?
魔術を使って内容を聞き出します。
住み込み
食事付き
短期高収入
業界最高待遇・・・
先払いOK・・・
アイリンをニコラス先生の魔法が守っていることに
そこまで大事にされていることに対して
君は何者だ!?
と聞かれ思わず日本の名前を言いそうになります。
そこにエルビンが護衛や魔法師と現れます。
エルビン・マニュエルの名に懸けて君を
この国から追放する
お兄様がおとなしすぎて心配なの第51話
魔法師がアイリンを閉じ込めようとしたことを
皇宮内の魔法師が気が付きました
エルビンはそれを受けて助けに来たのでした。
アイリンが心配で父や兄に報告すると言うエルビン(皇太子)に
大事になるのでアイリンの父には
伝えてもらいたくないアイリン
私の言うことなら
何でも
聞いてくれるって
と先の約束を持ち出します。
僕は君の言うことを
聞くしかないから
ーー・ーー・ーー・ーー・ーー
夜、アイリンの寝室に魔法師が忍び込みます
彼の名はドゥウェイン・ベル
アイリンが寝ている隙に
アイリンから情報を得ようとします。
それをニコラス先生が止めます。
お嬢様が起きちゃうだろ?
お嬢様がいなかったら
殺しているところだ
お兄様がおとなしすぎて心配なの第52話
ニコラス先生はこの世界では二人しかいない
望む魔法を使うものです
奴隷だったニコラス先生は
魔塔に連れてこられて搾取され続けてきました。
ドゥイン・ベルを強制的に帰したニコラスは
ため息を付きます。
・・・まだ別れたく
ないのにな
騒がしくて起きてしまったアイリンに
ニコラス先生は
「ここを出る」
と言いました。
ダメです
お兄様がおとなしすぎて心配なの第53話
アイリンはあんなところ(魔塔)に
ニコラス先生を戻すわけにはいかない
と
そんなの悪習だし
明らかにブラック企業です!
アイリン、ニコラス先生に抱き付きます。
・・・行かないですよね?
・・・うん
どこにも逃げない
魔道ではニコラス奪還が失敗したと報告を受けていました
怒り狂い、ドゥイン・ベルを消してしまった魔塔主
皇太子もテレンス家も関わってしまったので
ニコラスを数年放置して置くことにしました。
アイリンは父のオフィスでポツンと一人でいた所を
ロジャー・ブレイクが訪ねてきました
2人で楽しく新聞の皇太子の特集記事の話をしていた所に
お兄様!
それに殿下まで!
お兄様がおとなしすぎて心配なの第54話
ロジャーは
皇太子(エルビン)の顔を見て
慌てて去って行きました
アイリンの事をエルビンが
気に入っていることを知っているからです。
アイリンがロジャーと友達だと言うと
エルビンと兄のベンジャミンの顔が引きつりました。
そこで
マティア公(王弟)が上京する話がでました。
エルビンの叔父です。
アイリンの屋敷
マティア公はウェバー伯爵邸に滞在する事になりました。
お兄様がおとなしすぎて心配なの第55話
ブレイク公爵は
マティア公がウェバー伯爵邸に滞在
することが気に入りません
代われと言います
アイリンの母が不在だからと
言いがかりをつけます。
そこにアイリンがやって来ました。
喧嘩腰のブレイク公爵
アイリンの父が断っても
「関係ありません」と言っても
「公爵に認めてもらう必要がありません」
と言っても
引き下がりません。
脅して来ます。
結局は
「マティア公がアイリンをダンスに誘ったら勝ち」
負けたら
「ブレイク公の屋敷にアイリンが行儀見習いに行く」
事になりました。
ー・ーー・ーー・ーー・ー
大事な賓客を迎えるために
みんな大忙しです
ウェバー家の執事は
闘志を燃やしたのだった
お兄様がおとなしすぎて心配なの第56話
アイリンはウェバー家の執事に悩みを聞いてもらい
いい経験をたくさん積み
自分の心を動かす仕事を探すことになりました
それではまず
目の前の課題から
やってみましょうか?
