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本当のことは言ってもいいとは限らないものだと思います。

こんにちは、しろです。以前、主人に思ったことをそのまま告げたら、ものすごく怒られました。ほとんど激怒です(;’∀’)家族の気安さから気を遣うことをしていなかったんですよね。畠中恵さんの『まことの華姫』を読んでその時のことを思い出しました”(-“”-)”

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本当のこと言っていいのかは、相手と自分のハイヤーセルフに聞く

 

なんでも思ったことをすぐ口に出してしまうのは、ちょっと怖いことなんです。

余計な一言を言って、

心底後悔したことはないですか?

 

わたしって一言余分なんだよねー

って。

 

スピリチュアルコーチングをしている時には、

相手と自分のハイヤーセルフ何をどう伝えればよいのかを確認します。

 

その人にとって、

一番良い結果につながることをお伝えした方が良いですよね。

 

結構、人って本当のことって、言われたくないんです。

言っても受け入れられないのなら、

大きなお世話ということなんだと思います。

 

私は畠中恵さんの本が大好きなのですが、

まことの華姫』って、人によってはとても怖い存在なのでしょう。。。。。

 

 

まことってなんだろう~言ってもいいの?

 

江戸両国の見世物小屋では、人気の華姫・お華に人々は集まってきます。
みんなが、簪などをプレゼントをするものだから、いつもお華は、華やかで美しいです。
そんな、お華は、

彼女は実は人形だったのです

奥様は魔女風に言ってみました^^

可愛くて、色気もある華やかな人形を、さえない芸人・月草が操ります。

いつもの月草とは別人格の、テンポの良い毒舌で聴衆を魅了します。彼女に会たさに、いつも見世物小屋にくる ”華追い” なんていう人たちだっているんです。

そんな彼女の元には真実を聞きたがる人達も、寄ってきてしまいます。
彼女は真実を語るというのです。

不思議な力を持っていると言われているのです・・・本人たち(人形と人形師)は否定をしていますが。

そのお華が話すことって、いったい誰が語っているのでしょうか。

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真実を引き受けるには勇気がいる

 

もうまったくの、その通りでございます。と、ひれ伏しそうになった文章がありました。

「このお華は、真実を知るのが恐いと思ったことがあるわ。だって一度知ってしまったら、知らなかった時には戻れないもの」

それが大事であればあるほど、忘れる事など出来はしない。真実は頭の中で繰り返し、いつまでも響くのだ。『まことの華姫』畠中恵 著 p.60より

 

 

真実を引き受けるには、覚悟がいるのだ。それができないと……かつて、真の井戸を埋めてしまった者のように、言葉におしつされ、とんでもない箏をしでかしてしまう。人の命までも、手に掛けてしまう。『まことの華姫』畠中恵 著 p.60より

 

 

お華が、

「そのこと忘れないでね」

と念を押しています。

はい。

忘れないようにします。

 

本当のことは言っても良いとは限らないのまとめ

 

人って本当のことをずばり指摘されると怒ります。激怒します。主人からも、

「何様だ」

と言われたことが心に突き刺さります。

その人の幸せだけを考えられるように。

自己満足なだけの、

大きなお世話

にならないように肝に銘じていこうと思っています。お華の活躍が今後も楽しみです。

 

 

しろ: 50代、元信用金庫職員として地域経済を支え、その後図書館職員として本と人をつなぐ仕事に携わる。派遣社員として多様な業務を経験した後、文章の魅力に惹かれライターとして独立。結婚後は通信制大学の人間総合科学研究科で心理学を学び、人の行動や思考の背景を深く理解する知見を得る。2人の子供はすでに独立し、現在は夫と二人暮らし。仕事の傍ら、剣道六段を取得、地域の剣道クラブで子供たちに指導を行う日々。読書と実践を通じて得た知識をアウトプットし、同じように学びを活かして収入を得たい人に向けて情報発信を続けている。心理学の視点を交えた文章は、実用性と温かみを兼ね備え、読者の行動を後押ししている。 本は年間200冊以上は読んでいます。