アイリンは母の代わりに
マティア公を立派にもてなすことにしました。
マティア公がウェバー伯爵邸にやってきました
来たそうそうマティア公は
アイリンに部屋の文句を言いました。
私・・・知ってる
こういう人を・・・
クレーマーよ
お兄様がおとなしすぎて心配なの第57話
マティア公はアイリンにだけ
意地悪をしています
他の人には親切に接しています。
だから屋敷のみんなはマティア公が大好きです。
(心の声)
待ってください
みんな騙されていますよ!
アイリンの元に
ロジャーから手紙が届きました
母の礼儀作法の授業はとても厳しいと
マティア公と良い関係を作れないと
とても大変な目に遭いそうです。
マティア公がアイリンを探していると
侍女がやって来ました
マティア公の事をべた褒めする侍女は
「うちの可愛いお嬢様は
何でもできるって!」
と力説したと言います。
何だか・・・
嫌な予感がする
お兄様がおとなしすぎて心配なの第58話
マティア公がアイリンを呼びだして
便利に使っています
マティア公は買い物に行くと言います。
アイリンが一緒に行かないのなら
兄のベンジャミンの頼むというので
仕方がなくアイリンが同行します。
ブティックでマティア公は
1着服を注文します
アイリンは、
意趣返しで
ぬいぐるみの目にマティア公と同じ
高級カフス付けたものを
プレゼントして貰いました。
と~っても
高いはずよね?
仕返しよ!
お兄様がおとなしすぎて心配なの第59話
高いプレゼントを貰いホクホク顔のアイリン
馬車の中でマティア公が助言をします
一つ目の助言 ブレイク公爵を刺激しないこと
二つ目の助言 アイリンと踊るので大人しくすること
たまには ブレイク公爵の
思い通りにいかないことも
あったほうがいいからな・・・
もしかするとアイリンの事を気に入って
マティアに連れて帰るかもしれないと言います。
「帝国最高の仕事」のあるマティア
- 9時出勤で18時退勤
- 全社員に3年に1回海外研修のチャンス
もちろん全額タダ - 有給は自由に使えて連休と繋げることも可能
休暇の理由は聞かない - 備品も全部自分の好みに変えられる
ーー・ーー・ーー・ーー
昼寝の最中
マティア公は夢を見ました
自分の名前は呪いだと言う夢です
マティア公とアイリンは皇太子に会いに行きます。
お兄様がおとなしすぎて心配なの第60話
マティア公は皇太子との謁見中です
アイリンは歴代の肖像画を見ながら
マティア公の名前は
「姉殺しの名前の」ロットだと
いう事を考えていました。
マティア公はアイリンに聞きます。
エルビンは
君が好きなのか?
その後、アイリンにマティア公は3つ目の助言をしました。
3つ目の助言 皇族の人間は信じるな 誰ひとりも
アイリンはエルビンと散歩をして
父と兄の為の薔薇をもらいました。
お兄様がおとなしすぎて心配なの第61話
アイリンはエルビンからもらった薔薇を
兄と父に渡しました。
ーー・ーー・ーー
アイリンはマティア公に
仕事を押し付けられました
アイリンの有能な仕事ぶりを見ていて
マティア公は補佐官に欲しくなりました。
さて この有能な
お嬢さんをどうやって
手に入れようか?
それなのに皇室からの
マティア公に対する嫌がらせの手紙を見て
マティア公はアイリンに
八つ当たりをしてしまいました。
お兄様がおとなしすぎて心配なの第62話
マティア公と会わないまま
パーティ当日を迎えました
アイリンはマティア公に
謝罪を求めます。
傍にいたブレイク公爵が
アイリンの無礼に対して
勝手に謝罪をして
ウェバ家門を陥れようとしました。
マティア公は即座にアイリンを助け
跪いてアイリンに謝罪をしました。
そして一緒にダンスを踊ります。
賭けはアイリンの勝ちで
ブレイク公爵は舌打ちをしました。
その後、エルビンと会ったアイリン
エルビンから衝撃的話を聞かれました。
僕は…
しばらく首都を離れようと
思っているんだよ
お兄様がおとなしすぎて心配なの第63話
叔父の所でいろいろな
経験を積みたいんだ
エルビンはアイリンに
負けない男になりたかったからです。
ところで君は・・・
僕のことをどう思っている?
以前は倒すべき絶対悪だと思っていた時期も
ありましたが
・・・まだよく
分かりません
次に会う時は
僕たちが何なのか
知れるといいな
マティア公はアイリンが15歳になったら
アイリンを雇用したい
そうですが
帰って行きました。
エルビンから時々手紙が届き
アイリンは15歳になりました。
お兄様がおとなしすぎて心配なの第64話
ロジャーとアイリンは
一緒にパーティーに参加をします
ロジャーはエルビンに会った話をしました
もうすぐ帰ってくるそうです。
アイリンに付き合ってもらったパーティですが
ロジャーは狙っていた彼女に失恋をしたようです。
片思いが辛いロジャー
ロジャーとアイリンは親友同士ですが
アイリンに片思いをしている奴がたくさんいるなー
と考えていました。
ーー・ーー・ーー
補佐官兼務の有能なメイド
のベスが妊娠しました。
お兄様がおとなしすぎて心配なの第65話
ベスの妊娠を喜ぶアイリン
「あの…お嬢様
どうか…名前のことはご心配なさらず
お願いです」
アイリン名前のセンスゼロです★
ベスの後任はニコラス先生になりました
皇太子の補佐官になると言っていたニコラス
マティア公が下した
アイリンの高評価が新聞に載り
アイリンの
補佐官・専属執事・護衛の兼任を
希望したのでした。
ーー・ーー・ーー
ベンジャミンは 辺境の地に
「見学にアイリンも一緒に」と提案されました
アイリンはきれいになったと人気で
ロジャーとの仲が
噂になっていました。
ベンジャミンは牽制します。
くだらないデマだ
あの二人はそういう仲じゃない
お兄様がおとなしすぎて心配なの第66話
兄のベンジャミンは騎士団長の誘いを断り
伯爵家の仕事に専念すると言います
皇太子のエルビンと兄は
親友のような仲ですが
補佐官の打診はないようです。
アイリンは
ロジャーに好きな子が出来た話をします。
兄はアイリンが嫌でなければずーっと屋敷にいて
このままでも良いと言いました。
やっぱりお兄様が
一番ですね!
アイリンの元にエルビンから
長文の手紙が届きました
最後の雪だるまの願いには
ここでも雪だるまに
君とベンジャミンの
健康をお願いしたよ
えぇっ!?
ベンジャミンは今、風邪で寝込んでいます。
アイリンはエルビンに伝えなくてはなりません。
いじわるな雪の精が願いを
反対に叶えてしまうこと
だから他の願いを
するようにって
お兄様がおとなしすぎて心配なの第67話
アイリンとロジャーは城壁の見学をしています
アイリンはロジャーに
ロジャーの想い人に手袋を貸して一緒に
温かいお茶を飲むように勧めました。
ロジャーと入れ替わりに
ルインが城壁の案内をしてくれました。
突然魔物が現れました
城内にまだ全員が避難しきっていないのに
門が閉じられようとしています。
アイリンは転んだ子供と母親を助けるために
飛び出しますが
魔物が襲い掛かります。
アイリンはピンチを助けられました。
お兄様がおとなしすぎて心配なの第68話
もしかして殿下?
ニコラスの加勢もあり
アイリンは助かりましたが
助けてくれた男性は消えていました。
夜、アイリンが泣いていると
ニコラスが窘めます。
「少しは考えて行動してほしい」と
ウェバー家の人間だから
出来ないと答えるアイリン
いつもアイリンを心配しているという
ニコラスは言いました。
僕と契約しないかい?
お兄様がおとなしすぎて心配なの第69話
アイリンとニコラスは契約をしました
魔導士にとって大切な契約を
ニコラスはアイリンに捧げます。
僕たちはお互いにとって
必用不可欠だ
それより価値のあるものなんて
存在しないよ
ーー・ーー・ーー・ーー
アイリンは軽率な行動を取ったせいで
屋敷で謹慎していましたが
薬を買いに抜け出しました
路地裏に傷だらけの
エルビンがうずくまっていました。
久しぶりだ
アイリン
傷だらけのエルビンに
お小言をいうアイリン
ベンジャミンと似ていると言われ
テンションの上がるアイリン
美人だよ
君もね
お兄様がおとなしすぎて心配なの第70話
アイリンに治療をされているエルビン
アイリンを守ってあげたいと頭に浮かびます。
城壁で助けて下さったのは
殿下ですね?
傭兵として命令違反をした為
ケガを負ってしまったエルビン
アイリンは自分が原因だとへこみます。
まだヒロインと出会っていない様子のエルビン
薬をきちんと塗る「誓いの儀式をしたい」と
言ったとたん即断られ
へこむエルビン
許可が出て
思いっきり喜ぶエルビン
アイリンの目を見つめながら
手にキスをして誓いの儀式をしました。
お兄様がおとなしすぎて心配なの第71話
皇太子のエルビンがアイリンの家で
働くことになりました
ニコラス先生がグラスを83個も
割ったから
優秀な人材確保の為
執事が新しい使用人の面接を
しエルビンが採用されました。
エルビンは皇太子だということを
「内緒にしてくれ」と言いましたが
ニコラス先生が皇太子を怪しむし
応接室にはロジャーが
殿下が危ない!
お兄様がおとなしすぎて心配なの第72話
アイリンは皇太子オタクのロジャーに
エルビンを会わせないことに成功しました
ロジャーと話をするアイリン
アイリンの家とロジャーの家は
距離を置いていたが
今回はみんなでアイリンの家のパーティに
来ると言い出しました。
エルビンの正体がバレそうです。
エルビンの残り香まで察知するロジャー
恐ろしい子ね…
お兄様がおとなしすぎて心配なの第73話
皇太子の残り香を楽しんでいるロジャーを
外に連れ出す為に
アイリンは剣の稽古に誘いました
剣の稽古の後
ロジャーの恋の話で盛り上がります。
窓からアイリンとロジャーが
イチャイチャしているのを
眺めている皇太子のエルビン
ベンジャミンがやって来て
浮かない顔のエルビンに
何か…
あったのですか?
お兄様がおとなしすぎて心配なの第74話
エルビンはベンジャミンに
「もっと自分を大切にしてください」
と怒られました。
ベンジャミンのお小言に
感動するエルビン
エルビンはベンジャミンを補佐官に
勧誘しますが断るベンジャミン
アイリンに散々
仕事とプライベートの境界線が曖昧に
なるのはダメだと言われ続けて来たからです。
エルビンはブレイク公爵に監視をされていて
神殿にいることになっています。
エルビンは傭兵の真似をして
公爵から自分の権利を取り戻そうをしています。
2人はアイリンの話になりましたが
エルビンにとってアイリンは
もう妹みたいな存在では
ないないってことさ
お兄様がおとなしすぎて心配なの第75話
ロジャーは
父が
言いなりになる人物を皇太子の補佐官にするつもり
だと気づいていました。
ロジャーは
「父の間違い」を正せないでいます。
ーー・ーー・ーー・ーー
アイリンは
兄のベンジャミンと皇太子のエルビンが
馬が合うんだなぁ~と
じゃれ合うのを眺めています。
お兄様がおとなしすぎて心配なの第76話
ウェバー家で行われるパーティに
エルビンが出なくても良いように
ベンジャミンが画策しました
エルビンは罰で物置の整理を
しています。
アイリンの思い出を語るエルビン
アイリンの手紙の内容は
すべて覚えています。
エルビンの記憶力を褒めるアイリン
心の声は
「アイリン君の手紙だけだよ」
…なんて言えないしな
パーティが始まりました
趣向を凝らした楽しいパーティに
ブレイク公爵だけが不満で一杯です。
お兄様がおとなしすぎて心配なの第77話
パーティをみんなが楽しんでいる中
色々なハプニングがあり
アイリンが厨房に向かっていると
ニコラスが
部屋を歩き回っている人達がいると言います。
なんとか事なきは得ましたが
慌てて去って行くアイリンを
ニコラスは止めようとしました。
まだ他にも散歩をしている
お客さんがいるんだけど…
アイリンはパーティを成功させようと
それどころではありません。
お兄様がおとなしすぎて心配なの第78話
慌てていたアイリンは
エルビンとぶつかりました
エルビンの手伝いでパーティは
上手くいっていることを
アイリンに話しました。
エルビンはアイリンを部屋までエスコートをして
身だしなみを整えさせることにしました。
エルビンのエスコートに
ドキドキするアイリン
エルビンはアイリンと別れがたくて
飲み物を持ってくるまで
待っているように言いました。
自分の部屋に入ったアイリン
部屋の様子に不審な点を見つけ
ゾクッときました。
お兄様がおとなしすぎて心配なの第79話
アイリンの部屋に侵入者がいました
エルビンが来たタイミングで
賊に体当たりをして部屋から逃げました。
エルビンは一瞬
ブレイク家が極秘任務遂行時に使う剣
を見ました。
賊を撒いたエルビンとアイリン
一緒に部屋に隠れます。
賊は複数いて
アイリンのことを
「騒ぎになる前に始末する」
と物騒なことを話しています。
震えるアイリン
大丈夫僕がそばに
ついているよ
安心するアイリンの顔を見て
ドキドキと胸が高まる
エルビンでした。
お兄様がおとなしすぎて心配なの第80話
エルビンが勝手にアイリンにドキドキしている中
アイリンは先生を呼びました。
口に出すのもはばかられる
あの呪文…
「偉大なるイケメン…
ニコラス・アルケール」
アルケール先生が現れて
あっさりと賊を退治しました。
隠れていたアイリンを見つけたアルケール先生
エルビンがアイリンの肩を抱いていて
手をギューと握っていたのを見て
殺意が湧きました。
…コレ
殺していいかな?
お兄様がおとなしすぎて心配なの第81話
アルケール先生はアイリンの相手は
皇太子くらいでないと許さないと豪語しました。
あ…
ありがとうございます?
驚いたアルケール先生でした。
ーー・ーー・ーー・ーー
パーティーが終わり
侵入者の調査に新年会の準備と
疲れたベンジャミンとアルケール先生
は寝てしまいました。
アイリンは起き出し
エルビンはアイリンを部屋まで送りました。
エルビンはアイリンの噂が
本当だと身に沁みました。
「妖精だ」とか「わたあめみたい」と
男どもが騒いでいたことが
お兄様がおとなしすぎて心配なの第82話
アイリンは商店街の雪だるまに
願わないことにしました
私には雪の精より頼りになる
「偉大なるイケメン
ニコラス・アルケール」が
いますから!
ニコラス先生と仲良く
過ごしていたら兄に咎められました。
ーー・ーー・ーー・ーー
今年の新年会では皇太子殿下の補佐官を
紹介します
ブレイク公爵は皇太子を蔑ろにし
皇宮を自分の手の者により
掌握しようとしています。
補佐官をブレイク公爵の
都合の良い人物に任命することを
企てていました。
その為に
皇室から送った手紙はすべて回収し
ウェバー家も調べました。
ですが、皇宮の正門の前には
皇太子の許可証を持った若い貴族男性達が
集まっていました。
ブレイク公爵は
許可証を破り追い返そうとしましたが、
皇太子のエルビンが登場しました。
お兄様がおとなしすぎて心配なの第83話
エルビンは
ブレイク侯爵の選んだ補佐官達が訳アリ
だと知っています。
皇太子であるエルビンが
自ら選んだ補佐官を任命する為
見込みのある下級貴族達を呼び寄せました。
どちらの補佐官たちが選ばれるか
エルビンとブレイク公爵との一騎打ちです。
お互いに火花を飛び散らせながら
新年会でついに
補佐官が決まります。
お兄様がおとなしすぎて心配なの第84話
エルビンが選んだ者たちが
補佐官に決まりました
ーー・ーー・ーー・ーー
思うようにいかず面白くないブレイク公爵は
ウェバー家に潜入していた者たちが
魔法師の術に掛かった報告を受けました。
ブレイク公爵はこの件を逆手に取る為に
魔塔に連絡を取るよう命令しました。
ーー・ーー・ーー・ーー
アイリンの元に向かったエルビンは
アイリンの手紙に書いてあった思い出の
新年の鐘を一緒に聞きます。
お姫様だっこをした後
特等席にアイリンを座らせて
お兄様がおとなしすぎて心配なの第85話
エルビンとアイリンが
良い雰囲気で鐘を聞いていました。
エルビンはアイリンに新年の
祝福のキスまでしてしまいました。
鐘が鳴りやみ
部屋に帰ろうとした時
アイリンが消えてしまいました。
ーー・--・--・--
アイリンを連れ去る魔塔の魔力を
感じたエルビン
皇帝である父に
魔塔へ行く許可を得ようとすると
魔塔との全面戦争になるから
「アイリンのことは諦めろ」と
アイリンを利用して
魔塔より優位に立つと
エルビンの肩を叩きました。
お兄様がおとなしすぎて心配なの第86話
アイリンは魔塔の牢屋に監禁されています
牢屋では瘦せ衰えた子供たちが
沢山震えながら過ごしています。
魔塔の真実を知ってしまったアイリン
魔塔主は
ニコラス先生のことを
「君が盗んだ犬も
ここで必死に努力していた」
と歪んだ笑みを浮かべながら話します。
「『どうか僕を助けてください』って
哀願しながらな」
魔塔の伝統を
人間として最低と言い切ったアイリンに
魔塔主はアイリンの顔を掴みます。
アイリン ピンチです。
お兄様がおとなしすぎて心配なの第87話
アイリンを気絶させた魔塔主は
牢屋を出て行きました
部屋に戻されたアイリンは
外から変な気配を感じました。
窓から入って来たのはエルビンでした。
アイリンを助ける為
魔法を使わずに
塔を登って来たのでした。
下にはベンジャミンが待っていると言います。
魔塔主によって髪と瞳を
黒に染められてしまったアイリンを
きれいだといいます。
エルビンの気持ちが
分かってしまったアイリンは
テラスでキスをした理由を
尋ねました。
お兄様がおとなしすぎて心配なの第88話
エルビンはカッコよく告白するために
今まで言えずにいたと
毎日君のことを
考えていると
君が好きだと気づいてから
ずっと…
アイリンも自分も同じ気持ちだと
想いを返しました。
アイリンは「捕らえられている子供たちと
一緒に帰りたい」とエルビンに伝え
エルビンはアイリンの頭に
キスを落とし
一人で帰って行きました。
ーー・--・--・--
魔塔主はニコラス先生を脅しました
アイリンを助ける為に
アイリンの為に
アイリンの契約を解除し
ニコラス先生は
魔塔主に服従を誓いました。
お兄様がおとなしすぎて心配なの第89話
ニコラス先生が魔塔主に
服従を誓った途端
魔塔主はアイリンを塔の高い所から
落としました
ニコラス先生を
怒りで狂わせようとした魔塔主は
ニコラス先生により
剣で体を貫かれました。
魔法では倒すことが出来ないから
魔法ではなく物理的に。
魔塔主はニコラス先生に恨みの言葉を
投げかけてから倒れました。
「私の命と引き換えに
お前を呪ってやる」
悲しく目を伏せるニコラス先生でした。
アイリンはエルビンに助けられました。
ニコラス先生が魔塔主の視線を引いている間に
エルビンとベンジャミンが
アイリンを救出する計画でした。
無事救出され
ニコラス先生に手を振るアイリンでした。
お兄様がおとなしすぎて心配なの第90話
二年が経ちました
ニコラス先生は
子供たちを救うために魔塔主になりました。
ニコラス先生もまた
親に魔塔に売られ
トラウマを背負っていました。
子供たちを抱きしめながら
自分の過去にも向き合います。
アイリンとニコラス先生が屋敷の外に出ると
記者たちに囲まれます。
アイリンは皇太子と婚約
魔塔と皇室の和解に大きく貢献しました。
ロジャーはアイリン拉致事件の後
ブレイク家を告発し
父親を罷免
公爵になり
皇太子の補佐官になりました。
ロジャーは結婚もしました。
ベンジャミンはアイリンの補佐官になりました。
アイリン、ニコラス先生、ベンジャミンは
馬車に乗ります。
お兄様がおとなしすぎて心配なの第91話
エルビンとアイリンは
婚約期間を一緒に楽しんでいます
アイリンは相変わらず兄のベンジャミンが
「おとなしくて優しすぎるので心配」
しています。
2人っきりで親密に過ごしていたら
ベンジャミンが予想通りに
邪魔しに来ました。
みんなでランチに行く途中
ニコラス先生も加わります。
ウェバー嬢がいるところなら
いつでも参上するさ
みんなで一緒にランチに行き
週末の予定を立てます。
アイリンの周りは笑顔で
包まれていました。
おしまい
The End